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魔法使いの嫁 最新 92話 ネタバレ&感想 リズベズとの決別

2022年12月5日発売の

コミックガーデン 2023年1月号で

連載されている魔法使いの嫁 92話

ネタバレ&感想になります。

 

第92篇 Keep the pot boiling.Ⅰ

内容ネタバレ

 

モリガンの一撃を受け

怪物は取り込んでいた

リズベズを排出。

 

リズベズの体は

取り込まれたせいか

所々溶けているように見受けられ

全く動きを見せなかった。

 

その傍らには一緒に取り込まれた

目的である魔術書が落ちており

それに気づいたチセは

すぐさまルツに回収を指示。

 

そして受け取った魔術書を

フィロメラへと渡すのだった。

少し時間は遡り

魔術書を奪い返す話し合いの中

ルーシーはフィロメラに尋ねる。

 

あれから魔術書を奪い返したら

この世界から追い出せるとして

あんた以外に必要なものはあるのか?と。

 

フィロメラは制御するのに

魔力が必要だと語る。

 

喚び出すのにあれだけ集めたから

還すのにも必要なはずと。

 

しかしエリアスによると

還すのにはそこまで

必要ではないらしく

それを聞いたチセは

それなら今回は私を「使え」ば

なんとかなると言い出す。

 

いつものの自己犠牲かと

エリアスに怒られながらも

チセは否定する。

 

こうしなきゃ

いけないからじゃなくて

今回はこうするのが

一番いいと思うからだと。

 

その言葉にエリアスは

倒れる前に止めるからと

仕方なく了承し

ルーシー達はだったら

自分達の魔力も使ってほしいと

申し出るのだった。

 

そして魔術書を受け取った

フィロメラは失敗できないという

プレッシャーに苛まれながらも

ルーシーらの励ましを受け

魔術書を開く。

 

その様子を見てエリアスは

自分が隠れて読んだ時とは

全然違うことに気づく。

 

そして同時に思う。

人間が扱うものとして

設定されているのか。

 

——仮にあの時実行していても

成功しなかったかもしれないなと。

 

フィロメラが

”——時の残骸を踏み越えし者”と

一節を唱えた瞬間

彼女の意識は魔術書の中にあった。

 

真っ暗闇の世界にて

フィロメラは現れた

リズベズから告げられる。

 

おまえの父親と母親は

取り返しのつかないことをした。

 

だからあなた置いて死んだ。

——おまえはそうならないよう

努力しなさいと。

 

それは子供の頃リズベズから

言われた言葉であり

次々に昔の出来事が

浮かび上がる。

 

リズベズに出来が悪いと

散々貶された事や

他の子供達から虐められた時の事。

 

当時の事を思い出したのか

表情を失うフィロメラに

リズベズは告げる。

 

おまえは何もできない愚図な娘。

何もかも置いていかれた哀れな娘。

 

おまえが産まれなければ

アダムもリリスも

逃げきれたかもしれないわね。

 

出来がよければ

陰口だって言われずとも

私に叩かれずとも済んだ。

 

しかしリズベズは

だけどそれでいいと告げる。

 

あなたが木偶に生まれてきて

私は嬉しいのよ。

 

出来損ないでもあなたは最後に

私の役に立ってくれるのだから。

 

さあ、疲れたでしょう。

もうすべて終わる。

 

——もう眠りなさいと

触手がフィロメラの体を

覆いつくそうとした瞬間

フィロメラは振り払い告げる。

 

——私にこうなって欲しかったのは

あなたです お祖母様と。

あなたの言うことを聞くように

・・・私が私のことを

考えられないように「呪った」。

 

だけど教えてもらいました。

聞かなくても怒っても

叫んでもいい。

 

自分で決めて望んで

——いいって。

だからそうしたい。

 

そしてフィロメラは

どこか悲し気な表情で

リズベズに語り掛ける。

 

おばあさま 私には

・・・あなたがわからない。

 

アルキュオネの「記録」をもらって

いつかを覗くことができても

あなたがなぜこうまでして

お父さんを取り戻したいのか。

 

あなたなら・・・

子供のひとりいなくなっても

気にしないんじゃないかって・・・。

 

そんなフィロメラの言葉に

リズベズは激昂する。

 

——おまえに

私を理解する権利などあるものか。

私の唯一を奪った女の子供にと。

 

フィロメラは——奪われる

それなら私も少しだけ

わかる気がすると語る。

 

こんな私に手を伸ばしてくれた

人たちを・・・を失うのは

とても嫌だって今なら思えると。

 

そう話した瞬間フィロメラの手には

強い光と共にチセからもらった

スリサズのルーンが浮かび上がっていた。

 

そして告げる。

ルーンの1文字に含まれるのは

ひとつの意味だけじゃありません。

 

門・精霊・巨人・茨

そして雷神の槌。

 

おばあさま——私は

やりたいことが

きっとたくさんある。

 

・・・だからあなたがかけた

「呪い」をときますと

リズベズに指を向けた瞬間

雷がリズベズを両断し・・・!?

意識を取り戻したフィロメラは

皆に自分をつかまえていてと頼み

詠唱を続ける。

 

”——塵を踏み歩むもの”

”時の残骸を従えし王よ”

”今ここに空隙に至る門を”

”震えて閉ざす”

”枯れ果つる指を現より別ち”

”宙を映す星の眼を我らより逸らし”

”届かぬ果てより迎えの腕を乞い”

 

チセ達が急激に魔力を

持っていかれる一方で

エリアスは気づく。

 

——なにかいる別のものが

現れようとしている事を。

 

モリガンがにおいにつられ

異境の「母」まで手を貸すか

——私の巫は

引く手あまたよなと笑う中

フィロメラの詠唱は終わりを迎える。

 

”遊もう”

”捧げ”

”彼方への帰還の歌を”

 

詠唱が終わったその時

空間が割れ

異形のナニカが姿を現す。

 

あれこそがモリガンの言う

異境の「母」なのか

現れたナニカは笑みを浮かべ

怪物をその腕に抱いていた。

 

チセはその光景をただじっと

見つめることしかできずにいたが

エリアスはそんな彼女の視線を

覆い隠すように動き告げる。

 

——見ないで。

これ以上「縁」ができて

いいことはないと。

 

そして怪物は異形のナニカと共に

引き込まれるかのように

閉じる空間へと還るのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックス、

MAGCOMIでどうぞ!

感想

 

とりあえず今回から

タイトルが変わったので

その意味から。

 

”keep the pot boiling”は

ことわざなのか慣用句なのか

なんとも言えない感じですが

直訳すると”料理の鍋を煮続ける”。

 

意味としては様々あるようで

生計を立てていく暮らしていく

物事がうまく運んでいる状態にしておく

等色々あるみたいです。

 

イマイチよくわかりませんが

前後の言葉によっても

解釈が変わってくるらしいので

これだ!と断言するのは

ちょっと難しいのかも。

 

ここから感想に移りますが

よくわからないままに

あの怪物は魔術書によって

現れた異境の「母」により

姿を消してしまいましたね。

 

とりあえずこれで解決というか

一段落ということなのかも。

 

リズベズの生死は不明ですが

あの偽神が還った以上

生きていてもそう

脅威はないと思いますしね。

 

それよりなにより

フィロメラがリズベズと

決別出来たのが良かった!

 

フィロメラは「呪い」と

言っていましたが

まさにその通りだと思います。

 

それが呪術の意味での

「呪い」かどうかはともかく

リズベズによって

そう仕向けられていたのは

間違いないかと。

 

なんにせよ自分の意志で

リズベズに反抗できたことは

彼女にとって大きいでしょうね。

 

その結果今の卑屈な彼女ではなく

リアンの知る昔の明るい彼女に

徐々に戻っていけばいいなと

願うばかりです。

 

それはそれとして

フィロメラの手が元通りになるのか

気になるところ。

 

魔術書のせいで結果として

ああなったわけですが

実際に使用したのは

間違いないわけですしね。

 

禁忌の代償として失われても

おかしくないのかもしれませんが

出来ることなら治ってほしいものです。

 

ともあれ今回の欄外にて

次号、学院篇終幕とありましたので

このシリーズが次回で

終わりを迎えるのは間違いないかと。

 

不穏な動きを見せるザッケローニが

一体何を企んでいるのか。

 

そんな彼と対峙する

獣人らしき子供は何者なのか等

色々謎も残っているので

そのあたりちゃんと

明らかになればいいなと。

 

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