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宇宙兄弟 最新 398話 ネタバレ&感想 前代未聞のEVA!?

2023年3月16日発売の

モーニング 16号に

掲載されている宇宙兄弟 398話

ネタバレ&感想になります。

 

第398話 俺が行く

内容ネタバレ

 

~NASA~

話し合いを終えハガードの指示で

それぞれ持ち場へと戻るスタッフたち。

 

だがロシア側のミスで起こったこの状況に

不満を持っている者は多く

その上無謀ともいえる策しか

出せなかった事に憤っていた。

 

バトラーは”シミュレーション”のほうは

私が人員を集めると言いつつも

EVAをやることになるとは・・・と

不安そうな表情を覗かせていた。

 

そんな彼にハガードは

危険だが・・・他に方法がない以上

切り替えて進めるしかないと語る。

 

こちらが早く決断してやらないと

酸素は今も減り続けているんだと。

~JAXA~

今回の事態を受けスタッフの一人は

大変なことになったとして

NASAとロスコスが

主体の帰還になると思っていたのにと零す。

 

しかし星加はいや・・・我々としては

「かねてから準備していた所に戻った」

と考えるべきだと語る。

 

茄子田もそれに同意し

まずはロシアの常駐チームを

呼び出すようにと指示し皆に告げる。

 

ここからは我々JAXAの

本領が試されるよと。

 

六太達はユルからの説明が行われると聞き

一度メドヴェージへと戻り

改めて話を聞くことに。

 

ユルはまずさっきの火災が原因で

帰還船の酸素がタンク1本分

漏れ出てしまったと語る。

 

そのせいで6人が帰還するまでの

酸素が足りなくなったんだと。

 

対策案として最初は他の宇宙船から

酸素をもらう方法を検討した。

 

酸素があるのは今 月軌道上を飛行している

NASA”CES-65オリオン”と

予備機として送られた旧型の”ソユーズ”だ。

 

オリオンは距離が遠すぎる上に

ドッキングボードの動作不良が未解決で

成功の可能性はかなり低い。

 

旧型ソユーズのほうはメドヴェージと

インターフェースが合わないから

そもそもドッキングができないと。

 

そんな前提の中、行われた話し合いの結果

決まったのはクルーを分けるというものだった。

 

今のオリュールの酸素量では

6人では足りず5人でぎりぎり

4人なら余裕が持てる。

 

であれば6人のうち2人が

船外に出てソユーズに乗り移り

そしてソユーズとオリュール

それぞれで帰還する。

 

そうすれば6人全員が帰還できると

聞かされた六太達は

あまりの事に言葉がなく・・・。

そうした中、マクシムと吾妻が

自分が行くと申し出る。

 

しかし吾妻は怪我により最初に除外され

マクシムはキャプテン・パイロットとして

帰還船に残ってもらう必要があるとして

どちらの申し出も却下されてしまう。

 

ユルから旧型のソユーズは日本へ引き渡した船であり

JAXAの管制で帰還することになると聞き

六太は俺が行くしかないなと名乗り出る。

 

もともとあのソユーズは

俺とフィリップが帰還する用の船だったし

VRでの操作訓練もやるだけやった

なんとかなると思うと。

 

フィリップもその言葉に同意するが

日々人から行くのは俺とムッちゃんだと

待ったがかかる。

 

フランツは医療担当として

吾妻さんといた方がいいし

フィリップはもうEVAができないと。

 

その言葉で六太達も

フィリップのインナーの冷却水が

漏れてしまっていたことを思い出す。

 

ロスコス側でも六太と日々人

フランツの3人までは絞っていたが

決めきれなかったらしく

六太は改めて自分と日々人が行く事を告げる。

 

他の皆からは反対意見は出なかったものの

二人に任せてしまうことについて

様々な思いが表情に表れていた。

 

そうした中、六太は突然

わかったぞ、日々人

”俺と日々人”・・・2人の「2」だと言い出す。

 

日々人は意味がわからず聞き返すが

六太は俺の今月の”ラッキーナンバー”と

笑みを浮かべピースサインしているのを見て

ぷっと呆れたように笑うのだった。

 

六太と日々人に決まったとの報は

すぐさまバトラーの元へも届いていた。

 

候補を見て粗方予想していたバトラーは

兄弟だからこそやってくれるはずだと

シミュレーションが行われる場所へと向かいながら

現在の状況について報告を受ける。

 

ソユーズのモックアップは沈めてあるが

オリュールとメドヴェージのモックアップは

用意がないことから

代わりにオリオンとアルタイルを

ロシア機に見立てていると。

 

バトラーもこの際仕方ないと認め

今回のシミュレーションの為に

集まってくれた者達に声をかける。

 

そこで待っていたのは

ジョーカーズのキャプテンであるエディと

日々人に大きな恩があるダミアンだった。

 

他にもアンディとカルロの姿もあり

六太達を助けるため

前代未聞となるEVAを成功させるため

シミュレーションへと臨むのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

私を含めコメントしてくれた方が

予想していた通り

ソユーズを使う事になりそうですね。

 

それもクルーを4:2に分けて

南波兄弟がソユーズに向かうとか

めっちゃアツイ展開が!

 

それにしても改めて思いましたが

ここに来て全ての伏線を回収していくとは

流石に驚きました。

 

特にフィリップのインナーから漏れ出た

冷却水問題がここに来て問題になるとは。

 

その事についてコメントしてくれた方もいて

私もそんなことあったなと読み返しましたが

本当によく考えられているなと改めて思います。

 

ただこれだけ周到に伏線を回収していく以上

無事に地球に帰還できた段階で

いつ終わってもおかしくない気がします。

 

そう思うと少し寂しいやら

残念な思いもありますが

今回ジョーカーズ面々が登場したり

日々人が助けたダミアンが登場したことで

これ以上ない盛り上がりを見せるのは

まず間違いないかと。

 

JAXAやNASA、ロスコスが

協力し合っているのもそうですが

トラブルに際し一致団結するというのは

やっぱりアツイものがありますしね。

 

それはそれとしてあらすじには書きませんでしたが

六太達が行くと決まった際に

マクシムの何とも言えない表情が

かなり印象的でした。

 

キャプテンだから仕方ないという点も

理解出来るからこそなんでしょうけど

出来ることなら自分が行きたかったろうなと。

 

それは怪我で除外された吾妻も

それにつき合う医療担当のフランツも

同様でしょうね。

 

そしてここに来てインナーの問題で

最後まで六太と一緒に行けなかったフィリップ。

 

彼の頭を抱える仕草は

正直言葉もなかったです。

 

ともあれ読者的にはここに来て南波兄弟が

揃ってEVAを行うというのは

かなり盛り上がるのは間違いないかと。

 

正真正銘二人きりで旧型のソユーズに乗って

JAXAの管制で地球に帰るという激熱な展開。

 

ここに来て成功は疑っていませんが

不安材料がないわけではないので

これからどうなるのか楽しみです。

 

そんな気になる続きについては

3/30発売の18号に掲載予定とのこと。

 

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