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葬送のフリーレン 最新 第135話 ネタバレ&感想 超遠距離狙撃と女神の魔法

2024年10月9日発売の

週刊少年サンデー 46号に掲載されている

葬送のフリーレン 第135話

ネタバレ&感想になります。

 

第135話 前哨戦

内容ネタバレ

 

再び教会を訪れたヴァルロスは

傷ついた猫を抱いていた。

 

忘れ物でもしたか?と出迎えた

クレマティスは一目見て告げる。

・・・無理だな。もう助からん。

 

せめて祈りを捧げよう。

救いもあろうと。

 

神父らしい物言いのクレマティスに対し

ヴァルロスは死んだらどうせ無に還る。

救いなどいらんと教会を後にし

傷ついた猫を抱きベンチに座る。

 

そんなヴァルロスに対し

それ、あんたの猫か?と声をかけたのは

戦士ゴリラを探すべく

フリーレンと別れたザインだった。

そうだ。もう歳だというのに

馬車の往来する通りを渡ろうとした。

馬鹿な奴だ。

 

そう答え猫に目を向けるヴァルロスだが

ザインは見せてみろと魔法を使うと

見る見る間に傷は塞がり

猫はヴァルロスの腕から飛び降りていた。

 

元気になった猫を見て

・・・信じられんと零しながらも

ヴァルロスはザインに礼を言い

持っていた酒を渡そうとするが

ザインはそれを断り持っていたペンダントを開く。

 

ペンダントのロケットには

幼かった頃のザインとゴリラが

写真のように鮮明に入っており

ザインは尋ねる。

 

それよりも人を探しているんだ。

知らないか?と。

 

しかしヴァルロスには名前もその姿も

見覚えがないようで

聞き覚えがないと返しつつ

情報収集と言えば酒場だろうと

行きつけの酒場へ案内することに。

 

一方その頃、フリーレンは

何者かに追跡魔法を

逆探知されたことに気付いていた。

 

急いで逃げるようにと口にしようとした

フリーレンだがそれよりも先に

シュタルクは遠くに見える塔が

僅かに光ったことに気づいたようで

狙われたフリーレンを庇い矢を受けていた。

 

シュタルクが問題ないと矢を抜く一方で

塔の上から矢を射ったヴォルフは

素直にシュタルクを称賛する。

 

よく反応できたな。

相当距離あると思うんだけど。

 

いい戦士だ。

それだけに惜しいと。

射線から逃れるため壁を盾に

座り込んだフリーレンは改めて口を開く。

 

この射角で撃ってきたってことは・・・

信じられないけどあの尖塔から当てたのか。

とんでもない腕前だと。

 

フェルンは撃ち返しますと話すが

フリーレンはあそこまではさすがに

魔力探知が届かないと語る。

 

魔法っていうのは補正なしの目視で

撃つようにできていない。

 

フェルンの腕なら不可能

とまでは言わないけど

ここは街中だよ。

 

許可できない。

それにたぶんもう移動している。

 

逆探知から攻撃に移るまでが早かった。

相手は予め狙撃ポイントを決めて

不測の事態に備えていた可能性が高いと。

 

その上でフリーレンが

相手の探知範囲外に逃げた方がいいとして

二人を伴い走り出した頃

ザインはヴァルロスと共に酒場の前にいた。

 

しかし店の前には酒瓶を抱えた

シュリットが座り込んでおり

ヴァルロスがどかそうと声をかけるも

今日はもう店仕舞いだと頑なに拒否。

 

それを見てヴァルロスは

何か問題が起きているのに気づいたのか

ザインに面倒な酔っ払いがいるから

他を当たろうと声をかける。

 

少し裏道を通ることになるが

隠れた穴場が・・・と口にした瞬間

ザインは何かを目にしたのか

路地裏へと目を向けていた。

 

ヴァルロスはどうした?と声をかけるも

ザインは急用を思い出しちまったと謝り

ヴァルロスと別れてそちらへと向かって歩き出し・・・

一方、尖塔を後にしたヴォルフは

魔法で通信中のロレに声をかける。

 

ロレ、射線が通らない。

有効なポイントを教えてくれと。

 

ロレはフリーレンが

あえて路地裏に逃げたことに触れ

逃走経路が的確だと告げる。

 

こちらの狙撃ポイントも

割り出されたと考えていいでしょうと。

 

路地裏を逃走中のフリーレンは

フェルンから魔法の逆探知なんて

そんな簡単にできるものなのかと言われ

人類の魔法では難しいと語る。

本来、逆探知は未知の領分だと。

 

それを聞いたフェルンは魔族の——と口にするが

フリーレンはそれを否定する。

 

いいや、違う。

私はこの魔法を知っている。

 

私達は今、女神様の魔法を

扱う相手と戦っていると。

 

そうフリーレンが相手の正体を

特定しようとしていた頃

ロレはヴォルフに語り掛ける。

 

どちらにせよ、大きな通りを抜けなければ

彼女達に逃げ道はありません。

貴方なら人ごみの中でも当てられるはずだと。

 

ヴォルフは戦士の妨害がなければと言い

ロレはでも戦士は始末した。

そうでしょう?と返したところ

ヴォルフもそれに同意していた。

 

その言葉が正しかったのか

フリーレン達と共に路地裏を走っていた

シュタルクは突然その場に倒れ込んでいた。

 

フリーレンとフェルンは

急ぎシュタルクを抱き起すが

状態を確認したフリーレンは口を開く。

・・・毒だと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

いきなりザインが登場したことに驚きましたが

このタイミングでの再登場は

なかなか分かっているなと。

 

まあ、その後にシュタルクが毒矢で

倒れたのを見てなるほど!って感じでしたが

まだ戦士ゴリラと再会はしていないみたいですね。

 

まあ、十年もの間消息がわからなかったので

そう簡単には見つからないとは思ってましたが

まさか帝都でさらにパーティのピンチに

再会することになるとは・・・。

 

なんにしてもザインが出てきた以上

シュタルクの毒もおそらく大丈夫だと思いますので

影の戦士たちとすれば

かなり厄介な加勢になるのは間違いないかと。

 

それはそれとして超長距離での狙撃

しかも弓矢によるものとは

その技量の高さが窺えますね。

 

あれはシュタルクだからこそ

気づけた一撃でしょうし

彼がいなければフリーレンは

討たれていた可能性も。

 

正直狙撃とはいえ酒場ではなく

街中で戦闘が始まるとは思ってませんでしたが

この状況を鑑みるに

影の戦士達が有利なのかも。

 

元々地の利も影の戦士側にあり

厳しいのは理解していたつもりでしたが

考えていた以上に手練れだったこともあって

現時点では勝ち目は薄いでしょうね。

 

さらにシスターという立場からか

ロレが女神の魔法を使えるとか

厳しい所ではないかと。

 

シスターであるロレが女神の魔法を使えた以上

神父であるクレマティスもまた

恐らく女神の魔法を使えると考えていいでしょうし

どんどん不利な材料が集まっている気がします。

 

まあ、でも仮にザインが参戦してくれるのならば

彼らに関してはどうにかなりそうですので

全ては彼次第ということになるのかも。

 

ともあれ相手に先手を打たれたとはいえ

タイトルにもあったように

まだまだ前哨戦ですので

これからどうなるのか楽しみです。

 

気になる次回については

10/23発売の48号に掲載とのこと。

 

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