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しっぽと逆鱗 新連載 第1話 ネタバレ&感想 普通じゃない二人の、普通の日々。

2026年4月8日発売の

週刊少年サンデー 19号に掲載された

しっぽと逆鱗 第1話

ネタバレ&感想になります。

 

diary1 つきこと先生

内容ネタバレ

 

”強いオオカミは泣かない。”

”だけど、あの頃の私はよく泣いた。”

 

”親父が死んだあの日も、面倒そうに”

”でも、ずっとつないでくれていた”

”先生の手を、離した日も。”

 

”これは、私が幼いオオカミだったころの話。”

”優しい龍の背中で過ごした”

”もう戻れないたくさんの昨日。”

 

暗い部屋の中、男は一人

モニターの前に座り仕事に勤しんでいた。

 

そしてヘッドホンを外しながら

あくびをしたその時、ギィ・・・と

僅かに部屋のドアが開き、声がかけられる。

 

せんせい またてつや?

すっごくねむい?まぶたがくっついちゃう?

 

でも、ざんねんなおしらせ・・・

さんぽのじかんだ!

 

そういって勢いよく部屋のドアを開けた

子供をよそに先生と呼ばれた男は

近くにあった時計へ目を向ける。

 

そこには「4:27AM」と表示されており

思わず顔をしかめる。

くっ・・・まだギリ夜だろ・・・と。

そう毒づきつつも先生は

子供・月子の言うままに

まだ暗い町へと向かう。

 

楽し気に前を歩く月子の後を着いていき

誰もいない公園に到着するが

月子はもう限界だと言わんばかりに訴えかける。

 

せ、せんせい・・・つきこ

もう・・・げんかい・・・と。

 

それを聞いた先生があくびをしながら

よし。と口にした瞬間

月子は嬉しそうに駆け出していた。

 

その瞬間、隠していたしっぽと

フードの下から獣のような耳が露に。

 

そして次の瞬間、月子の身体は

みるみる間に人としての姿から

獣の姿へと変わっていた。

 

まるで子犬のようにはしゃぎ回る

月子は嬉しそうに先生へと飛び掛かるが

先生は咄嗟に身を躱してしまう。

 

受け止めてくれるとばかり思っていた月子は

そのまま地面に顔をスベらせており

顔を上げた月子は何とも言えない表情を浮かべていた。

 

それを見た先生はバツが悪そうに

すまん、つい・・・と謝るのだった。

 

ベンチに座り見守る先生に

月子はみて うしろむきでもはしれると

自信満々に声をかける。

 

先生からふざけてるとまた転ぶぞと言われても

ころぶわけない オオカミなめるなと。

 

しかし次の瞬間、それみたことかと

いわんばかりに月子は転んでいた。

 

だからいったでしょとばかりに

「な?」と口にする月子に

先生は二の句が継げなかったが

月子のもとへと向かう。

 

月子はころんでないですけどと

自分が転んだことを認めずにいたが

先生に転んだ際に打った膝を

ぱっぱっとはたかれ笑みを浮かべていた。

 

人がいたらちゃんと犬のフリをしろよと

月子を遊ばせる先生だが

いつのまにかベンチの上で眠ってしまったようで

空は明るくなり公園には人の姿が・・・。

深山さん。起きてください深山さん。

と声をかけられ、目を覚ますと

女性がこちらを覗き込んでいた。

 

起きた先生に対し女性は声をかける。

朝から公園で爆睡・・・

今や世界で貴重な存在となった

狼の獣人を預かってること

お忘れですか?深山さんと。

 

怪訝そうな表情を浮かべながら先生は

桜井・・・役人が何しに来たと返すと

桜井と呼ばれた女性は説明する。

 

散歩から帰宅する時間になっても

不在の様子だったので様子を見にと。

 

思わずストーカーかよと零す先生だが

桜井から不満なら上に言ってください。

で、月子さんはどちらに?と言われ

月子のことを思い出す。

 

焦った様子でどこだ・・・?と

ベンチから立ち上がる先生に対し桜井は告げる。

 

ありえません、あなたは月子さんの保護者ですよね。

普通の子供でも目を離したら危ないのに

月子さんは獣人ですよ?

 

獣人の子は人の社会に順応するのに

例外なく苦労します。

もし何かトラブルになったら。

 

そう言い、なおも言葉を続けようとする桜井に

すぐ探すから手伝ってくれ・・・と

一緒に月子を探しに向かうことに。

 

すると月子は公園内で犬を連れて散歩している

飼い主たちからかわい~と撫でられており

可愛がられているようで

まさに犬そのものという有様だった。

 

くねくねしながら撫でられ続けていた月子だが

先生がこちらを見ていることに気づき

愛嬌を振りまいていた姿から一転して

スンと言わんばかりに表情を変えていた。

 

先生は強い狼はどこいった・・・?と思いつつも

月子に声をかけようとした瞬間

桜井が真顔で口を開く。

 

そちらにいるのは月子さんでしたか

てっきり天使かと。

 

いきなりの発言にん・・・?と

怪訝そうに桜井を見る先生だが

月子を可愛がっていた人達から声をかけられる。

もしかしてこの子のパパとママですか?と。

 

先生はパパなわけがないだろ種族が違う。

俺はただの保護者だと返すが

何故か離れた木の後ろにいた。

 

そんな先生になんでそんな遠くに?と

当然の疑問が出るが桜井は呆れながら

すみません人見知りでと謝ると

木の後ろに隠れる先生の袖を掴み告げる。

 

実際に父親じゃないのは皆さんわかってます。

ここにいる皆さんは種族を越えて

我が子のように愛犬を愛しているってことです。

 

ですが「俺みたいなクズが天使の父親に

なれるわけがねえ!」という

深山さんの考えも理解できますと言い

先生は俺への評価が低いのは

理解出来たと返すのだった。

可愛がってくれていた人達に

桜井と共に頭を下げて離れた後

桜井は月子に声をかける。

 

月子さん、以前お話したこと覚えてますか?

この社会で獣人はほんのわずかしかいません。

 

獣人という存在は知っていても

実際に会ったことはないという人がほとんどです。

 

なので、月子さんが獣人だとわかったら

騒ぎになってしまうかもしれません。

 

狼であることも同様です。

これからもわんちゃんのフリをお願いしますねと。

 

その言葉につきこそれとくい!と

月子が嬉しそうに吠える中

桜井は先生に対しては辛辣だった。

深山さんはもっとしっかりしてくださいと。

 

そして桜井は先生たちと別れる帰り際

では私は行きますがこれだけは言わせてくださいと

月子に対して声をかける。

 

その銀色の毛並み、輝く瞳・・・

もし「幸福」という形があったなら

月子さん・・・あなたのような姿を

しているのでしょうねと。

 

それを聞いた月子は何言ってんだこいつ?

と言わんばかりにドン引きした様子を見せ

先生はすっきりした顔で

帰って行きやがったと零すのだった。

 

そして二人きりになったところで

先生は月子に声をかける。

 

次からは俺が寝てても叩き起こせ。

人が来る前に帰ると。

 

それを聞いた月子はどこか誇らしげに語る。

せんせいもにんげんとあそべばいいのに。

そんなんじゃともだちできない

いつまでたってもと。

 

先生は顔をしかめながらいらんと返し

お前こそ誰彼かまわず

撫でてもらおうとするな。情けねえと言うが

月子はそれを否定する。

 

せんせいしらないか?

なでてもらってるちがう!

つきこがあげてる!と。

 

それを聞いた先生がは?お前がなにを・・・と返すと

月子はキリッとした表情で「あい。」と言い

先生は何とも言えない表情を浮かべるのだった。

 

そんな話をしながら家へと帰る途中

月子はある店の前に置かれた段ボールに気づく。

 

段ボールにはご自由におもち帰りくださいと

書いた紙が貼りつけられており

その中にはウサギのぬいぐるみが・・・

帰り道の途中で見つけたウサギのぬいぐるみを

ふさのすけと名づけた月子は

一緒に寝ようとするほど気に入っていた。

 

先生はあんな綿の塊の何がそんなにおもしろいと

全く理解できなかったが月子に告げる。

 

そいつホコリ臭ぇから

あとで洗濯するぞと。

 

その言葉を聞き月子はまったくせんせいは・・・

なんでもせんたくのにおいにすると

不満そうな表情を浮かべるが

ふさのすけを見て何かに気づいたのか

顔が真っ青に・・・!?

 

次の日、先生はふさのすけが

床に転がっているのを見て月子に声をかけるが

何故か月子はそこにおいといて!と

こちらを見ようともせず離れていた。

 

理由を聞いてもいいから!と

教えてくれなかったことから

もう飽きたのか?と思いつつも

月子の近くにふさのすけを寝かせて

自室へと戻ることに。

 

それから2時間後、仕事をしていた先生は

家の中から殺気が出ていることに気づく。

 

そして殺気が出ている部屋のドアを開けると

そこには狼の姿となった月子がうさのすけに

唸り声をあげながら噛み付いていた。

 

思わず内心うさのすけー!と叫ぶ先生だが

月子がふさのすけを振り回すのをみて思う。

 

息の根を止める時の動き・・・

こいつ、狩りを楽しんでる――・・・と。

 

先生は近くにあったボールを

投げることで月子の注意を引くと

ボロボロになったふさのすけを手に取り

項垂れながら死んでる・・・と零すのだった。

 

我に返った月子はやってしまったことを

理解したのか号泣していた。

 

先生はお前に泣く資格はねえと言い放ち

これが狼に拾われたウサギの末路か・・・

成仏しろとふさのすけを手に立ちあがる。

 

ぐずりながらも月子は

つきこだってがまんしようとしたけど

だめだった・・・と弁解する。

 

だって、あんなの・・・あんなの・・・

かんだらたのしいにきまってる!と。

 

かたちも、ちょうどよかったと

項垂れる月子の言葉を聞き

先生は最悪の本音だと内心思っていた。

 

月子がふさのすけもうしんじゃった?と

ぐずる様子を見て先生は

改めてふさのすけに目を向け告げる。

これはもうふさのすけじゃない。ゴミだと。

 

そう透明な袋に入れられたふさのすけを見て

再び号泣しながら月子は先生にお願いする。

きょうだけ・・・きょうだけいっしょにいさせてと。

 

その願いを受け入れ袋に入ったふさのすけを

月子に預ける先生だが

月子がふさのすけにごはんをあげたり

寝かしつけようとするのを見て

流石に教育に悪い・・・と思っていた。

 

そして月子が袋の前に皿に乗せた

何かを置いているのに気づき訊ねると

月子は元気なさげに説明する。

 

サンタさんにあげるジャーキー。

だいじにとっておいたやつだけどあげる。

ねてるうちにサンタさんきて

なおしてくれるかもだからと。

 

何を言っているかわからず

お前サンタうろ覚えじゃねえか?と返すと

月子はせんせいもなにかよういして!と言い出す。

 

言われるままにビールを袋の前においた先生だが

しょぼくれながら世話をしようとする

月子を見て舌打ちしていた。

 

その日の夜、月子が眠った後

先生はスマホでぬいぐるみの直し方を検索し

まつり縫い?正気か?と怪訝な表情を浮かべ・・・

 

あくる日、月子が目を覚ますと

そこには少し不格好ではあるものの

元に戻ったふさのすけの姿があった。

 

月子は喜びの声を上げながら

寝ている先生の元へ行き声をかける。

せんせい!サンタきた!と。

 

来るわけねえだろこの時期にと返す先生だが

月子は興奮が収まらない様子で言葉を続ける。

 

ほんと!ほんとうにきた!

ほら!ジャーキーもなくなってた!

 

ちょっとへたなのはゆるしてやろうな。

おじいちゃんだからと。

 

下手と言われ顔をしかめる先生だが

ふさのすけに嬉しそうに頬ずりする月子を見て

口元に笑みを浮かべるのだった。

そんな一幕があった後

先生と月子は外に出ていた。

 

きょうのごはんは何がいいかと話していると

近くを自転車が走り抜ける。

 

その人が肩からかけていたバッグに

ふさのすけのようなものが

付いていることに気づいた月子は

咄嗟に追いかけようとするも

先生に止められていた。

 

そこへ先程の自転車を追いかけるように

その男捕まえてください ひったくりです!と

言う女性が姿を見せる。

 

先生はひったくり?なんだその

安いドラマみたいな状況と口にし

月子に声をかけようとするがその姿はなく・・・

 

その頃、ひったくりの男は後ろから

犬(月子)が追いかけてきているのに気づく。

 

なんで追いかけて・・・と疑問に思いつつも

おいかけっこに夢中の月子を見て

恐怖を感じたのか自転車を乗り捨て

近くの建物の階段へと向かう。

 

途中の扉は開かず、月子から逃げるように

建物の屋上へと辿り着いたひったくりの男は

追い詰められながら内心思う。

なんで階段上っちゃったんだ俺・・・と。

 

あっちいけとバッグを振り回す男に

いつのまにかそこにいた先生は声をかける。

 

さっさとその鞄を渡せ。そこの肉食獣は

鞄を手に入れるまで追ってくるぞと。

 

俺はエレベーターをつかったと言う先生に対し

ひったくりの男が聞いてねえよ!と突っ込んだ

次の瞬間先生の姿はそこになかった。

 

ひったくりの男は目の前にいたはずの男の姿が

いきなり消えたことに戸惑うも

先生はその一瞬の間に男の背後にいた。

 

はやくしろと肩をつかまれた男は

恐怖に悲鳴を上げながら

持っていた鞄を放り投げる。

 

建物の外へと投げられた鞄を見て

月子は追いかけるように飛び込んでいた。

 

なんとか鞄を取り返した月子だが

興奮のあまりその後のことを考えていなかったらしく

鞄を掴んだまま下へと落下し・・・!?

 

それを見たひったくりの男は

落ちやがった!ざまあみやがれ、バカ犬が!と

指さして笑っていたが

先生は「犬」じゃねえ・・・と呟き・・・

どんどん落下していく月子が

つきこピンチ?と今の状況を理解した瞬間

うちのは狼だと龍になった先生の背の上にいた。

 

雲の下を泳ぐように飛ぶ先生に

月子は声をかける。

せんせー、まだおこってる?と。

 

先生は当たり前だ。

下手したら死んでたぞと告げる。

 

月子もいつか学校に通うんだ、

こんなんでやっていけんのか?

 

親父と約束したんだろ、

人間の社会で暮らせるようにするってと。

 

その言葉を聞き月子は口を開く。

そうだった。わすれてた。にんげんのこころを。

きょうのつきこはオオカミすぎた・・・と。

 

そして少し悲しそうな表情を浮かべ先生に訊ねる。

せんせい・・・おやじ、がっかりしたかな?

 

つきこはやくそくまもれない

うそつきオオカミだって。

 

うそつきはけいむしょはいって

いっしょうそとにでるなって。

 

それを聞いた先生は

お前の親父ってそんなだったか?と返すも

月子は空を見上げ言葉を続ける。

 

みろ、せんせい。あめもふってきやがった・・・

つきこのこころとおなじってことか・・・と。

 

先生は落とされてえのかと言いつつも舌打ちし

掴まってろと言い雲の上へと向かう。

 

雲の上には大きな太陽が輝いており

月子はぜいたくがすぎると言いながらも

嬉しそうに笑っていた。

おやじにもみせたかった!と。

 

それを聞いた先生は声をかける。

止んだか?心の雨と。

 

しかし月子からどういういみ?と言われ

忘れろと返すと月子は声を上げる。

 

つきこさいしゅっぱつする!

にんげんのしゃかいでと。

 

そんな月子の言葉を聞いた先生は

こいつがうちに来たのも雨の日だったと

初めて月子と会ったことを思い出し・・・

 

雨の日、玄関を開けると

そこにはフードを被った犬がいた。

 

なんだ?汚ぇ・・・犬?と戸惑っていると

その犬は人の姿へと変わっていた。

 

驚く俺に子供は言った。

せんせい おやじがしんだ。

しんじゃった!と。

 

俺は獣人・・・?と思いながらも

咄嗟に玄関のドアを閉める。

 

子供がおい!なんでしめる!と叫ぶ中

俺は混乱していた。

 

おやじ?獣人?なんでここに?先生?

情報量が多すぎる・・・と。

 

そうした中、玄関の外から

くぅーん くぅーんと子供が鳴き声が聞こえ

俺は玄関を開けてタオルを渡そうとした。

 

とくわからねえがまずその汚れを・・・

と口にした瞬間、嬉しそうに尻尾を振った

子犬にのしかかられていた。

 

あの日から俺と月子の生活は始まった。

獣人じぶんのために作られた訳ではない世界で

どうにかやっていくために。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

週間少年サンデーにて新連載として

始まったこの作品ですが

まさに大型連載という感じですね。

 

新連載の場合、ページ数が初回

40~50Pほどになることが多いんですが

この作品はなんと66P!

 

それだけのページを確保しただけでも

サンデー編集部の力の入れようがよく分かるかと。

 

この作品を描いている由田果先生も

2年程前まで本誌で連載していた方ですし

そういう意味でも期待できそうな感じがします。

 

ここからは作品自体の感想になるわけですが

一番初めに思ったのはストーリーどうこうよりも

画が素晴らしくレベルが高いなと。

 

前作の時も画のクオリティは高かったですが

その時よりも受け入れやすい画になっている気がします。

 

ストーリーの良し悪しも当然重要ですが

パッと目にした時にキレイとか上手いとか

そういう感情を持つだけでも

人気作品になるために必要だと思いますし。

 

それにここ数年サンデー本誌の連載って

画のクオリティが高い作品が多い気がしますし

それに負けないレベルにはあるんじゃないかなと。

 

そしてストーリーに関しても獣人と龍という

あんまり見ない組み合わせの二人が

ファンタジー世界ではなくて

現代社会の中で生きるというのは

中々に興味深いテーマだと思います。

 

それもバトル漫画ではなく

日常を描く作品みたいですし

そういう意味でも面白いかなと。

 

まあ、まだ初回ですので

この作品がサンデーで看板漫画になるかは

まだ何とも言えないところですが

それだけのポテンシャルは有りそうな気はしますし。

 

なんにせよ今後が気になる作品なのは間違いないので

これからどうなっていくのか楽しみです。

 

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