2026年4月9日発売の
別冊少年マガジン 5月号に連載されている
アルスラーン戦記 150話の
ネタバレ&感想になります。
第150章 英雄たちの逝く処
内容ネタバレ
決死の覚悟で蛇王に弓矢を放ったジムサだが
矢は蛇王を貫いたものの
蛇王は意に介さず矢を一本引き抜くと
返すぞとジムサに投げ返す。
矢がジムサの背に突き刺さる中
ザラーヴァントがクバードを助けようとするも
それに気づいた蛇王によって阻まれてしまうことに。
息絶えた兵士を投げつけられ落馬した
ザラーヴァントを助けるべくジムサは
背に刺さった矢を抜き
再度蛇王へと射かけるが
あっさり打ち払われてしまっていた。
そればかりかジムサは迫る蛇王によって
馬を殺され落馬してしまうことに。
それを見た兵士達は恐怖からか
悲鳴を上げて門へと向かうが
門を守る兵士達は矢をもって応える。
アルスラーンの兵を入れるな!
アルスラーンとそれに連なる者全て殺せ!と。
恐怖に駆られた兵士達が王宮の兵達によって
次々と命を落とす中、蛇王は
ジムサの放った矢を引き抜きながら口を開く。
うむ。やはりよい肉体だ。
昔のよりよく動くと。
埒外の相手を前にジムサが絶句する中
ザラーヴァントが慄きながら呟く。
埒外すぎる・・・。
・・・どうやって倒せと言うのだ・・・!と。
恐怖に慄くジムサに対し
蛇王は影を蛇に変えながら告げる。
トゥラーン人・・・異国の者か。
その脳の味はパルス人と同じか?異なるか?と。
それに対しジムサが・・・試してみるか?と
剣を抜いて対峙する中
クバードはジムサを助けるため
剣を投げようとするも
傷口が開き蹲ってしまうことに。
心配するザラーヴァントに対し
クバードは血を吐きながら告げる。
・・・俺に構うな!
ジムサと一緒にこの場から離れろ!と。
しかしザラーヴァントは聞けませぬ!と拒否し
影の蛇がジムサに襲い掛かろうとしたその時
トゥースの鉄鎖がそれを阻んでいた。
事態が飲み込めないトゥースだが
ジムサに目の前の相手が蛇王だと言われ
あまりのことに戸惑っていた。
しかし蘇ったハイルのことを思い出したのか
・・・いや・・・うむそうか・・・と
なんとか納得しようする中、クバードが声を上げる。
上官の言うことをよく聞く奴が来た トゥース!
命令だ!こいつとジムサと共にここを離れろ!と。
そう言ってザラーヴァントを蹴り飛ばした
クバードは血を吐きながら言葉を続ける。
蛇王には構うな!
ここは俺に任せて退け!と。
トゥースは逡巡することなく・・・御意!と
クバードの言葉を聞き入れると
連れて来た兵士たちにザラーヴァントを任せ
蛇から逃げようとしているジムサを
鉄鎖を使い手元へ引き寄せる。
そしてすぐさま馬を返して
その場から離れようとする中
蛇王が小賢しいと王宮の兵士達に合図を送ると
ザラーヴァントを助けに向かった
兵士達に対して次々に矢が降り注いでいた。
兵士達は腕利きなのか降り注ぐ矢を払いながら
ザラーヴァントとの元へ行き
退きますぞ!と声をかけるがザラーヴァントは
クバード卿を俺の馬に乗せろ!と言い出す。
クバードに俺に構うな!と叱責されながらも
己の意志を曲げないザラーヴァントだが
兵士達はザラーヴァントを無理やり馬に乗せる。
それを見たクバードは折れた剣を手に
矢を避け壁に沿って逃げろ!と
ザラーヴァントらの逃げ道を指示し
一人蛇王へと剣を構えるのだった。
ザラーヴァントがクバード卿の名を呼び
兵士達に降ろせ!と声を上げる中
クバードは折れた剣を持ち蛇王へと向かう。
王宮の兵士達が放った矢が背に刺さるも
クバードは意にも介せず雄叫びと共に
蛇王へ斬りかかる。
そんな決死の一撃を前に蛇王は
慌てる素振りすら見せることなく
剣を真横に一閃させクバードの目を切り裂き
そのままその身体を剣で貫いていた。
致命傷なのか大量の血を吐くクバードだが
蛇王は自身の身体と影の蛇に
小さな矢のようなものが刺さっていることに気づく。
矢には痺れ薬が塗ってあったのか
動きを鈍らせながらも背後を向くと
そこには吹き矢を持ったジムサの姿が。
まだ息絶えていなかったクバードは
蛇王の手を押さえつつも
折れた剣を振り下ろし・・・!?
その時、クバードの意識は
白い空間の中にあった。
そこには犬猿の仲であったシャプールがおり
互いに睨み合いながらも
まるで昔に戻ったかのように言い争っていた。
そんな光景を脳裏に浮かべながら
ま・・・こんなところだなと
口元に笑みを浮かべ倒れ伏すクバード。
クバードが最期に振り下ろした剣は
蛇王の顔を両断し・・・!?
そして何か感じるものがあったのか
イスファーンは後ろを振り返る。
どうなされましたとの兵の声に
いや・・・と答え、前を向いたイスファーンの耳に
ピイッと鳥の鳴き声が。
それに気づき空へ目を向けると
そこにはアズライールの姿があった。
何かを報せるかのように鳴き続ける
アズライールを見ながらイスファーンは口を開く。
告死天使が鳴いている・・・と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
クバードが助かる道もあるのかなと思っていましたが
最期の最後に蛇王に一矢報いて命を落とすとは
なんともクバードらしい最期でしたね。
普通の人間だったら顔を両断された以上
倒したも同然なんですが
相手は蛇王ですからね・・・。
もしかするとあの一撃を受けても
結果として影響はないのかも。
元々遺体を使っているわけですし。
なので結果として見るならば
クバードが意地を見せただけで
それ以上の意味にはならないのかも。
その場合、なんとも残念な結果ではありますが
もしかしたらそれが物語の流れ的に
大きな影響を与える可能性もありますので
そうなったらいいなと願うばかりです。
それにしても命を懸ければ
多少なりとも戦えそうではありますが
それで蛇王を倒せるとは限らない以上
状況は悪くなるばかりですね。
とりあえずは宝剣が特効みたいですが
アルスラーンが抜けない以上
今後の展開はヒルメス次第なのかも。
正直ヒルメスに全てを賭けるのは
心情的にも難しいところではありますが
状況は逼迫していく一方ですので
なんとか頑張って欲しいものです。
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