2021年4月15日発売の
モーニング 2021年20号で
連載されている宇宙兄弟 371話の
ネタバレ&感想になります。
第371話 月と要
内容ネタバレ
日本の実家からの
緊急の電話。
六太は一体何が起きたのかと
動揺を隠せずにいた。
それでも後で伝えても
構わないとのことから
内心はともかく
表面上は大したことないと判断。
心配する皆にウチの両親の事だから
多分しょーもないことだと言い
言葉には出さなかったが
そもそも後でもいい緊急って
なんだよ・・・と思いながら
作業を再開するのだった。
宇宙でのミッション中
万が一地上の家族に
何かあった場合。
その知らせをどのように受けるかを
NASAの宇宙飛行士は
事前に指定している。
内容がなんであれ緊急の報せは
すぐ受け取るか
重い報せは帰還後まで受け取らないか
それともその時の状況で判断するか。
いずれにしても宇宙にいる
宇宙飛行士には地上に駆けつけることも
どうすることもできない。
作業を続ける六太だが
やはり内心焦りが出てきているのか
多少の遅れが出てきていた。
そうした中、ちょっとした
失敗をしてしまい
ふと父の言葉を思い出す。
「人生は勉強だぞ」
そんな父の言葉を。
その後作業も無事に終わり
続きは明日と言うことで
基地へと戻った六太は
ビンスから明日の予定について
説明を受ける。
どうやら明日にはロシアクルーが
月に到着するとのことで
いよいよだなとフィリップと
笑みを浮かべていた。
そして気になっていた
日本の両親との通信について
ビンスに聞いたところ
父が入院したと説明が。
思ったよりも大事じゃねえか
と思いつつ日本との通信は
朝8時頃に再度繋ぐように
手配済みとのことだった。
そして時間となり
両親との通信を繋いだところ
画面に映ったのは母だった。
母は昨日は急に連絡して
ごめんねと謝り
お父さんが急に倒れちゃって
大変だったと説明する。
何が起きたのかと詳しく聞く
六太だが母の話では父は
”ぎっくり腰”で倒れたらしく
一瞬入院したものの
もう家に帰ってきたとのことだった。
その事を聞いた六太は
愕然としながら思った。
やっぱり・・・
ほらやっぱり!!と。
そんな六太に父は
新居の片付け張り切り過ぎて
腰への疲労が蓄積されて
いたんだろうなと語る。
最後はパンを一口かじっただけで
ぎっくり腰になったと。
そんな父は言う。
”パンをかじる”くらいのことが
最後の一押しに成り得るのだと。
母はその言葉を聞き
深いわ~と称賛し
六太は無表情でそれを見ていた。
父は人生は勉強だなと言い
六太はうん・・・ありがとう
参考になるよと無表情で応え
改めて無事でよかったと声をかける。
父は”腰”と言う字は
”月へん”に”要”と書くと語る。
つまり”月の要”は”腰”なんだ。
腰には気を付けて月で頑張れよ
日々人にもよろしくと言い
通信を終えるのだった。
六太は言われてみれば
そうなのかもな・・・と
昨日のミッションでの失敗について
考えていた。
パンを一口かじるくらいのことが
”最後の一押し”になる・・・。
そんな事を考えた結果
何故か腰が痛くなってきた
六太だがフィリップやNASAの
皆に説明するため
ぎっくり腰の英語を調べた。
”witch's shot”
魔女の一撃と呼ぶらしく
勉強になったぜと
呟きつつベッドへ。
”人生は勉強だ”
六太は”月の”・・・”要”・・・と
さすさすと腰をさすり
早く来ねぇーかな日々人と
思いながら眠りにつくのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
とりあえず実家からの連絡が
大したことなくて
本当に良かった!
わざわざ緊急と知らせる位だから
最悪の事もあり得るのかと
思っていただけに安心しました。
なんだかんだで両親も
いい歳だと思いますし
六太も平静を装いながらも
結構心配だったのではないかと。
まあ、正直自分がそんな連絡を受けて
結果ぎっくり腰だったと知ったら
マジギレするのは
間違いないと思いますが(苦笑)
とりあえず両親については
無事でなによりだったということで。
話の中で出てきましたが
明日には日々人達ロシアクルーが
月に到着するとのこと。
ついにというかようやくというか
月で兄弟の再会が果たされるのも
もう間もなくですね。
いざその瞬間が来た時には
色々込み上げるもののあるでしょうし
その時が待ち遠しいです。
気になる続きについてですが
予告では5/6発売の23号とのこと。