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真・群青戦記 最新 第40話 ネタバレ&感想 兄弟の時間

2022年1月27日発売の

週刊ヤングジャンプ 2022年9号に

掲載されている真・群青戦記 40話

ネタバレ&感想になります。

 

第40話 話がしたい

内容ネタバレ

 

マコトを背負い

拘置所へと向かうミチロウ。

 

久方ぶりに訪れた

兄弟二人だけの時間。

 

マコトは苦しそうに咳込みながら

昔あった親族の葬式の事を話しだす。

 

葬式の帰りに

塩配られたの覚えてる・・・?

 

お清めの塩・・・

あの塩の意味が分からなくて

父さんと母さんに聞いたんだ。

 

お清めって事は

人が死ぬのは穢れなのって・・・。

背中から伝わってくる

体温、鼓動、出血量からみても

恐らくマコトは助からない。

 

それは医学部だったこいつ自身が

よくわかってるはず・・・。

 

そんな事を考えながら

ミチロウはマコトの話を聞いていた。

 

マコトは話し続ける。

でも2人ともはぐらかして

ちゃんと答えてくれないんだ・・・。

 

でも当事者になって

なんとなく理解できた・・・。

人が死を忌み嫌う理由が。

 

その言葉にミチロウは

自業自得だな・・・と言い

おれはお前がいつも

疎ましかったと口にする。

 

”何言ってんだ・・・おれ”

そう思いつつも

ミチロウは話を続ける。

 

お前はいつも不気味で

何考えてるかわからなくて

そのくせ優秀で。

 

そもそもお前が事件を起こして

拘置所になんか入らなきゃ

面会に行くこともなかったし・・・

こんな時代にも来る

ハメにはならなかった。

 

”やめろ・・・今はそんな事・・・”

と思いつつも口にしたのは

お前のせいだ・・・という言葉だった。

全部お前のせいだと。

 

一方その頃氏政を狙い

信之達は敵陣を駆け抜けていた。

 

そしてついに本陣が見えた頃

信之は思う。

 

北条よ、ぬかったな。

砥石城前に陣を構えれば

伊勢山と虚空蔵山に挟まれ

東西に長く兵を配置する他なく

必然的に守りの薄い箇所が生まれる。

 

このまま山肌を登り突破するぞ!と

檄を飛ばしたものの

信之がマコトから受けた

鉄砲傷は深かった。

 

それでも信之は止まらず

本陣へ向かい突撃する。

 

せめて・・・氏政の首を

獲るまではもってくれ・・・と。

そんなに疎ましく思ってたなら・・・

なんで助けようとするの・・・?

 

そうマコトに尋ねられたミチロウは

お前だけ勝手に死ねるなんて思うな

死ぬのは償ってからだと話す。

生きて償えと。

 

間に合ってくれ!と願いつつ

拘置所へ歩みを進めるミチロウだが

マコトは朦朧とした様子で語る。

 

嘘みたいな・・・光景だ・・・。

夢とか・・・物語の中に

いるかのような・・・。

 

・・・でも・・・もう・・・

この先が無い事は・・・わかる・・・。

この先は闇・・・真っ暗だと。

 

そう零したマコトは

無力感が身体を蝕んでいく

間隔を覚えていた。

 

それでも何か話そうと

口を動かすが言葉にはならず・・・。

 

もう話す事も出来ないのか・・・

その事に涙を浮かべながら

ただ思った。

 

・・・ごめん・・・なさい・・・

・・・ごめんなさい・・・と。

 

ミチロウが拘置所へ辿り着いた時

その入り口では激しい戦いが

繰り広げられていた。

 

攻め寄せた北条軍に対し

真田兵と現代人達は

力を合わせ奮戦していた。

 

そうした中、指揮を執る不破が

マコトを背負うミチロウに気づく。

 

そしてミチロウの背で

動かないマコトに声をかける。

 

まさか・・・死んだのか・・・?

やっぱり・・・使い物には

ならなかったか・・・と。

 

期待外れだと言いたげの表情で

そんな事を口にした不破に対し

ミチロウの目は怒りに染まり・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

この絶望的な戦いも

そろそろ終わりを迎えそうですね。

 

信之率いる伏兵が

氏政の首を取れるかどうかは

まだ定かではありませんが

その成否でこの戦いの勝ち負けが

決まると見て良いかと。

 

ただ話の流れからすると

マコトと信之は

この戦いで命を落とす

可能性が高そうな気がします。

 

ギリギリのところで助かる可能性も

あるとは思いますが

正直何とも言えないところかなと。

 

とりあえず信之の方は

氏政を討ち取ってそのまま・・・

みたいな展開になりそう。

 

マコトの方は今回の話を読む限り

あのまま・・・っていう流れに

なりそうな気がします。

 

それにしても不破の存在って

一体なんなんでしょうね?

 

現代からこの時代に

タイムスリップしてきた。

 

それだけでも相当ですが

この不破は二周目なんですよね?

 

彼の話ではこの座標には

1週目の自分もいるらしいですが

改めて考えると訳が分からない。

 

不破が暗躍したりするのは

誰かが言ってましたが

愉快犯的な思想からだとしても

なんで彼だけが再び

タイムスリップ出来たのかなと。

 

とりあえず状況的に

不破自身も好き勝手この座標に

来れるわけではなさそうですが

前作でも明らかになっていないだけに

気になる所です。

 

なんにせよ冒頭で言ったように

この戦いも終わりに近づいていますので

これからどうなるのか

どういう結末を迎えるのか楽しみです。

 

気になる続きについてですが

次号は休載とのことですので

次回は2/3発売の11号とのこと。

 

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