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真・群青戦記 最新 第33話 ネタバレ&感想 軍師として

2021年11月11日発売の

週刊ヤングジャンプ 2021年50号で

連載中の真・群青戦記 33話

ネタバレ&感想になります。

 

第33話 窮鼠、猫を噛む

内容ネタバレ

 

現代の知恵により

次々に倒れる北条兵。

 

何が起こったのか

理解できない本陣に

使い番から報告が入る。

 

内小屋門、大手口共に山崩れになり

後詰の兵も攻めあぐねている事。

 

そして城内に取り残された

三千余の兵は皆倒れてしまい

引くも攻めるもできないと。

 

結局何が起こっているのか

未だ理解できない北条家の面々だが

たかだか三千ではないかと

慌てることなく余裕を見せていた。

凄惨な戦場を前に

これを為した児玉は

その場で吐いてしまっていた。

 

だめだ目の前の光景を直視したら

これ以上戦えなくなる・・・。

 

そう思いつつも

なんて事をしてしまったんだと

泣き崩れていた。

 

そんな児玉に惣兵衛は

しっかりしろと声をかける。

 

お主の読み通り兵が我先にと

退いている、次の策に移らねばと。

 

そう促された児玉だが

これ以上はもう出来ないと

動くことが出来ずにいた・・・。

 

戦場を見ていた不破は北条兵の身に

何が起こったのかを理解し

それが現代人によるものだと

看破していた。

 

未知なるものへの恐怖・・・

人は”わからない”という事を

最も恐れるのだと。

 

混乱する北条兵は

聞きなれない音を耳にする。

 

なんの音だと困惑する中

爆音を響かせる車と共に

信之らが襲い掛かり!?

戦いに際し児玉は

真田家の面々に

ある作戦について説明していた。

 

敵陣の足元である

虚空蔵山に遊軍を忍ばせ

城門を破壊して

あぶれた兵を神川に追い込む。

 

今よりもう少し先の時代

七年後の天正十三年

徳川軍相手に真田家が使った

計略を・・・。

 

信之らにより

退避した兵が追われる中

真田軍は馬防柵を用い

その退路を遮断していた。

 

それを見た信之らは

もう十分だと足をとめるが

肝心の合図を出す児玉が

もうできませんと動けずにいた。

 

そんな児玉に惣兵衛は

語り掛ける。

 

これはお主の策・・・

真田はお主にすべてをかけた。

 

軍師としてのお主にだ。

真田を救え、児玉と。

 

その言葉に覚悟を決めた児玉が

神川上流に向け合図を送った

次の瞬間堰き止めていた川が決壊。

 

連日降り続けた雨により

増水した川の水は

瞬く間に北条兵を飲み込んでいた。

 

そして水が流れた後には

何も残っておらず

その凄まじさに皆言葉を失い

児玉は再び泣き崩れていた。

 

声をあげて泣きじゃくる児玉に

惣兵衛は何も言わず

ただその肩に手を置き

戦場へ目を向ける。

 

そして氏政も先程までの

余裕が表情から消え

窮鼠・・・猫を噛む・・・かと

呟くのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

前回の硫化水素を

使った策についてですが

三千余ほどの被害があった

みたいですね。

 

これが多いか少ないかは

正直なんとも言えないところですが

出だしとしては

悪くなかったんじゃないかなと。

 

そして今回未来の真田家が使った

大水計も見事に成功したわけですが

気になるのはどれだけ

北条家の兵を削れたかについて。

 

これ以上の策があるかどうかは

なんともいえないところですが

今回の策で半分は削れてないと

かなり厳しいかなと。

 

二万が一万になったとしても

厳しいのは変わりないんですが

それでも少しでも減らさないと

どうにもなりませんしね。

 

それに今回の策で

氏政も本気になったみたいですし

以前として厳しい状況なのは

変わりないかと。

 

それにしてもこの時代の戦って

どのくらい被害が出たら

負けになるんでしょうね?

 

一般的にというか現代では

3割ほど被害が出たら

全滅判定なんですが

その辺りどうなんだろうなと。

 

仮に全体の半数を削ったとして

二万から一万。

 

現代なら勝ち確定なんですが

最後の一兵まで!みたいな

精神でこられたら

かなり厳しいでしょうね・・・。

 

なんにしても北条としても

このままやられっぱなし

というわけにはいかないでしょうし

ここからが本気の戦いになるかと。

 

それにしてもああも見事に

策が嵌ってもなお

勝ち目が見えないのは

厳しいですよね・・・。

 

戦いの前から十分に

理解していたはずなんですが

思っていた以上に

数の差というのは大きいなと。

 

まあ、それでも負けるわけには

いかないので児玉には

泣きながら頑張ってもらうしか

ないんですが(苦笑)

 

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