2022年4月20日発売の
週刊少年サンデー 2022年21号に
掲載されている
君は008 第200話の
ネタバレ&感想になります。
第200話 そこは掴めよ!!!
内容ネタバレ
都会でカエルがいる場所を
知りたいとエイトに頼み
仲間と共に探したカエル。
しかし渾身のネタもアスヤには通じず
必ず笑わせてやろうと考えていた
大河は大きなダメージを負いながらも
もっと大きな方のカエルに
すべきだったかと後悔していた。
アスヤは何の話だよ!と
思わずツッコミながらも問いかける。
お前は戦いに来たのか、それとも
ボクを笑わせに来たのか・・・!?と。
その問いに対して大河は
お前を全力で笑わせに来たと返し・・・!?
真顔でふざけたことを言う大河に対し
アスヤはその実力を認めた上で
だが所詮は人の技だと告げる。
ドグラ・マグラとして
遺伝子を改良された
ボクには敵わないと。
そう言ってアスヤが繰り出したのは
”操演の刀気”であり
初見の技を受けてしまった大河は
体の自由を奪われ劣勢に陥ってしまう。
攻撃も防御も思うように
出来ないという状況の中
大河はアスヤの技を認めた上で告げる。
しかし人類が旧き忍術と
最新の科学を混ぜ合わせ
さらなる高みを造り上げた事は知るまい!
そう人呼んで化学忍術!!
アスヤも知らない情報だったようで
大河は知らなくて当然だとして
これは我ら忍者系諜報員にのみ
伝授されるトップシークレットだと語る。
そして改めて告げる。
超特殊ガジェットを用いて行う
心技一体の技・・・
今ここで使おう・・・
心の友、名乗らんよ!!と。
その言葉にアスヤも
真っ向から迎え撃つことを決めるが
大河はポシェットに手を入れ気づく。
しまったあぁああ!
科学忍術ガジェットは
学校に置いてきたのだったぁああ!と。
その代わりに持ってきたのが
カエルを入れた生命維持ポッドDであり
科学忍術ガジェットは
場所を取るから置いてきたのだった。
ガジェットを忘れた大河が
”操演の刀気”で操られた状態で
対抗できるはずもなく
次の瞬間壁に叩きつけられていた。
アスヤは大河の首を掴み
今にも砕かんと力を入れつつ
呆れたように優先順位が
おかしいだろうと声をかける。
しかし大河は共に笑いあえなければ
友情なんかは育めないだろう・・・
だからこれが正しい選択だと
首を掴むアスヤの手を掴んでいた。
アスヤはさらに力を入れ
大河の命を奪おうとするが
その瞬間大河は一瞬の隙を突き
ポシェットのN2手榴弾の
スイッチを入れる。
その事に気づいたアスヤは
正気かと狼狽えるが
大河は笑みを浮かべ告げる。
操演の刀気を解け・・・
お前も任務上ここで爆死・・・
相打ちはできまいと。
それとも親友として
オレと共にここで死ぬか?と
問いかけられたアスヤは・・・!?
N2手榴弾の爆発は
飛行船の外壁を破壊するが
アスヤは大河のポシェットを
切り離すことで間一髪
爆発に巻き込まれずにいた。
それは大河も同様であり
両者共にいつ外へ投げ出されても
おかしくない状況にあった。
そうした中、アスヤは大河に
明石エイトはしつこいが
お前はいかれていると告げる。
そう言った次の瞬間
アスヤは足場が突然揺れたことで
バランスを崩してしまう。
今にも投げ出されそうな
アスヤの手を掴んだ大河は語り掛ける。
オレは明石エイトと出会って
分かったことがある・・・。
それは、自分の道は
自分で選んで良いということだ!
ともに戦おう名乗らん!
初めての中野の友よ、
お前にドグラ・マグラは似合わない!と。
その言葉にアスヤは
何も返せず黙っていたが
次の瞬間今度は大河の掴んでいた
鉄筋が外れてしまう。
投げ出された大河は
アスヤに手を伸ばし
アスヤもその手を取ろうと手を伸ばす。
それを見た大河は
そうだオレの手を掴むんだ友よ!と
語り掛けるがその瞬間
伸ばしかけていた
アスヤの手は止まっていた。
大河はこの照れ屋さんめと言い残し
上空から落下していき
アスヤは友と言われながらも
その手を掴めなかった事を
後悔するような素振りを見せていた。
そしてアスヤが飛行船へ戻ろうと
上へと登るとそこには
ルルスの姿があった。
ルルスは大河が持っていた
カエルを手にしており
涙ながらに告げる。
そこは掴めよ!!と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
随分とカエルのくだりを
引っ張っていましたが
大河は本当に良いキャラだなと。
あのシュールな笑いもそうですが
大河の中には確固とした筋があり
それがあるからこそ
ああいう行動に出ることが
出来るんでしょうね。
あのガジェットを忘れたくだりは
ネタなのかマジなのか
正直なんともいえないところですが
その後の言葉は良かった!
”共に笑いあえなければ”
”友情なんかは育めないだろう・・・”
”だからこれが正しい選択だ”
流石のアスヤもこの言葉を聞いて
一瞬呆けてましたし
本心からそう思っているんだろうなと。
結局大河は上空に投げ出されたので
決着は付かず仕舞いですが
大河の言葉を受けて
アスヤの心に変化が起きたのは
おそらく間違いないでしょうね。
伸ばした手を取らなかったのを
悔やむような素振りを見せてましたし。
ともあれ今回はそんな結末になった
二人の戦いですが
まさかここに来てルルスが
参戦してくるとは驚きました。
予告を見る限り次回は
ルルスがアスヤに5000mの上空で
泣き怒りの航空説教するらしいです。
まあ、あの手を掴んだルルスとしては
色々言いたいことがあるんだろうなと。
その際たることが
今回の最後で告げた
そこは掴めよ!!という
言葉なんでしょうね。
そしてさらに予告には
エイト達が窮地に陥るとのことなので
事態は一気に動くことになるのかも。
それにしても200回記念ということで
どんなカラーになるのかと
思ってましたが
まさかカエル獲りの模様が
描かれるとは・・・。
その次の扉絵の方は
流石と言わざるを得ない程
素晴らしい絵だと思いましたが
なぜカラーでカエル?
それだけ大事だったのかもしれませんが
まあこれもこの作品らしいのかも。