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キングダム 最新 725話 ネタバレ&感想 桓騎の狙い 66巻続き

2022年6月30日発売の

週刊ヤングジャンプ2022年

31号に掲載されている

キングダム 725話

ネタバレ&感想になります。

 

第725話 異様な陣形

内容ネタバレ

 

突如桓騎本軍が動き

作った異様な陣形を前に

敵も味方も動きを止めていた。

 

壁はその陣形の全容が分からず

唖然としつつも敵も動かない事から

今の内にと乱戦から脱出を図り・・・。

桓騎軍の陣形は同じ平地にいる

現場の者達からは認識できない。

 

無論配置について桓騎兵も同様で

この異様な陣の形を把握しているのは

仕掛けた桓騎と引いた高所から

見ている李牧だけである。

 

李牧は桓騎の敷いた陣を見て

冷や汗を流しながら

私の知る限りあんな陣形は

”ありません”と語る。

 

あれは誰かに教わった代物ではなく

あの”異様”あれは陣形を知らぬ桓騎が

おそらく独自に考え出したものだと。

 

桓騎の本軍が目の前ということもあり

部隊を動かそうとする者もいたが

前もって隊長格には李牧から

ある指示が伝えられていた。

 

それは桓騎軍に不可解な動きが

あった場合”誘い”の危険があり

変に大きな反応をすると

逆に奴の術中にはまると。

 

その事から趙兵達は

包囲した状態から

誰も動かず李牧の指示を待っていた。

 

そしてじっと陣形を見て

考え込んでいた李牧は

わかりましたと配下の者達に告げる。

あれはただのハッタリだ!と。

 

そして改めてあの陣形について語る。

あの陣形に深い意味はなく

あるのは”谷”の罠と”足”の弱点

それだけだと。

 

つまりはあの十字の

谷の部分を攻めれば

左右の挟撃に遭い破れ

逆にあの足の戦端を囲い攻めれば

簡単に食い尽くせるのだと。

 

李牧は語る。

五百年の騒乱の間に

あらゆる陣形戦術が生まれ

精錬されてきた。

 

その中であの陣形が

今日まで残り伝わっていないのは

そこに”有効性がない”からだと。

 

一つ狙いがあるとしたら

こちらがあの異様に過剰に反応して

包囲の形を乱す事。

 

そう説明した李牧は

前衛の各大隊に指示を飛ばす。

 

あわてず四本の足の先端を攻めて

敵陣を減らしていくように。

 

足を食い尽くせば

残るのは中心にいる桓騎だけだと。

李牧の指示は正しく

桓騎の陣は十字の先端から

食われ始めていた。

 

それを見ていた李牧が

このまま時と兵を浪費すれば

いよいよ手が無くなるぞと

その動向を窺う中

ついに桓騎が動き出す。

 

桓騎は摩論に告げる。

黒桜を出せと。

 

摩論はその意図が分からず

半ば焼っぱちにその命令に従い

黒桜へと伝令を送り

受け取った黒桜は自らの隊を率い

前進を開始する。

 

そして中央に出て来た黒桜軍に対し

趙軍はこのままじゃ背を討たれると

乱戦を解き新手に向け

陣列を組み始める。

 

それを見た桓騎は口元に笑みを浮かべ

摩論に黒桜を下げろと指示し

次は倫玉だと告げる。

 

倫玉もまた先程の黒桜と

同様の動きを見せ

敵軍が動きを見せた後戻し

次は後ろの朱摩を動かす。

 

その行動は明らかに

おちょくっているとしか思えず

一体なんの意図があってのことなのか

誰もわからずにいた。

 

摩論はいい加減にと

桓騎を問い詰めようとするが

その目を見て何かあるのだと気づく。

 

そして桓騎からこのままじゃ

どうなるんだ摩論?と問われ

ようやく桓騎の意図に思い至る。

 

それは李牧も同様であり

間もなく日が暮れる陽を見て

まさか・・・と冷や汗を流していた。

 

桓騎は不敵な表情を浮かべ語る。

お前ら何もしねーってうるさかったが

俺はずーっとやってただろうが

”時間の無駄遣い”をと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

李牧の思惑通りには

進まないだろうなと思ってましたが

なんとも桓騎らしい手でしたね。

 

李牧はあの陣形がハッタリであると言い

その通りだとは思いますが

何のためにわざわざ

あの陣形を敷いたのかまでは

看破できなかったようです。

 

まさに桓騎の真骨頂ともいうべき

陣形でしたがその意図を知れば

見事という他ないなと。

 

それにしてもこれまで基本的に

夜襲とかはあんまりなかったですが

やっぱり日が暮れたら

一旦仕切り直しになるんですかね?

 

普通に考えて夜に戦わないのは

同士討ちを防ぐとか

相手の動きを見極める為とか

色々な意味があるのは理解してます。

 

しかし以前あったように

絶対に夜に戦わないということはないので

時間を与えたら何をするかわからない以上

そのまま攻め続けるという選択肢も

十分にあるような気がします。

 

ただその場合大乱戦が起きて

桓騎本人の首を討つのは

まず難しいでしょうね。

 

その辺り李牧がどう考えるかで

これからの戦いの流れが

決まることになりそうです。

 

どちらにせよ単純な兵力では

劣勢以外の何者でもないので

ここから勝つのは難しいでしょうね。

 

そうした中、桓騎がどう考え

どう動くのか先が読めないだけに

どうなるのか期待したいところ。

 

ちなみに次号は休載とのことですが

何やら原先生の解説付きで

第49話が再掲載されるとのことですので

どんな事が語られるのか楽しみです。

 

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