2023年3月2日発売の
モーニング 14号に
掲載されている宇宙兄弟 397話の
ネタバレ&感想になります。
第397話 頼むぜ帰還船
内容ネタバレ
消火作業を終えた六太達は
休憩がてら食事を摂っていた。
話はもっぱら日々人の事であり
その消火準備の早さが話題に。
日々人の話で盛り上がる中
六太はフィリップが好物のカレーヌードルを
食べているのを見て思う。
そういう自分も一番お気に入りの
タコスを選んでおり
別にこれが最期の食事かも
などと思ったわけではないのだがと。
一方貯まっていた酸素を抜いていた
帰還船だが不安定な動きを見せていた。
その挙動のおかしさに
スタッフが気付くがその瞬間
管制室にアラームが鳴り響き!?
突然アラームがなったことで
急いで確認した結果
酸素漏れであることが判明。
その対処のためパブロフ達が
緊急会議が必要だと決断する中
六太達も同じように事態を把握していた。
ロスコス側と通信を試みるも
あちら側もまだ確認中とのことで
帰還船の状況は分からずじまいだった。
六太は度重なるトラブルを前に
言葉には出さないものの
ウソだろ・・・!?と思っていた。
そしてこれ以上何も
起こらないでくれ・・・!と願い
頼むぜ帰還船 地球まで
頑張ってくれ・・・!と。
一方緊急会議を開いたパブロフ達は
酸素の漏れた原因について話していた。
火災による温度上昇で
酸素タンクの内圧が上がって
1番と3番タンクの安全弁が開いた。
それ自体は正常動作だが
おそらく火災の影響で3番タンクの弁が
固着してしまったと考えられる。
弁が閉じなかったせいで
3番タンクの酸素が出続け
煙と一緒に排気ノズルから外へ
排出されたのだろうと。
そしてこのトラブルに際し
NASAやJAXAにも
緊急事態を報せる通信が・・・。
六太達が帰還船のメンテナンスの為
中へと足を踏み入れる中
各組織の主要な面々は
モニター越しに集まり
今起こっていることについて話し合っていた。
そして改めて今回のトラブルについて
説明がなされた後
パブロフから衝撃的な内容が語られる。
火災の熱で酸素タンクが1機故障し
中の酸素を失ったことで
現状帰還するのに必要な
6人分の酸素量を下回ったこと。
今のままでは帰還船が地球に届く前に
酸素がなくなってしまうことを。
そして酸素生成装置が火災を起こしたことで
酸素を増やす方法は今のところなく
なんとかして酸素を確保し
6人を無事に帰す方法を考えなくてはならないと。
煤に汚れた帰還船内を掃除していた
六太達にユルから通信が入る。
ユルは当初の予定通りには
行かなくなった・・・と謝り言葉を続ける。
酸素漏れの件について
NASA・JAXAと
話し合って結論が出た。
君たち6人を帰すための
今後の方針を説明すると。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回の終わりで帰還船から
勢いよく排気しているのを見て
何かあるなとは思ってましたが
えらい事になっているみたいです。
帰還するのに必要な酸素が足りないとか
どっかで聞いたことあるといってはなんですが
設定としては珍しくはないものの
実際にそうなったら発狂しますよね・・・。
これまで六太や日々人達の頑張りを
ずっと見てきて感情移入している分だけ
ハラハラせざるを得ない感じです。
それにしてもあの火災の影響が
ここまで深刻な事態を引き起こすとは
正直思ってませんでしたが
作中において一番のトラブルになりそうですね。
これまでにも命懸けのトラブルは
何回かありましたが
今回のコレは最悪といっていいかと。
なんて言ってもこのままだと
全員帰還することも出来ず
命を喪う他ないわけですし。
そんな事態の中
各組織の主要な面々が集まって
緊急会議を開いたのは
中々にアツイ展開でしたね。
最後の様子を見るに
何かしら結論が出たようですし
話し合いが無駄になったという
ことにはならなそうです。
肝心なのはその対処法というか
解決方法なんですが
とりあえず今分かっているのは
当初の予定通りには行かなくなった事。
ユルは6人を帰すための今後の方針を
説明すると言っていたので
希望はまだありそうな感じ?かと。
なんにしてもおそらく帰還に際して
事態の深刻度から見ても
これが最後のトラブルだと思いますので
なんとか潜り抜けて欲しいものですね。
最後の最後に誰かが
犠牲になるとかいうのは
流石に受け入れられないので
上手く行って欲しいと願うばかりです。
そんな気になる続きについては
3/16発売の16号に掲載予定とのこと。