2023年2月2日発売の
モーニング 10号に
掲載されている宇宙兄弟 396話の
ネタバレ＆感想になります。
第３９６話 まだ生きてる
内容ネタバレ
ロスコスは急ぎ消火するため
帰還船の減圧準備をし
船内の空気を抜こうとしていたが
日々人らが火元へと
踏み込もうとしている事に気づく。
すでに彼らは生命維持装置と消火器を装備し
今にも中に入ろうとしており
その様子を見てパブロフは決断する。
日々人達に消火を任せる事を。
己の身を顧みず消火へと向かう
日々人に六太はマジで行くのかと声をかける。
心配そうな六太に日々人は
悪いなと謝りながら答える。
じっとしてんのは怖いんだよ。
”行く”ことよりと。
その言葉にハッとさせられる六太をよそに
マクシムは中が減圧されていない事を確認し
日々人と共にハッチを開け
中へと足を踏み入れるのだった。
煙が充満している中へ入った二人は
ＴＧＫの辺りが火元だと確認し
すぐさま消火に入る。
日々人が消火器の勢いを考えておらず
壁にぶつかる一幕もあったものの
順調に消火作業は進んでいた。
そうした中、ロスコスとの通信も回復し
火も全て消し止めることに成功。
その様子を見ていたロスコス側から
賞賛の拍手を受けつつ
二人はメドヴェージへと戻る事に。
日々人達が無事に戻ったことで
六太達の表情も明るく
ようやく安堵の息を吐いていた。
直近の問題が片付きフランツは
一番初めにハッチを開け
まともに煙を浴びてしまった吾妻の
容態について説明する。
意識はあるものの頭痛とめまいがあるらしく
さらに右手の方は中指を
骨折しているかもしれないと。
思わぬ怪我を負ってしまった吾妻だが
高校野球で突き指した時の方が痛かったと
笑いながら日々人とマクシムを称賛する。
日々人、マクシムよくやってくれた。
おかげでまだ生きてると。
その言葉を聞き六太は
心の中で私もだと同意する。
火が消えたとわかった瞬間から
鼓動が聞こえてきて・・・そう思った。
「まだ生きてる」と。
日々人達の活躍の後
ロスコスは帰還船の空気を元に戻す為
環境制御システムで空気の循環を開始。
そして船内の排気を行い
帰還船の空気を元に戻すことに
成功するのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
結局前回からの流れ通り
日々人が消火に当たったわけですが
無事でなによりでした。
おそらく大丈夫だとは思っていたものの
実際無事に帰ってくるのを見て
一安心といったところです。
心配そうにしていた六太も
ホッとしたような表情を見せてましたし
吾妻さんじゃないですが
本当によくやったと言いたいですね。
それにしても吾妻さんですが
命には別条なさそうで安堵したものの
骨折していたとは・・・。
最悪亡くなっていた可能性もあった以上
それだけで済んで良かったのかも
しれませんが・・・。
何にしても消火が無事成功して良かったですが
気になるのは帰還船の状態について。
元々これを使って地球に帰還するはずでしたが
流石に火が出た以上使えないと見て良いかと。
だとすれば他に帰還方法を
考えなければならないわけですが
ただでさえ急ピッチでのミッションでしたから
そこまで考えられているのか気になる所です。
とりあえず色々と話し合いが
行われることになると思いますが
可能かどうかはともかくとして
ソユーズを使うような気がします。
元々六太達もその可能性を考慮して
訓練を積んでましたからね。
何にしても問題が起きたとしても
どうにかするのが六太達ですので
どういう展開を見せるのかも含めて
続きがどうなるのか楽しみです。
そんな気になる続きについては
2/16発売の12号に掲載予定とのこと。