2020年5月14日発売のモーニング 2020年24号に連載されている
宇宙兄弟 355話のネタバレ&感想になります。
第355話 Smile
内容ネタバレ
久しぶりの週刊六太を撮りつつ
六太たちはハピタットへ向けビートルを走らせていた。
ビートルの中からということで
窓の外に広がる見渡す限りの荒野を見せつつ
自分達はルナランダーへ荷物を取りに行くために
ハピタットへ向かっていることを説明。
さらにビートルにはフィリップ以外にもバギーもおり
バギーは自分をプログラムした紫が
建設に携わったハピタットに行けることを
楽しみにしているようで・・・。
ハピタットに到着し
無事にドッキングに成功した六太達は
ヒューストンの指示に従い中へと足を踏み入れる。
このハピタットに入ったのは建設クルー以来ということもあり
ワクワクしつつ中へと進むが
自分達しかいないはずの施設に何者かの姿が!?
こちらに背を向けて座る謎の人物。
余りの事に動揺を隠せない六太達は
恐る恐る近づきながらもヒューストンに報告するが
ビンス達から反応はなく
管制室では一人の男が肩を震わせていた。
そしていざその人物を確認した六太だが
その正体はここの管理用のロボである旧型のジョックに
カツラと服を着せたイタズラだったようで
見事に騙されたことに思わずチクチョーと零す。
そういえばとここ建設したのは紫のクルーだったことを思い出す中
このイタズラを仕掛けた張本人である紫は
管制室で肩を震わせ笑っていたのだった。
気が済んだ紫は早速ブギーを通して六太達に通信すると共に
最初に引っかかった六太に
さすがムッちゃん、持ってるね~!と親指を立てていた。
そのハピタット建設したのウチのクルーだから
何かわからないことがあったら何でも聞いてと話す紫の声を聞きながら
六太は知ってたはずのビンスまでもが
こんなドッキリに加担したことにショックを受けていた。
どうやら紫はドッキリの結末を見るためだけに
管制室にいるわけではないらしく
この後ジョックを遠隔操作して明日の動作確認をやることを説明。
つまり明日行われるジョックの操作は
紫が担当することになったようで・・・。
一方、NASAではケンジと新田が
週刊六太について色々話していた。
彼らも紫が仕掛けたドッキリに笑ったようで
その事を話しつつも問題はここからだと
明日ちゃんとシミュレーション通りにいってくれるのかと
不安を覚えつつも大丈夫だと励まし合っていた。
そして紫がいてくれることで
六太達も実は心強いはずだと話しながらも
二人とも紫の服にあったFMTEワッペンに気づいていたようで
そのワッペンには紫の”信念”が表れており
真ん中にスマイルマークが描かれていた。
あくる日、六太達は準備を確認し
ルナランダーへ向けビートルを出発。
ジョックを操作する紫も万全のようで
六太のことを気遣う余裕すら見せていた。
そしてついに乗り越えるべき壁へと到着し
紫は遠隔操作のためのゴーグルを装着。
そしてよっしゃー!と気合を入れると
「真面目に」「緊張感を忘れず」
「大胆かつ繊細に」「素早くかつ確実に」
「余裕を持って」楽しくいくぜと笑みを浮かべるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ここに来ての紫の登場ということで
中々にアツイ展開でしたね!
彼らしいドッキリに見事に引っ掛かった六太達にも
笑わせてもらいましたし
本当に彼がいると雰囲気が明るくなるなと。
それにしても二年越しのドッキリって
紫らしいといえばそれまでですが
それに六太が引っ掛かるとか紫の言葉じゃないですが
本当に六太は持っているなと(苦笑)
ついに今回の最難関ともいえる
Cルートの絶壁ポイント攻略に挑むわけですが
本当に上手く行って欲しいものです。
とりあえずシミュレーションでは問題なかったですが
いざ本番で問題が出てくるのは多々あることですので
ここからはやってみないと分からない状況。
まあ、問題が起きない可能性もありますので
やってみれば思いのほかすんなり終わるかもしれませんが。
なんにしてもあとは紫の手にかかっているわけですので
ここからは彼の実力が試されることになるかと。
気になる続きについてですが
予告では5/28発売の26号とのこと。