たくさんの漫画の中から管理人が厳選したオススメ漫画を少しのネタバレを交えて紹介しています。当ブログにはプロモーションが含まれています。

オススメ漫画ネタバレ情報局

【漫画版】アルスラーン戦記 最新 119話 ネタバレ&感想 三つ巴の戦い!? 19巻続き

2023年6月9日発売の

別冊少年マガジン 7月号に連載されている

アルスラーン戦記 119話

ネタバレ&感想になります。

 

第119章 ボダンの襲撃

内容ネタバレ

 

ギスカール率いるルシタニア軍を

追い詰めるアルスラーン軍だが

ボダン率いる聖堂騎士団が姿を見せる。

 

伝達兵の様子を見に来ていたエラムは

自身も足に矢を受けながらも

アルスラーンの危機に

なんとしてもボダンらの情報を伝えるべく

単身敵と相対していた。

 

失敗は許されない戦いの中

窮地に陥りながらも

アズライールの助けもあって

なんとか情報を伝えることに成功する。

エラムからの情報を受け

すぐさま確認した所

相手はボダン率いる

聖堂騎士団であることが判明。

 

報告を受けたザラーヴァントは

ギスカールと連携して

挟撃するつもりだと判断するも

ボダン軍がギスカール軍をも

攻撃していると聞かされ絶句していた。

 

ダリューンは落ち着きのない

兵達を見ながら思う。

 

今の兵は殿下がギランにいってから

集めた者たちであり

ペシャワール城の鍛え抜かれた精鋭ではない。

 

ギスカール軍に勝利目前のところで

横やりを喰らい集中力が途切れてしまった・・・。

 

対するはボダン率いる

戦意旺盛な聖堂騎士団・・・。

 

そう考えたダリューンは兵達に

一度退がってアルスラーン殿下と

合流すると指示。

 

そして殿を自ら買って出て

ザラーヴァントの隊には

先にいって殿下を守るようにと。

 

兵達はいくらダリューン卿と言えども

ボダンとギスカール両軍相手に

殿は無理だと思っているようで

不安そうな表情を見せていた。

 

しかしそんな厳しい状況の中

ジムサは俺も付き合おうと申し出る。

殿は手柄のにおいがすると。

 

一方その頃アルスラーン軍本陣にも

ボダン軍についての伝令が届いていた。

 

報告を受けナルサスは

相手がボダンであると知り

冷徹な表情を浮かべ策を練る。

 

以前ダリューンと共に

ボダンのやり様を見て

彼に言ったことがあった。

 

あのボダンという男は俺に殺させろ。

国王だの王弟などはお前に任せるから

奴は俺に譲れと。

 

そして考えが纏まったのか

ナルサスはジャスワントに

アトロパテネの地形について確認すると

アルフリードに声をかける。

 

メルレインと協力して

やってほしいことがある。

ゾット族のあれを使わせてくれと。

その頃突然ボダン軍に襲い掛かられた

ギスカールは怒りを露わにしていた。

 

そしてボダン軍がパルス軍へも

攻撃を仕掛けているとの報告を受け

必死に考えを巡らせる。

 

逃げればボダンに追撃される・・・

パルス軍と挟撃して

ボダンを先に潰すか!?

 

それともボダンを防ぎつつ

混乱しているパルス軍を追い返すか!?

 

どうする・・・どうする・・・。

悩みに悩んだギスカールは

一先ず残っている兵をととのえ

陣を守るようにと命を下す。

 

そしてボダンとアルスラーンの

潰し合いを見物だと。

 

ボダンの戦い方はよく知っており

あやつは兵の忠義にまかせて

まっすぐ突撃してくることしか知らぬ。

 

亀のように堅く守り時を待つのだ!

アルスラーンかボダン・・・

必ずどちらかに綻びが生じる!

そこを待ち構えて反撃だ!と。

 

その上でアルスラーンがボダンを

仕留めてくれれば儲け物・・・。

 

そうでなくても両陣営

無傷では済まんだろう。

最悪でもボダンの首だけは獲る!と。

一方アルスラーン軍本陣に

ボダン軍について詳しい報告が届く。

 

後方にルシタニア軍!

装備から見て聖堂騎士団であり

その兵力はおよそ二万であると。

 

本陣には三千ほどしか詰めておらず

兵士達はその兵力差を前に

緊張を隠せずにいた。

 

そんな兵士達の前に立った

アルスラーンは剣を掲げ告げる。

 

今・・・私はこの状況で

己の命の心配はしていない。

 

おぬしたちのような屈強な兵に守られ

安心して好みを戦場に投げ入れることができる。

 

そう言われた兵士達は喜び

誇らしげに笑みを浮かべていた。

 

そしてアルスラーンは一瞬目を閉じ

皆に語り掛ける。

 

——今我らが崩れれば

前線で死闘している者たちの士気にかかわる。

 

我らの後退は全軍の後退に・・・

ひいてはこのアトロパテネからの

後退につながる。

 

思い出せ!あの日の敗北を!

思い出せ!あの日から流し続けた

おぬしたちの家族の!友の!国民の涙を!

今ここが我らの誇りをかけた戦場だ!と。

 

アルスラーンの檄によって

浮足立っていた兵士達は奮い立ち

迫る敵に対し戦意を漲らせるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

とりあえず前回の最後からの流れで

ボダン率いる聖堂騎士団が襲来したわけですが

なんとか立て直しに成功したみたいですね。

 

あのまま浮足立っていたら

あの狂信者達を相手に一方的に

やられていたでしょうし

一先ずは戦えるレベルまでにはなったようです。

 

ただそれでもアルスラーンの本陣には

三千ほどしかおらず

対してボダンは二万もの兵がいる以上

単純な兵力差においては

圧倒的に不利であるのは間違いないかと。

 

とまあそんな状況ではありますが

軍師であるナルサスが何もしないはずもなく

すでに動いているみたいですので

そう簡単にはいかないでしょうね。

 

それにボダン軍はアルスラーン軍のみならず

ギスカール軍にも手をだしているみたいですし

そのあたりどうなるのか気になるところ。

 

ギスカールとしては漁夫の利で

互いに争わせようと考えているようですが

それもナルサスが見抜いていないはずもなく

思惑通りにはいかないでしょうね。

 

とりあえず殿を買って出た

ダリューンとジムサについては

流石に心配ではありますが

彼らがこの戦でやられるとは思えないので

そちらもどうなるのか見物です。

 

とまあ劣勢ではあるものの

何かしら策もあるみたいですので

本格的にぶつかり合う次回

どうなるのか楽しみです。

 

第118話へ

第120話へ