2023年9月20日発売の
週刊少年サンデー 43号に掲載されている
君は008 第268話の
ネタバレ&感想になります。
第268話 地獄で???に会う。
内容ネタバレ
エイトを庇い洗脳を受けた
あやめの凶刃に倒れたルルス。
化学は友情に勝ったって事でいいよね!?
そう言って嘲笑う首領に
怒りのままに斬りかかるエイトと野原。
しかしその攻撃は
再度洗脳を受けたあやめによって
防がれてしまうことに。
その様を見た首領は
ボクは自分で動かずらくらくさ。と
椅子に腰かけ悠々と
キズの回復をし始めるのだった。
洗脳を受けたあやめと相対する
エイトと野原だが
その実力差は明白だった。
容赦のないあやめの攻撃に
剣を合わせることすら出来ず
傷を負っていく二人。
一気に劣勢に陥った状況の中
野原は2人がかりでも
城戸さんには敵わないだと理解する。
このままじゃ2人ともやられる・・・!と。
そう考えた野原が選んだのは
自分が盾になって体で刃を抑え込むから
その隙になんとかエイトに
あやめを止めて欲しいというものだった。
そしてそう考えた野原は告げる。
君達は絶対に殺し合っちゃだめだ!と。
ご機嫌な様子の首領が
果物を手に歌を歌い始める中
覚悟を決めた野原は笑う。
城戸さん、エイト・・・
2人と過ごした時間は
ボクにとって・・・夢のようだったと。
エイトもその覚悟に報いようと笑い
倒れたルルスが誰か止めてと
声にならない声で祈った瞬間
あやめの耳元にハローワールド!と
大声で叫ぶものが現れる。
突然のことで困惑する皆を前に
笑いながら姿を見せたのは
クアドロの一人、シックボーイだった。
シックボーイの合言葉により
あやめの洗脳はとけ
エイト達は首領へと剣を向ける。
首領はシックボーイに
激昂した様子で問い質す。
何のつもりだっ?
一体どこで解除コードを知った?と。
その問いに対しシックボーイは
悪びれる様子もなく笑う。
ちょいと旧人類の子供たちに
上の3人に伝えるように頼まれた。
面白ければあとはどーでもいい・・・
そういう風に私を作ったのは
あなただったはずだ・・・!と。
自業自得である首領が
ぎゃふんと言わされる中
シックボーイはルルスの傍らに膝をつき
その名を呼ぶが答えはなかった。
そして体に触れて理解する。
腹部に大きな傷を受けていることを。
己の手に付着したルルスの血を見て
言葉もなく立ち尽くすシックボーイに
首領は今ちょっと取り込み中だから
大人しくしててくれるかい?と声をかけるが
その返事は「黙れ」という言葉だった。
黙れと言ったシックボーイの表情は
これまでにない程、怒りに満ちていた。
そして首領のもとへ向かいながら告げる。
私は今、頭に来ていると。
首領はもしかして自分が
長年面倒見た娘がやられたから?
と彼の言葉について考えながらも
思い直したように笑う。
いや、ないない。それはないって!
キミには喜びの感情しか付与していない。
そのキミが”怒る”なんてありえないよ!と。
それに応えるようにですよねぇ~と
笑い声をあげるシックボーイだが
次の瞬間怒りのままに首領を殴りつけ!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回の話はルルスが倒れた後
あやめと戦うことになって
さらに野原が覚悟を決めるなど
色々と悲壮な展開でしたね・・・。
このまま最悪の展開に・・・と
思った所で救世主?となる
シックボーイの登場はアツい!
登場するや否やあやめの洗脳を解き
さらに持っていなかったはずの
”怒り”の感情のままに
首領を殴りつけるとかもう
よくやった!としか言いようがないです。
ルルスが倒れていたのを見て
発作的に殴り掛かったとかでない限り
反旗を翻すつもりなのは間違いでしょうね。
前に千堂達のところに姿を見せた
シックボーイが何を考えていたのか
ずっとわからないままでしたが
始めからそういうつもりだったのかも。
千堂達に頼まれたとはいえ
あやめのベータ洗脳を解いてましたし
ただ面白そうだからというのも
どうにもしっくりきませんしね。
結局何を考えてそうしたのかは
未だわからないままではありますが
それでもこの状況で
味方になり得る存在の参戦は
かなり大きいと思います。
ベータ洗脳をどうにかしたとしても
結局実力トップクラスの首領を
打倒しなくてはどうしようもないわけですし。
それはそれとして刺されたルルスですが
なんとかして助かることを願うばかり。
あのまま逝ってしまっては
エイトにとってなによりもあやめの心に
甚大なダメージがあると思いますし・・・。
ともあれシックボーイの登場により
事態が一変したのは間違いないので
彼の行動如何でこれからどうなるか決まる。
そう言っても過言ではないかと。
出来ることならば味方であってほしいですが
今まで敵対してきた関係なだけに
どう転ぶのか次回楽しみです。