2023年2月8日発売の
週刊少年サンデー 11号に
掲載されている
君は008 第238話の
ネタバレ＆感想になります。
第２３８話 今すぐ死にたいわ！！！
内容ネタバレ
もし、生まれ変わったら
つき合って下さい！
野原の一世一代の告白を
受け入れたレディ。
その瞬間野原はあまりの衝撃に
呆然とした様子でレディへと振り返り・・・。
そう 人はみな、一生に一度だけ・・・
奇跡が起こる瞬間がある。
星々の編成 運命の頂点・・・。
普段決して突出することのない凡人が
ただ一瞬だけ輝くその瞬間・・・。
・・・その瞬間、身内の
全精神エネルギーは一点に集中され
全ての不可能は魂の炎によって
焼き尽くされるのだ！！
持っていた武器を捨てた野原に対し
ルードゥスは命乞いでもするのかと声をかけるが
野原は黙れ 優男！と否定した上で告げる。
むしろ、今すぐ死にたいわ！！と。
だって死んで生まれ変われば
ボクはレディ先生とつき合えるのだから。
そう歓喜の涙を流しながら
構えた野原のタイブレードは
今までとはまるで違うものに変化していた。
レディはそれを見て
彼のタイブレードが進化したことに気づき
高出力形態をとったことに驚く。
さあ、殺せ！と笑いながら
タイブレードを構える野原に
ルードゥスは笑みを浮かべながら考える。
さっきまで存在を認識する価値さえ無かった
ザコ旧人類が一瞬にして豹変した・・・。
やはりドグラ様の言うとおり
旧人類には何かある・・・と。
そう野原に一瞬気を取られた瞬間
レディがいないことに気づくが
すでに彼女はルードゥスの背後をとっていた。
しかしその試みは間一髪のところで躱され
ルードゥスの反撃を受けてしまうことに。
レディは攻撃を躱そうとするも
これまで受けた怪我の影響か動けず
ルードゥスのゼイロンによる攻撃が迫るが
それを防いだのは野原だった。
お前の相手はこのボクだ！と叫びながら
レディに向けられた攻撃を防ぎ
ルードゥスへと斬りかかった野原。
その攻撃は拙く、ルードゥスからも
君の剣技は赤子にも劣ると笑われてしまい
その全てを躱された挙句に
四方八方からゼイロンによる攻撃が！
しかし野原がその身を顧みることなく
真正面から突破したことで
今度はゼイロンを纏った腕で防がれたものの
タイブレードを叩きつけることに成功する。
それでもルードゥスとの実力差は大きく
一転して追い込まれてしまうことに。
そんな野原を助けるべくレディも動くが
ルードゥスはそんな彼女に対しても
ゼイロンによる攻撃を仕掛けており
近づくことすら出来ずにいた。
ルードゥスによって踏みつけられていた
野原だが苦戦するレディの姿に奮起し
タイブレードを強く握った瞬間
その精神エネルギーは凝縮され
レーザーのようにルードゥスへと発射される。
間一髪のところで躱したルードゥスだが
放たれた精神エネルギーは校舎をも貫き
その上に鎮座していた首領の乗る船へと襲い掛かり
揺るがす程の威力を持っていた。
そんな野原をモニタリングしていた首領が
驚きのあまり身を乗り出して注目する中
ルードゥスは面白い！と笑いながら
野原の力について考察する。
まるで幻視が崩壊する瞬間
その小さな質量から莫大なエネルギーを
放出するような自己破壊的、”捨て身の力”だと。
そして同時に残念に思う。
折角楽しいのに、長くは保つまいと。
血を吐く野原を心配し
声をかけるレディだが
野原は笑みを浮かべ宣言する。
この命、先生に捧げますと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
前回の予告通り野原が
めちゃくちゃ活躍しましたね！
まさに命懸けって感じで
あれは誰が見てもカッコイイ！
そんな野原の覚醒により
かなり面白くなってきたわけですが
レディ先生は彼の行動について
どう思っているのか気になるところ。
ああまでも好意を向けられて
悪い気はしないと思います。
だけど野原は生徒であり
レディは先生なんですよね・・・。
来世でつき合うのはＯＫ！ですが
今世は先生と生徒の関係である以上
命懸けで守られるというのは
先生としてどうなんだろうなと。
野原としてみれば死ねば来世で
レディ先生とつき合えるわけですから
タイトル通り”今すぐにでも死にたい！”
そう思うのはわからなくもないですけどね。
ただレディ先生は
なんだかんだ言って生徒思いなので
ただ野原の命が尽きるのを見ている
とは思えないだけに気になる所です。
ともあれ予告には
覚醒野原の逆襲とありましたので
引き続き彼の命懸けの活躍が描かれるのは
まず間違いないかと。
結果として野原がこの戦いで
命を落とすかどうかはわかりませんが
今まで弱かった人物が何かをきっかけにして
強くなるというのはある意味王道ですので
覚醒した野原がクアドロ相手に
どこまでやれるのか楽しみです。