2024年1月18日発売の
モーニング 7号に掲載されている
宇宙兄弟 408話の
ネタバレ&感想になります。
第408話 何もできない
内容ネタバレ
エディとの交信も途絶え
痛い程の静寂の中に一人取り残された六太。
自分の息づかいしか聞こえない中
六太はみんなに呼びかける。
あちらからの声は聞こえないが
こちらからの声ならば聞こえるかもしれないと。
届いているかもわからない状況の中
六太はだんだんとオリュールとソユーズが
見えなくなってきていることに気づく。
僅かな希望に縋るかのように
ズームして見ていたものの
それすらも見えなくなり・・・。
六太との交信が途絶したことで
NASAでは騒然となっていた。
そして六太の位置すらも見失い
更なる絶望が降りかかる中
ビンスは声をあげる。
ムッタの宇宙服内蔵カメラの映像を——
すぐに映像解析に回してください!と。
JAXAでも同様であり
前代未聞の事態に収拾がつかなくなっていたが
若多は皆を落ち着かせるために声をあげる。
落ち着きましょう。
NASAからは六太君のカメラ映像のデータが
ツープからは日々人君とフランツ君の
撮った映像データが共有されています。
そこにソユーズの外部カメラの
映像データも加えて
各国で映像解析をしていきます。
全ての映像から六太君の流れた方向
速度 軌道を割り出し
彼の位置を把握する事が最優先だと。
この事態を受け茄子田達が
急ぎ各所へと報告のため動き始める中
シャーロットやせりか達は
ただ見ていることしかできなかった。
せりかは六太の窮地に
何も出来ない自分に苛立ちながらも
今も懸命に六太を助けるために動く
スタッフたちに願う。
若多さん・・・!グレゴリーさん・・・!
ゾーヤさん・・・!
お願い 六太さんを助けて!と。
若多たちは六太を救出すべく
皆で意見を出し合っていた。
スタッフの一人から
ソユーズならすぐに動かせるとして
難しいが日々人がソユーズを操縦そ
六太を救出してはとの提案が。
その提案について意見を求められたグレゴリーは
ソユーズの燃料はギリギリ往復分しか
搭載されていないので
それ以外でのしようとなると
使えるのは1%未満が限界だと語る。
そして再計算した結果
ムッタさんに近づくには
ソユーズを逆噴射する必要があり
それをやるとどう計算しても
5%の燃料を消費してしまう事。
たった5%でも地球に戻るための燃料が
足りなくなってしまうと。
二人とも帰れなくなってしまうと聞かされ
皆が意気消沈したように静かになる中
ゾーヤの頭はどうすれば助けることができるのか
目まぐるしく動き続けていた。
チッチッチッと時計の針が進む音が
耳に入りそちらへと目を向けたその時
デスクの上に置いたフィギュアに目を止める。
そしてそのフィギュアの背中にある
弧を描いたブーメランを目にした瞬間
ゾーヤは何かを閃き若多に声をかける。
ヒビトさんにソユーズに
乗り込むよう伝えてください。
ソユーズで救えるかもしれません!と。
一方その頃日々人は通信が繋がらなくなった
六太に向けて必死に呼びかけていた。
そこへツープから通信が入る。
まずは落ち着いてソユーズに乗り込むんだ。
JAXAのソユーズ担当から指示が出てる!と。
ゾーヤは改めて皆に説明する。
ムッタさんの軌道が割り出されたら・・・
すぐに日々人さんにソユーズを操作してもらいます。
逆行するのではなく
燃料を大幅に抑えられるルートを。
ソユーズを前進させましょう・・・!と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
そう簡単に今の状況から
六太を救出するのは難しいとは分かってますが
宇宙空間に一人取り残される六太の姿は
中々にくるものがありますね・・・。
そしてそんな六太を目にしても
何もできない自分に苛立つせりかは
何も出来ないと分かっているからこそ
震えるほどに悔しいんだろうなと。
それにしてもこういう状況で
皆を落ち着かせることができた
若多さんは流石という他ないですね。
他にも色々とやっているとは思いますが
こういう窮地にああいうことができるだけで
流石レジェンド!だなと。
彼が皆を落ち着かせたからこそ
ゾーヤも閃きを得たんだと思いますし
その働きは素晴らしいの一言です。
それにしてもゾーヤの閃きについてですが
とりあえずツープから日々人に
ソユーズに乗るように指示があったことから
かなりイケそうな感じ?
グレゴリーが懸念する燃料問題も
逆行するのではなく前進することで
問題ない可能性があるのかも。
ゾーヤが閃きを得たプロセスから
弧を描くように動かすんだろうなと思いますが
詳しい部分までは説明がなかったので
それらは次回明らかになりそうです。
そんな気になる次回についてですが
次号は休載で2/1発売の9号に掲載予定とのこと。
コメントにもあったので注意喚起ですが
この作品は予告に掲載予定があったとしても
予定通り掲載されない場合も多々ありますので
発売日にネットの試し読み等で
掲載作品を確認することをオススメします。