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君は008 最新 第294話 ネタバレ&感想 光との再会! 残り3話!

2024年4月3日発売の

週刊少年サンデー 19号に掲載されている

君は008 第294話

ネタバレ&感想になります。

 

第294話 引きこもり諜報員の矜持 PartⅡ

内容ネタバレ

 

~ファントム視点~

”オレはドグラに操られ仲間をも”

”手にかけてしまった闇の諜報員だ”

 

”終わりなき悪の監視は”

”そんなオレにピッタリな仕事だ”

 

”そして、監視すべき対象は”

”なにも収容施設の中だけではない・・・”

 

”オレは己の全てを人々に捧げるため”

”全身にガジェットを埋め込んでいる”

ファントムは片目に埋め込まれた

ガジェットを使い監視していたのは

あるビルから出てきた男だった。

 

ビルから出てきたのは

若くして100億以上の契約を結んだ

ウルフカンパニーという会社の社長であり

見送るために集められた男達は

そんなやり手社長のことを窺っていた。

 

想像以上に若い社長の姿を見て

男達は若いのにやり手だと零すが

その声に答えたのはそんな彼よりも

さらに若いというか幼い少年だった。

 

社長はボクだが、何か?

明らかに幼い少年の言葉に

いくらなんでも若すぎだろ?と

男達が騒然となる中

少年は旧人類めがと思いつつ車へ。

 

ファントムはその少年を見て

百人長キャニスだと確認し

盗聴器を車に仕掛ける。

 

車の中でキャニスは部下の男から

ドグラ・マグラの隠し研究所を

探り当てたとの朗報を受け喝采をあげていた。

 

ドグラ・マグラ様の事だ

きっとどこかの研究所に

自分の”遺伝子バックアップ”くらい

とってあるはず!

 

それを見つけ出せば

ドグラ・マグラ組織は復活できる!と。

 

”放っておけば悪は必ず蘇り”

”再びはびこる”

 

部下からの報告に従い

研究所がある海へと向かったキャニス。

 

そして海中にあると聞かされ

さすがドグラ様、実に突飛だ!と

称賛しつつ海へ近づいた瞬間

突然大きな爆発と共に研究所は消滅していた。

 

あまりの事態にキャニスは

ボクは絶対あきらめないぞ~!と叫ぶのを尻目に

研究所を消滅させたファントムはその場を去る。

 

”ならばその芽を摘んでやることが”

”むしろ本人達のためになる”

 

”だが悪への誘いは常に強力だ”

”なぜならそれが安易で容易に”

”人を惹き付けるのものだから・・・”

あるコンビニにて男が

上司から怒られていた。

 

本当にキミは愛想がないね~。

お客様には笑顔で接しろと

何度言ったら・・・。

 

そうくどくど説教される中

男は無表情で謝りながら思う。

 

楽しくないのに笑うというのは

よく理解できない・・・。

 

といっても、実のところ・・・

”楽しい”ということも

よく理解できないのだけどね・・・と。

 

彼はドグラ戦闘員No.6485-B号。

元アスヤ部隊の構成員だった。

 

基地を脱出したら

全員旧人類社会に潜伏。

各自好きなお湯に暮らすんだ!

 

そうアスヤに言われたものの

彼にはその”好きなように”がわからなかった。

 

そんな男がアルバイトするコンビニに

ファントムが入った時

男は客から怒鳴られていた。

 

どうやら愛想笑いをしてみたものの

バカにしているとしか見えないようで・・・。

 

男は怒られながらも

なんだか面倒になってきていた。

 

なぜこの醜く劣った旧人類の社会に

合わせなければならないのか・・・。

もうやめちゃおっかな~潜伏。

 

”・・・一度悪に堕ちた者は”

”二度と踏みとどまることはない”

 

”そう、それはまるで闇に堕ちた者が”

”もう二度と光の世界に這い出せないように・・・”

 

男の雰囲気が変わったことに気づき

ファントムは一般人を守るべく

即座に動こうとするが

危害を加えようとした男は

何故か動きを止めたことに気づく。

 

男はアスヤの言葉を思い出し

いやだめだ、いけないと思い留まる。

 

だって、あれは我らがアスヤ隊長の

最後の命令だったじゃあないか!と。

 

大変申し訳・・・ありませんでした。

そう男が頭を下げるのを見て

ファントムは驚愕していた。

 

一般人の男はそんなんで許すか!と

土下座しろと強要するが

ファントムはその背後に立ち

ギロッと睨みつける。

 

ファントムの姿を見て男は

このくらいで勘弁してやる!と

逃げるように去って行き

残された構成員の男は

ファントムに謝りながら片付けを始める。

 

散らばったペットボトルを

拾って渡したファントムに対し

男は自然に笑みを浮かべて礼を述べ

会計を済ませたファントムは

男に対しありがとうと伝えるのだった。

 

”そういえばあいつ・・・がよく言ってたっけ”

”「どんな闇にも光は射す・・・」

”「心に陽だまりを持っていれば」と・・・”

そんなある日の夜

ファントムの元へアララギが訪れていた。

 

アララギは出されたケーキを食べると

またケーキ作りの腕を上げたねと称賛し

監視業務ご苦労さんと伝える。

 

その上でそれだけ動けるのなら

現場復帰してはどうかと持ち掛ける。

閑真も助かると思うよ?と。

 

しかしファントムは

その提案を受けることはなく語る。

 

光の世界を守るのは

明石閑真、奴の仕事・・・

そしてオレは闇を!

 

二つの世界に別れたオレたちは・・・

もはや会うこともないと。

 

アララギはそんなファントムを

その明石閑真が生きて帰ってきたのに

ろくな挨拶がないから

寂しいのかなと茶化すが

返答は目から放たれたレーザーだった。

 

ケーキを食べ終えたアララギは

昔はよく三人でお茶したものだと

懐かし気に口にし席を立つ。

 

そんなアララギの言葉に

ですよね~と同意しながら姿を見せたのは

ようやく仕事が一段落して

時間が取れた明石閑真だった。

 

少し疲れた様子でやって来た

閑真は笑みを浮かべながら声をかける。

 

潜伏中、夢にまで見たあなたのケーキ

やっと食べられますよ・・・ファントム!と。

 

そんな閑真の笑みに応えるように

ファントムもまた笑みを浮かべ

三人は昔のように卓を囲むのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

前回に続きファントムの回でしたが

最後の三人の様子を見れただけで

十分満足できる回でした。

 

閑真が校長になってからファントムと

会っていない事は驚きましたが

それだけやることが多かったんだろうなと。

 

前々回にアララギも言ってましたが

校長になってからミッション続きで

中野にも寄りつかなかったらしいですし。

 

何にしても仕事も一段落して

今回ファントムとも

再会を果たしたみたいですし

これからはもうちょっと会う機会も増えるのかも。

 

それにしても首領を倒して

ドグラが壊滅してからというもの

後日談的な話がメインになってますね。

 

完結まであと数話しかないので

仕方ないのかもしれませんが

結局どういう終わり方するんだろうなと。

 

とりあえず今はこれまで

焦点が当たらなかったキャラや

先延ばしになっていたイベントなど

良い感じでまとめているような感じ?

 

私的にはエイトとあやめが

ちゃんと付き合って

綺麗な感じで終わるのかと思ってましたが

あと3話ということもあって

他にも何かあるのかも。

 

そんなことを考えていた時に

ふと思ったんですが

最終回の最後でエイトが

中野の校長になっているみたいな

展開もあり得そうな気がします。

 

今よりもさらに大人っぽくなって

一流の諜報員になったエイトが

新たに入学した生徒達に

ようこそ!中野へ!みたいな?

 

まあ、あくまでも私見ですので

作者様がどういう最後を望んでいるのかで

結末は変わる気はしますが。

 

なんにしても完結まであと3話となり

物語的にはまとめに入っていますので

一体どんな最終回が待っているのか楽しみです。

 

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