2024年4月4日発売の
ヤングジャンプ 18号に連載されている
テラフォーマーズ #59の
ネタバレ&感想になります。
#59 BLUE for RED 「大地の神」と「戦火の神」
内容ネタバレ
もう一度力を貸してくれ——
今度は俺自身が闘う番だ。
小吉が再び戦場に立つことを決意していた頃
ミッシェルは一人酒を飲みながら物思いに耽る。
・・・戦時中なんだよな・・・
——遠いけど「日本」では
・・・スゲェ遠いけれど・・・今——
「にらみ合い」がずっと続いてる・・・
——「日本」では「鹿児島」で・・・
「その要所要所」で——・・・
七星は改めて小吉に
今の日本の状況について説明しようとするが
小吉は——いや いいと断る。
”戦況”ならこれから動けば
思い知らされる事になる。
まずはこれだけ皆が集まってくれたんだ
ほんの少しだけ・・・浸りたいと。
イワンはそんな庄吉の言葉を
もちろんスよ!と快く受け入れる。
それに・・・オレは仕事サボってでも
来るつもりでしたが——
まだ続いてますから睨み合い・・・てヤツが。
——俺の知る限り
一番クソな状態ですけどね・・・
——仕方ないです
——マジで只メンチ切ってるわけじゃあないんで
消耗はします——・・・それに
ゴキブリはこれで終わりじゃない。
艦長の言う通りまだ”動いて”ないです。
時期か一定の戦果か情報か外的要因か・・・
それとも単にアタマがくっつくまでの時間か
——何かを待ってると。
そんなイワンの言葉を引き継ぐ形で
燈は庄吉に大丈夫だと告げる。
小町庄吉が艦長を務め
ミッシェルさんが副長だった「アネックス1号」
乗務員の俺たち 強くなったぜ?
——そしてこれ以上日本で事態が動けば
俺たち「ジャパン・ランキング」も即座に動く!
安心してくれ艦長
俺たち全員でゴキブリを倒す!と。
そんな真面目な雰囲気を変えようとしたのか
マルコスが軽い感じで口を開く。
しかしよ——「ジャパン・ランキング」って!
”火星”だったのが”日本”じゃあ・・・
何かスケールダウンしてねぇか?
いくら強くったっても・・・名前・・・
と笑いを取ろうとするが
他の皆は誰一人口を開くことはなかった。
すべったのを理解したのか
もう一度力強く言うことで
笑いを取ろうとするマルコスだが
七星はそのことを認めた上で語る。
いや・・・している だからこそ際疾い。
力を合わせる時が来た。
今日より「ジャパン・ランキング」には・・・!
彼の「マーズ・ランキング」ランカーであり
世界各国の火星帰還組——
君達全員が加わる事になる。
何故なら——・・・
「戦争のための大地」は
もう日本にしか無いからだと。
~♯59 登場人物説明まとめ~
膝丸 燈(21)日本?
株式会社「一警護」地球警護部警邏課課長
特性「大箕蛾」「蜘蛛糸蚕」「蘭華蟷螂」
小町 小吉(43)日本・千葉
元”アネックス1号”艦長
特性「大雀蜂」
マルコス(17)グランメキシコ
不法移民→米宇宙軍特殊部隊員
特性「アシダカグモ」
アレックス(18)グランメキシコ
不法移民→メジャーリーグ候補生
特性「オウギワシ」
イワン(17)ロシア
デザ共和国治安維持警察陸佐
特性「チョウセンアサガオ」
三条 加奈子(20)日本・青森
株式会社一警護
特性「ハリオアマツバメ」
アナスタシア(30)ロシア
民間情報管理会社
特性「トタテグモ」
エヴァ(19)ドイツ
民間危機管理会社
特性「プラナリア」「デンキウナギ」
染谷 龍大(20)日本・埼玉
株式会社一警護
テラフォーマー排除数1位
ドルヂバーキ(24)モンゴル
民間人質救出専門会社「シルバーファング」筆頭
特性「ハイイロオオカミ」
本郷 丈一(26)日本・静岡
株式会社一警護
特性「サバクトビバッタ」
風邪村 一樹(29)日本・奈良
皇宮護衛官
特性「女郎蜘蛛」他多数
日向 強(20)日本・埼玉
株式会社一警護
特性「ガラガラヘビ」
蛭間 七星(27)日本・北海道
株式会社一警護取締役
特性「ガラガラヘビ」
柳瀬川 八重子(21)日本・岡山
特性「スカンク」
ミッシェル・K・デイヴス(25)アメリカ
株式会社一警護取締役
特製「パラボネラ」
特性「バクダンオオアリ」
”人類の到達点”
ジョセフ・G・ニュートン(25)
元「マーズ・ランキング」1位
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
休載してから5年あまり
まさか再び連載再開するとは・・・。
元々再開するとはなっていたものの
何年も経つうちに正直このまま
終了するんだろうなとばかり。
私自身再開するとは思っておらず
持っていたコミックスも処分していたので
思い出すために急ぎアプリで
全話読み返したところです。
それにしても読み返した時もそうですが
この作品の面白さが
改めて理解できた気がします。
「人類」と「ゴキブリ」
全く価値観が違う生物の闘争というのは
こうも心が躍るものなのかと。
前に連載していた時も
同じように思っていたとは思いますが
改めて読み返したことでそう思います。
まあ、ニュートン一族やら
テラフォーマー側とも
利害関係から手を組む勢力もいますが
基本的には殺るか殺られるかですからね。
読んでいてここまで相手側に
同情を感じない作品もそうはないと思います。
まあ、その分どちらに関しても
かなり凄惨な描写も多いので
万人向けじゃないのは間違いないですが。
ともあれ無事に連載再開したことで
再びこの作品に触れることが出来るのは
かなり嬉しいですね。
次回からどんな展開になるかは
わかりませんでしたが
今の戦況を見るに間違いなく
日本での戦いになると思いますので
彼らがどう戦うのか楽しみです。
次回掲載は4/25発売の21・22合併号
になるとのことですが
週刊ペースでは難しいのなら
前に本誌で連載していたGANTZ:Eみたいに
月1でもいいから続いてほしいものです。