たくさんの漫画の中から管理人が厳選したオススメ漫画を少しのネタバレを交えて紹介しています。当ブログにはプロモーションが含まれています。

オススメ漫画ネタバレ情報局

葬送のフリーレン 最新 第132話 ネタバレ&感想 帝都に潜む影たち

2024年8月28日発売の

週刊少年サンデー 40号に掲載されている

葬送のフリーレン 第132話

ネタバレ&感想になります。

 

第132話 追跡

内容ネタバレ

 

えっと確かここら辺だったかな。

そう言ってフリーレンが訪れたのは

ある露天商のところだった。

 

ちょっとここで待っててと

フェルン達を待たせて向かうフリーレンだが

何か思うところがあったのか

やっぱりシュタルクは付いてきてと

有無を言わせず連れ立って露天商の元へ。

 

フリーレンはその露天商で

ある壺に目を止める。

 

どうやらその壺はフリーレンの目利きによると

統一帝国の頃のもののようで

露天商も鑑定書付きだと自信をもって

価格を提示していた。

 

しかしフリーレンもそのままの価格で

買おうとは思っていないようで

これくらいにならない?と

提示された価格の半分を提示。

 

流石にそれは露天商側も難しいと

値段交渉を続けることになり

結果多少値引きして売ってもらえることに。

 

露天商はお金を受け取ろうと手を伸ばすが

フリーレンはその手に思うところがあったのか

じっとその手を観察すると

何事もなかったように支払いを終えるのだった。

 

戻って来たフリーレンは

という訳で買っちゃったと

嬉しそうに壺を見せびらかすが

ファルシュから偽物だと言われてしまい・・・。

一方その頃デンケンは

本を返却するため図書館を訪れていた。

 

司書のルティーネに返却ですか?

先日お借りしたばかりですよねと言われ

デンケンは急用ができたことを説明する。

里帰りのようなものだと。

 

それを聞いたルティーネは

長旅になりますね。お気をつけてと返すが

デンケンは本を返却しながら告げる。

 

・・・長旅になるか。

ルティーネ。儂はお前に故郷くに

ヴァイゼだと話したことはないと。

 

その言葉に対しルティーネは

表情を変えることなく

そうでしたか?と返す。

 

もしかしたら誰かがどこかで話しているのを

偶然聞いてしまったのかもしれませんと。

 

お気を悪くしてしまったのであれば——

と謝罪しようとするルティーネに

デンケンはいやいい、よくあることだと言い

儂も誰かがどこかで話しているのを

偶然聞いてしまってなと話し始める。

 

お前の故郷はロルベーアで

北の果ての戦争で随分と暴れたそうじゃないか。

 

趣味は占い。どうだ、

今朝の占いはいい結果が出たか?と。

 

そう聞かれたルティーネは

いつも通りの”平凡な一日”です。

たった今占いの結果は外れましたねと

薄く笑みを浮かべるのだった。

図書館を出て街に出たデンケンだが

そんな彼を待っていたのか

ゼンゼに声をかけられることに。

 

ヴァイゼに向かうそうじゃないか。

デンケン、貴方が帝都を離れる前に

聞きたいことがあると。

 

近くの店で食事を摂り終えた二人は

早速本題に入るが

ゼーリエの暗殺計画に関して

デンケンは何も知らんと答える。

 

ゼンゼはそう答えると思っていたと

その言い分を全く信じていなかったが

デンケンは事実だと語る。

 

帝国の中枢にいながら

一級魔法使いという地位を持つ儂に

そのような報告が上がってくると思うか?

 

大陸魔法協会が儂に任務の情報を

寄越さなかったのと同じ理由だ。

 

帝国と大陸魔法使いの架け橋にはなれど

悪だくみを共有できるほどの仲ではなくなった。

それが今の儂の帝国での立ち位置だ。

 

だが一級魔法使いになったことは

後悔していない。

お陰で遠い昔に失ったものを取り戻せたと。

 

話を聞いたゼンゼは貴方を信じることが

出来なかったことを謝罪し

デンケンは謝ることはないと返す。

 

これが逆の立場だったら

儂も決して信じることはなかっただろうと。

 

そう言って近くにいたウエイターを呼ぶと

ゼンゼにも声をかける。

 

それで他にも聞きたいことがあるんだろう。

デザートは何にする?

 

少しは気分が落ち着くはずだ。

話し合いの場において

焦りが見てとれるのは良くないと。

デンケンとの話を終え

戻って来たゼンゼだが

フリーレンが不機嫌そうに

そっぽ向いているという

よく分からない状況になっていた。

 

フェルンから事情を聞いたゼンゼは

仕方がないなと呆れながら

フリーレンに語り掛ける。

 

フリーレン、目利きに失敗は付き物だ。

それにガラクタにはガラクタの

良さってものがあると思うんだ。

 

良く見たら良い壺じゃないか。

部屋の彩くらいには・・・と髪で肩に触れるが

返ってきたのはかなり辛辣な言葉だった。

 

うるさい。それと触んな。

お前の髪の毛 血の臭いがするんだよと。

 

えー・・・そんなことないって。

ちゃんと洗ってるし甘い香りが・・・と

否定しようとするゼンゼだが

フリーレンは一言。失せろと。

 

あまりにも理不尽なキレ方をされ

フェルンに・・・なんなのあれ?と尋ねると

フェルンから説明が。

 

あれは10年に一度の

ブチギレ八つ当たりフリーレン様です。

私も見るのはこれで二度目ですね。

 

言葉のナイフで人を殺せる状態なので

刺激しないのが得策ですと。

 

・・・じゃあどうするんだ?

というゼンゼの問いかけに対し

フェルンはさらに言葉を続ける。

 

ハイター様の話によると

10分もすれば元に戻るので問題ないそうですと。

 

それならばと放っておくことにした

ゼンゼだがフリーレンの言葉に

何やら思うことがあったのか

自身の髪に触れながら口を開く。

 

確かに血の匂いが染み付く程戦ってきた。

でもそれはあくまで比喩表現に過ぎない。

 

そう言ってフェルンに確認してもらうが

フェルンから甘い香りがします。

・・・美味しそうと言われ

師弟揃って変な奴だな・・・と思うのだった。

 

10分過ぎたのか元に戻ったフリーレンは

フェルンとシュタルクに付いてきて

返品しに行くよと声をかける。

 

ゼンゼは一応任務中なのだが・・・と声をかけるも

フリーレンは私には関係ないとして

全く聞き耳を持っていなかったものの

でも、まあちょっと気になることはあるから

ついでに調べて来てあげるよと外に向かうのだった。

一方その頃、帝都の郊外にある森に

集まる者達がいた。

 

彼らは任務内容の最終確認を

行うために集まったらしく

そのメンバーは様々だった。

 

傭兵シュリット、酒場の店主ヴォルフ

酒屋の看板娘イーリス、図書館司書ルティーネ

神父クレマティス、シスターロレ

浮浪者ヴァルロスに加え

フリーレンに偽物を掴ませた

露天商ガゼレの姿もあった。

 

クレマティスから一人足りないと声があがり

心当たりがあるのかシュリットは答える。

 

レーヴェの旦那はあっし等に

邪魔者の排除を任せて好きにやるそうだ。

 

だからここにいなくても・・・と話すが

違う、鍛冶屋がいねぇぞと否定される。

 

どうやらいないのはシュリットの兄のようで

シュリットも言われて気付いたのか

バツが悪そうに・・・忘れてた。

後で連絡しとくわと返す。

 

そんなシュリットに対し

ヴァルロスは酔っ払いが。と言い放ち

イーリスからも剣の腕しか取り柄がないんだからと

辛辣な言葉をかけられるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

今回はいきなりフリーレンが

街で偽物を掴まされる話から始まりましたが

フリーレンはあの露天商が

影の戦士であることに気付いているみたいですね。

 

以前街をあるいていたヴァルロスを見て

何か思うところがあったように思えますし

フリーレンなりに相手が誰なのか

探ろうとしているのかも。

 

まあ、そんなフリーレンですが

最後までそんなテンションが続くわけもなく

ブチギレ八つ当たりモードという

滅茶苦茶迷惑な状態になっていたのは

正直驚くというか笑わせてもらいました。

 

10年に一度で10分くらいで治まるという

なんとも言えないものでしたが

ハイター達もゼンゼと同じように

言葉のナイフによる被害を受けたんだろうなと。

 

話は変わりますがデンケンは

今回の作戦には関わらないようですね。

 

宮廷魔法使いにして一級魔法使いという

異色の経歴もちなだけに

彼がどう動くのか気になっていましたが

近いうちにヴァイゼに戻るようですし

何か起こった時には

帝都にはいない可能性が高いかなと。

 

まあ、彼の立場としても

どちらに付くのか難しいところですので

帝国の上層部がそうなるようにした

というのが真相なのかも。

 

ともあれフリーレンによる探りや

影の戦士達の会合と

色々動きが活発になってきましたので

そろそろ大きなことが起きるのかも。

 

あの影の戦士たちの役目は

邪魔者の排除らしいですので

間違いなくフリーレン達と

争うことになりそうな感じですが

気になるのは魔導特務について。

 

ユーベル達と敵対していたものの

相手が一級魔法使いであるとは

まだ分かっていない状況でのことですし

彼らが敵なのか味方なのかが

大きな焦点になるでしょうね。

 

私的には味方であって欲しいと思ってますが

魔導特務のトップは一筋縄では

いかないタイプのようですので

一体どういう動きを見せるのか楽しみです。

 

気になる次回については

9/11発売の42号に掲載とのこと。

 

第131話へ

第133話へ