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3月のライオン最新 第210話 ネタバレ&感想 想定外の指し方

2024年12月13日発売の

ヤングアニマル 24号に連載されている

3月のライオン 210話

ネタバレ&感想になります。

 

第210話 タイトル不明

内容ネタバレ

 

獅子王戦・決勝トーナメント

島田八段vs桐山六段

 

島田優勢の中、零は主導権を握られつつも

しぶとく粘りの将棋を指していた。

 

島田はそれを見て思う。

――しぶとくなって来たな桐山・・・

 

前に坊が心配してた

焦って投げやりになっていた男子も

ちょっとは大人になったって事かと。

そう思い飛車を狙う手を指す島田だが

零はそれに対処することなく

淡々と別の手を指したことで驚いていた。

 

え・・・?そっち?

飛車は?切り捨てんのか?

 

諦め良すぎだろう この先の何を見てんだ?

うん・・・だが躊躇なくいただいておくがなと

飛車をとっていく島田。

 

それを見ていた神宮寺と林田は

そのやりとりを考える。

 

「銀と角」は「角が働いていないから」

「まぁいいか。」

 

――ふむ・・・で 今度は「飛車と角」

「飛車があんまり働いてないからまぁ いいか。」

 

そんな桐山を見て二人は思う。

振り飛車の指し方が堂に入って来たなと。

 

そして零は伸びをしながら思う。

多少の損はあったけど

堅い陣型は作れた気がする。

 

やっぱり実戦ってすごい!

家でどれだけこねくり回しても

ここまでを見る事はできなかった。

 

――何よりやっと締めつけが取れて来た

ここからがスタート!

もうしばられないぞ!と。

 

島田は零の雰囲気が変わったことに気づくも

帰れ!とばかりに指してくる零に対し

帰りませんが何か!?とばかりに指し返す。

 

そのやりとりは続き

神宮寺達はこのバチバチを見て楽しんでいた。

 

しかし同時に惜しげもなく

桐山に駒を喰わせていく

島田に怖さも感じていた。

 

不思議なもんでこーゆーとき怖いのは

「攻めてる側」ってのがな・・・

 

「攻める」っていうのは相手に

「駒を渡して行く」事でもあるからな。

 

最後まで「読み切って」いるならいいが

もしそうでなければ

「攻め」が切れた時が「最後」だからな。

 

はてさて島田は

読み切っているのか・・・それとも・・・

そんなことを二人が話していると

島田は先程指したのは布石だったのか

「金」「香」両取りの手を指す。

 

それに対して零の指した手は

島田達も想定外の手だった。

 

神宮寺達は・・・は?と

どういうことなのか考える。

 

この流れで香車を取られても

大丈夫なんてことあんの!?

 

てゆーか何で桐山の香 浮いてたの!?

角のラインも閉じちゃってるんですけど!?

 

島田も同じように驚いたようで

何コレ どゆこと?と冷静に

零の指した手について考える。

 

え?こんなん見たことないんですけど・・・

え?いつ?何でお前 そんな

全然関係の無いとこ動かしちゃってんの?

 

だいたい何!?桐山お前おかしーだろ?

そんな必要も関係も無いトコ

上げとこーかとか・・・意味わかんないんだけど!?

 

イミも無く駒を上げたり下げたり・・・

そう考えた瞬間ハッと気づく。

そうさせた犯人はオレか――っっ!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

島田さんの優勢のままで

始まった今回ですが

展開的に面白くなってきたのかも。

 

まだまだ島田さんが優勢なのは

恐らく間違いありませんが

どこまで零が読めているかで

形勢も変わりそうな気がします。

 

やっぱり想定外の手を指さないと

相手には勝てないわけですしね。

 

まあでも、それも零がしぶとく

粘れるようになった結果

そうなったわけですから

これも成長だと思います。

 

あとはその成長が島田にとって

想定外なのかそうじゃないのかで

勝てるかどうかが決まるかと。

 

出来る事ならば零が勝利する展開も

見てみたい気はしますが・・・。

 

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