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地上へ・・・ 最新 第10話 ネタバレ&感想 戦いの結末

2025年3月19日発売の

週刊少年サンデー 16号で連載中の

地上そらへ・・・ 第10話

ネタバレ&感想になります。

 

第10話 勝敗を決するもの

内容ネタバレ

 

超人の中でもトップクラスである

ヒイロとビャクグンの戦い。

 

本気を出したヒイロの戦いは

先程までとは違うレベルだったものの

ビャクグンもまた先程までの戦いでは

本気を出していなかったのか

どちらも一歩も退くことなく戦っていた。

 

一般人である結は何が起きているのか

速くて見えなかったものの

以前父から教えられたことを思い出す。

 

結、そういう時は細かく見ようとする

”見の目”を弱くして

全体を掌握する”観の目”を強くするんだよと。

 

その言葉を思い出した結は

深呼吸して教えられた通りに

二人の戦いに目を向ける。

 

するとヒイロがビャクグンの攻撃を

全部かわしているのがわかり・・・!?

地下に居た頃、ヒイロは

訓練の様子を見ていたシオンから言われた。

 

新人たちにも見せてあげなよ!

きっと喜ぶよ!と。

 

ヒイロは別に誰かに見せるために

やっている訳では・・・と戸惑いながらも語る。

 

地下世界で彼奴らを一体でも多く倒すためには

日々の訓練が必要なのですと。

 

シオンはキミはもう十分に

強いと思うけどなぁ~と返すが

ヒイロは違った。

 

・・・そうでしょうか?

先日威力偵察中にオブジェクト5体に襲われ

ビャクグンがたった一人で

オブジェクト4体を殲滅したそうです。

 

シオン、彼とヒイロ・・・

あなたはどちらが強いと思うですか?

 

その問いに対しシオンは

それ・・ってそんなに重要なことなのかい?と

どうでもよくない?と言いたげにするが

ヒイロは当然ですと告げる。

 

我ら超人にとって強さとはそれすなわち

存在意味そのものではないですか!と。

 

そんなヒイロに対しシオンは

・・・強さなら・・・彼かな?と言い

ヒイロはだったらとシオンに訊ねる。

 

シオン、この間あなたが見せた

”愛”の力とやらを会得したら

ヒイロは彼に勝てるでしょうか!?と。

 

それを聞いたシオンは笑いながら

さぁ、どうかなぁ~?と返し・・・

ヒイロとビャクグンが互いに一撃を入れたのを見て

結は思わずヒイロ!と声を上げるが

今にも崩れそうな橋の上にいる女性が

何やら困っているのに気づく。

 

ベビーカーを押していた女性は

どうやら車輪が亀裂にハマってしまったらしく

動かせずどうしようと焦っていた。

 

さっきの二人の戦いで

橋が崩れそうなことに気づいた結は

待ってて助けますからーっ!と声を上げ

急いで助けへと向かう。

 

その間にもヒイロとビャクグンの戦いは

さらに激しさを増しており

ヒイロが川の水を使うことで

ビャクグンの目を惑わしたことで

決着がつこうとしていた。

 

しかしそれでもビャクグンの強さは

ヒイロの想定をも上回り

ビャクグンは勝機!とプラズマアローを

ヒイロに向ける。

 

パワーを1点に集中させることで

ヒイロの体をも確実に貫通する程の威力で

ヒイロも自分が絶対絶命にあるのを理解していた。

 

しかしビャクグンはヒイロの背後に

ベビーカーを押した母子と結がいることに気づき

今 技を放てば、あの者たちもまとめて・・・

そう思った瞬間、一瞬躊躇したのか

動きを止めてしまう。

 

その隙をヒイロが見逃すはずもなく

ヒイロのラッシュがビャクグンを襲い

地面に叩きつけられていた。

 

ボロボロになりながらも

ビャクグンはヒイロに訊ねる。

 

な、なぜ殺さなかった?

ヒイロ、貴様なら今のタイミングで

オレを破壊出来たはず・・・と。

それに対しヒイロは

じっとビャクグンに目を向け語る。

 

そういうあなたこそ

ヒイロの頭をふっとばせるタイミングで

なぜ躊躇したです?

 

・・・後ろにいた者たちを

巻き込まないようにしたですね?

 

先に手を抜いたのはあなたですよ。

ビャクグン!あなた地上のことなど

どうでもよかったのでは?と。

 

ビャクグンは口元に笑みを浮かべ

自嘲するかのように語る。

 

おそらく”超人”は”地上”の者には

危害を加えられぬよう

洗脳でもされているのだろう・・・。

 

ああ・・・たった一つ・・・

たった一つだけの願いまでもが

叶わぬのか・・・と。

 

その言葉にヒイロは

返す言葉を持たず

何も言う事は出来なかった。

 

それでもビャクグンはヒイロに親子が

無事であることを確認すると

・・・悔しいが・・・嬉しいぜ・・・と

どこか満足そうに笑みを浮かべるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

二人の戦いに決着がつきましたが

結果だけ見ればヒイロの勝ちのようですね。

 

ただあの瞬間、ビャクグンが

あの親子を見て躊躇しなければ

勝っていたのも間違いないので

単純な強さという意味では

ビャクグンのほうが上だったのかも。

 

ただまあ、結果はビャクグンの負けになりましたが

本人も最終的に満足そうに笑えてたので

最悪の結末ではなかったのではないかと。

 

それにしても超人に地上の者達に対する

洗脳のようなものがあるかもしれない・・・

とビャクグンが言っていましたが

これは間違いなくあるでしょうね。

 

ビャクグンが橋を壊すほどの力を

地上で発揮したこともあって

絶対的なものではないと思いますが

あれ程の力を行使できる存在を製造するにあたって

安全装置的な意味でも必要だと思いますし。

 

流石に爆弾のようなものを体内に

埋め込まれているとまでは思いませんが

スーツの男の胡散臭さを見る限り

それに近いこともやっていてもおかしくないかと。

 

ともあれ結果としてビャクグンが

負けることになったわけですが

これからどう展開していくのか

なかなかに難しそうな感じ。

 

ヒイロはシオンの夢を叶えようと

これからも自由帳を手に

結と色々やっていくんでしょうけど

総理や局長達がこれで諦めるとは

思えませんからね。

 

流石に地下世界の守り手である

超人を何人も派遣するというのは

流石にないと思いますが

何かしら動きがあるのは間違いないかと。

 

どちらにしてもビャクグンという

超人の中でもトップクラスの実力者を撃退した以上

すぐに彼らが動くとは思えないので

しばらくは目標をこなす日々が

待っていると思います。

 

まあ、それが平穏に終わるかどうかは

正直なんともいえないところですが

どちらにしても今回のように

激しい戦いは当分後になるかと。

 

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