雑誌掲載最新話 地上へ・・・

地上へ・・・ 最新 第11話 ネタバレ&感想 交わる世界

2025年3月26日発売の

週刊少年サンデー 17号で連載中の

地上そらへ・・・ 第11話

ネタバレ&感想になります。

 

第11話 衝突。その後。

内容ネタバレ

 

ビャクグンとの戦いが終わり

ヒイロと結は互いの無事を喜んでいた。

 

地上の世界に被害を出してしまったことに

ヒイロは胸を痛めるが結は

正当防衛だし仕方ないと笑っていた。

 

何を言うわけでもなく

じっとビャクグンを見ていたヒイロだが

結から悩んでいることを看破され

驚きながらも悩みを明かす。

 

ビャクグンが・・・我ら超人は

”地上”を傷付けられぬよう

洗脳されているのだろう・・・と。

 

もし、それが事実なら・・・

ヒイロのこの”地上”での感動

果てはシオンの思いまでもが

すべて製造時に植え付けられたもの

なのではないでしょうか?と。


そんな事を真剣な顔で口にするヒイロだが

結はあっさり否定する。

 

パンケーキを食べた時のあの食べっぷりが

植え付けられたものですって・・・ないない!

 

お花の匂いに感動したり

君のあのハンバーグ愛が

植え付けられたものだなんてこと

あり得ないよ!

 

そんなことぜ~ったいにない!

ここ何日もずっと一緒だった

私が言うんだから!

 

そう笑って否定した結は

ヒイロの肩に手を置き、改めて伝える。

 

・・・大丈夫、誰が何と言おうと

君は君だよ、ヒイロ。

私が自信を持って保証するよ!と。

 

そう笑顔を向けられたヒイロは

感じたことのない感覚を覚えていた。

 

心拍上昇。何だこの感覚・・・

さてはビャクグンとの戦闘で

なんらかのダメージが?

 

いやそれより不可解なことは・・・

この何の根拠もない結の言葉が

なぜか心から信頼出来てしまうという事です!

 

超人として製造れ

戦いの中でのみ生きて来たこのヒイロが

こんなあまりにも曖昧な情報で

安心するだなんて・・・と。

 

思い出したように突然大声を出した結に

ヒイロは何事です!?と驚くが

結はビャクグンのケガを気にしているようで

早くなんとかしないと!と言い出す。

 

そんな結にヒイロは

それは大丈夫だと説明する。

 

ただ、殺しは避けられましたが

ギリギリまで戦ってしまったです。

 

ほら、さっきからあそこで

医療班が回収したくて

ウズウズしてるですから・・・と。

 

結も近くに医療班がいることに気づくが

ヒイロは結に少し下がるように伝え

医療班に声をかける。

 

大丈夫。危害は加えないです!

早く彼の治療を!と。


そのヒイロの言葉を聞いた医療班が

すぐさまビャクグンの元へ向かう中

車中にて戦いを監視していた男性スタッフは

この結末に驚きを隠せずにいた。

 

データ上ではビャクグンが

ヒイロを破壊するはずでは?と。

 

しかしスーツの男は笑っていた。

全てが計算通りに決着がつくなら

戦争はいらないよと。

 

そして総理をどうなだめるか

次の手を考えねばな・・・と零すが

突如監視システムに異常が感知され

同時にビャクグンとヒイロも何かに気づく。

 

男性スタッフは慌てふためきながら

管理官と呼ぶスーツの男に報告する。

 

こ、この反応はまさか!そんな・・・

管理官!”彼の地”との亀裂が・・・

この”地上”に亀裂が!と。

 

スーツの男もこれは想定外だったようで

驚きに目を見開いていた。

ついに・・・来てしまったか・・・と。

 

それはヒイロとビャクグンも同様であり

スーツの男は声をあげる。

 

今まで地下でなんとか食い止めて来た

亀裂がついに地上まで・・・

世界の終焉が流れ込んで来るぞ!と。


上空に発生した亀裂から

弾き飛ばされるように

超人と思しき少女が姿を見せる。

 

突然落下しアスファルトに叩きつけられた少女を

一般市民と思われる男女が心配し声をかける中

少女はふらつきながらも上空を睨みつける。

 

私の閉鎖空間を突破するとは・・・

こいつ一体・・・

 

少女がそう口にした瞬間

上空の亀裂から巨大なオブジェクトが

地上に姿を見せる。

 

突然現れた怪物を見て悲鳴を上げる

一般市民の男女は今にもその巨体に

押し潰されようとしていたが

軽やかに立ち上がった少女は

そんな彼らに手に持った杖を向ける。

 

そして”物質転送リトランスファー”と口にした瞬間

潰されかけていた男女が

まるで再構成されたかのように

離れた場所に転送されていた。

 

一般市民を助け出した少女は

ここが地下世界でないことに気づいたのか

周りの光景を見て驚きを口にする。

ま、まさか!”地上”!!?と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回ヒイロとビャクグンの戦いが終わり

一体どうなるかと思っていましたが

とんでもないことが起きたみたいですね・・・。

 

スーツの男(以下管理官)も

流石に予想していなかったのか

焦った表情を見せていましたが

あれが特別な個体かどうか気になるところ。

 

元々地下世界の戦いは

あれが地上に出ないようにしていましたが

以前の局長と管理官の話からして

あくまでも対症療法でしかないことは

わかっていました。

 

彼らもすでに終焉は迫っており

この数十年はロスタイムみたいなものだと

言っていましたし。

 

というからには遅かれ早かれ

地上にオブジェクトが現れることは

予想していたと思います。

 

けど管理官の様子を見る限り

このタイミングで現れるとは

思っていなかったようですし

あの個体が特別な可能性もあるのかなと。

 

ヒイロの回想シーンでも個体にレベルというか

脅威度の違いがあることは示唆されてましたし。

 

あれが特別な個体であるからこそ

この地上に姿を見せたのか

それともこれからは地上にも

出て来るようになるのかで

今後の展開も大分違ってくるのかなと。

 

特別な個体であるならば

ヤバい相手ではあるものの

倒すことが出来るのならば

当分の間は地上も大丈夫な可能性も。

 

そうではなくこれが発端だとすれば

オブジェクトに対して

碌な対応が出来ない地上の壊滅も

十分にあり得る気がします。

 

その辺りは次回にでも

分かってくると思いますが

とりあえず今地上にはヒイロがいるので

彼が中心となって戦う他ないかと。

 

というよりも今地上にいる超人は

ヒイロ・ビャクグン・あの少女の

三人しかいませんからね。

 

ビャクグンがボロボロである以上

今戦えるのはヒイロと

実力のほどはわかりませんが

戦力になり得るだろうあの少女の二人。

 

管理官からの報告を受けて

地下世界から増援もあるでしょうけど

流石に間に合わないと思いますので

地上がどうなるかはヒイロ達に懸かっているかと。

 

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