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テラフォーマーズ 最新 #69 ネタバレ&感想 一警護の出陣

2025年4月10日発売の

週刊ヤングジャンプ 19号に掲載されている

テラフォーマーズ #69の

ネタバレ&感想になります。

 

#69 READY FOR NEW GENERATION 出動!

内容ネタバレ

 

各国の首脳たちが面倒だと二の足を踏む中

即座に客船のSOSに応え

救助へと向かう燈たち一警護。

 

小吉の見舞いからそのまま現場へと

向かおうとする燈たちだが

マルコスから一応”変身薬くすり”は持ってきてるが

服がないとの声が。

 

そんなマルコスに対し

燈は大丈夫だ に予備があると返す。

 

そして燈の言葉を引継ぐ形で

日向が説明する。

 

この病院の地下はシェルター兼

一警護奈良支店になっているんだ。

 

そこですぐに作戦を立てたら

アレを射出して向かおうと。

 

日向の話を聞いた燈は

またアレに乗るのか・・・と零すが

二人の会話を聞いていたアレックス達は

軍人のような小学生のような会話に

目を輝かせていた。

 

そしてふと気づく。

奈良ということはかの有名な

「アレに乗って出撃する」って事なのかと!?と。

 

大仏じゃねぇよ?とあっさり

彼らの考えを否定した燈は

病室を出る際に小吉に声をかけ・・・!?

一方その頃、ハンニバルを倒したエミリー達と

客船に潜入した舜とアミリアは

通信機器を使い今の状況について話していた。

 

ジェットは語る。

クジラ型ゴキブリが外洋から

泳いできてる様子はなく

恐らく船が真上を通るのを

待ち伏せしてたのだろうと。

 

エミリーはジェットの言葉を聞き

ある疑問を覚えたようで

アミリアも同様だった。

 

待って・・・おかしくない?

だってこの船って進路を変更してる・・・!?と。

 

二人の言葉を肯定した舜は

この船について改めて説明する。

 

この船は元々アラビア海から

シンガポール→日本ときてから

オーストラリアを廻る世界一周クルーズ。

 

実際沖縄で碇泊しとる間に

ウチの仲間が”荷物”として乗り込むまでは

予定通りなんやけども――・・・

 

日本が・・・っちゅうか

太平洋がホラ今もうあんなやろ?

横切れなくなったんやと。

 

それは代わりのコースの許可とったりしたのも

かなり最近であることを示しており

アミリアは疑問を口にする。

 

船の後ろを追っかけてた慶次たちも私たちも

ゴキブリの妨害になんて遭ってないし・・・

ゴキブリ共ヤツらはどうしてこの場所が分かった?

そして何故このタイミングで・・・?と。

一方その頃、報告を受けエミリア達と

同様の疑問に思い至った

現中国国家主席― 昆平グンピン―は

対外情報室の爆と面会していた。

 

爆は確認が取れましたと報告する。

例の船にはハンニバル・フォン・ヴィンランドが

乗っています。

 

加えて彼が複数の特性を使うことも

関係者から明らかになりましたと。

 

それを聞いた呉は気づく。

つまり〈祈る者ゴキブリ〉は

ハンニバルの特性をうばいたいのだと。

 

テラフォーマーゴキブリが人間の死体を使って

M.O.手術をするというアレだな。

 

それ程までに欲しい情報ものだったか・・・

しかし何故・・・

 

その疑問に爆は答える。

船が見つかったのはおそらく――

全国籍軍”が繋がったお陰でしょうね。

 

現にハンニバルに会える人間は居るわけですから

どこかに情報はある・・・・・・・・・と。

 

一方地下へと移動していた燈達は

日向から通信が全部傍受されていると聞かされ

驚愕していた。

 

そして日向はたぶんねと前置きしつつも

さらに衝撃的な事を言い出す。

恐らく一般のものもと。

 

それは技術的には可能であるものの

不可能だと断言できることだった。

 

誰もが大量のデータを

行き来される時代に

監視する側の技術がいくら進歩しても

結局――膨大な情報量に埋もれるだけだと。

 

日向たちもアミリア達も

何か方法があるのか意見を出し合うが

それだ!という答えは出なかった。

 

そうした中、イワンは口を開く。

誰が・・・とか――何国どこから漏れたとかの

問題じゃない気がします・・・と。

どこの国なのか判然としない

雪深い地に建てられた建物の中に

日向達の疑問の答えがあった。

 

建物の外には機械の稼働音が響いており

中では膨大な数のテラフォ―マー達が

まさに人海戦術でモニターを前に作業していた。

 

『ユーザー・インターフェイス(UI)』

Interfaceインターフェイスとは”調和させる”と言う意味の単語であり

現代では『マシンと使い手とを接続する装置もの』を指す。

 

元来マシンを使う者は

そのマシン用の専門知識を学ぶ必要があったが

UIの発達により多くの人間が

マシンの恩恵に与るようになり

更には優れたUIによって

もはや言語がわからなくても使える・・・・・・・・・・・・・

マシンが登場するに至っている――!

 

探せ・・・探せ――・・・

例のものを探せ 一致する型を探せ

 

考える必要は無い 交渉する必要もない

どうせあるのだから・・・・・・・・・端っこから探せ!!

 

そしてヤツらは見つけた。

第一に『再生する特性』

時点で『何にでもなれる特性』

――それを今日仲間がいる所の近くに今日見つけた・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

一方その頃、燈達は上空から

プールに着水するという方法で

客船に降り立っていた。

 

ひかれた人がいないことを確認した後

マルコスは声を上げる。

 

・・・おし 要するにだ――

この船をゴキブリの拠点まで

行かせちゃダメってことかと。

 

降り立ったメンバーはそれぞれ正装しており

これから戦いになるとは思えない程

リラックスしていた。

 

病室にて小吉は笑みを浮かべ

去り際に燈から言われた事を思い出していた。

 

燈は笑みを浮かべながら言った。

艦長――見てな!

――あいつら頼もしいぜと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

約半年ぶりの連載ということで

正直流れを思い出すのに苦労しましたが

作風は相変わらずのようですね。

 

とりあえず今回の話を簡潔にまとめると

客船からのSOSに燈たち一警護が応え

救助に向かい到着したという感じかなと。

 

他にも色々と情報がありましたが

私的に衝撃的だったのは

テラフォ―マーが情報を使いこなしていたこと。

 

この時代における情報とは

主にネットの事を指しますが

まさに人海戦術と言える方法で

不可能を可能にするとは大したものです。

 

正直今よりも先に進んだ人類でさえも

出来ない方法ではないかと。

 

いくら高度なUIを使い

言語も問わず使えるとはいえ

まさにテラフォ―マーの強みを

生かしていると思います。

 

疲れを知らず仮に倒れても

それすら食料として消費し使い潰せるという

テラフォ―マーの本当の意味での

恐ろしさがよく出ているなと。

 

個体の強さも重要でありますが

やっぱりテラフォーマーの強みは

その数と指揮系統だと思いますし。

 

作中で考える必要は無い

交渉する必要もないとありましたが

人間にとっては恐怖でしかないでしょうね。

 

ようやくハンニバルを倒して

その直後にテラフォ―マーの襲撃と

本当に休む時がない展開が続いていますが

燈たちも参戦した以上

さらに戦いは激化することになるかと。

 

気になる続きについては次号から休載で

再開は夏ごろとのことですので

その時を楽しみに待ちたいと思います。

 

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