テラフォーマーズ #18(191話)のネタバレ&感想になります。
#18 TOO STUBBORN TO PAT ON HIS SISTER 妹、そして戦士
内容ネタバレ
時を少し遡り、もう一つの戦場では
電気を操るナマズ型テラフォーマーと燈との戦いが行われていた。
燈はゴキブリがアドルフと同じように電気を操ることに不快感を覚えているようで
不愉快なモノマネしてんじゃねーぞと膝丸影打を投擲。
その攻撃をなんとか腕を防いだナマズ型テラフォーマーだったが
その一撃は鋭く片目を失ってしまっていた。
そして燈は投擲した後、影打をその場で破裂させるように散らばらせると同時に
テラフォーマーに向かって走っていた。
ナマズ型テラフォーマーはそれにより一時的に両目が使えなくなっていたが
電気をレーダーとして使うことで燈の動きを把握し迎え撃とうとするが
目前にまで迫った燈が突然服を脱ぎ捨てたことでその姿を見失ってしまうことに。
その隙に糸をテラフォーマーに纏わせることに成功した燈は
その糸に影打の破片を繋ぎ先程脱いだ服を着ると共に
ベルトの装置を起動させその身を両断することに成功するのだった。
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一方、丈一の渾身の一撃をガードした金姫だったが
その一撃はカブトガニの甲羅を粉砕したばかりか
通路の奥にある壁まで叩き付けられてしまうことに。
叩き付けられた金姫は朦朧としながらも何故”妹”がまだいたのかについて考え
”あのハゲ”が自分達に黙って何か違う研究をしていたのではないかと思い至るが
受けたダメージが余りにも大きくその場で意識を喪ってしまうことに。
そして金姫を撃退した丈一は傷だらけになりながらも
ようやく探していた妹を涙を流しながら抱きしめるのだった。
一方、ナマズ型テラフォーマーを倒した燈はその後日向と合流し
そのテラフォーマーが持っていたカギを渡すと共に
もう一度天異してくれるように頼んでいた。
それに応えた日向と別れた燈は日向の特性を使うことで
自身の目的である”祈る者”の居場所を突き止め
そこへ向かって走っていた。
燈は走りながら役員たちによるこの任務の妙な人選について考えていた。
この任務に選ばれたのは加奈子と現場指揮の日向、
最もこの任務に来たがっていた二人であるのだと。
そして燈は通信機で加奈子にもう行くようにと上司命令を下し
それに応えた加奈子がこの島から飛び立った次の瞬間
燈はついに”祈る者”との対峙を果たすのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
実際には結構ギリギリだったと思える燈とナマズ型との戦いですが
思いのほかあっさり決着してましたね。
まあ、言ってみれば燈にとって前哨戦もいいところですし
そんなに時間を取るわけにはいかないのもわからなくもないんですが
正直能力的にもっと苦戦してもいいかなと思ったり・・・。
それはともかく私的にはあの施設に本当にあの”祈る者”がいるとは
思っていなかったので正直驚きましたね。
いくら似たような施設だからと言ってあの施設だけとは思えないですし
色々な施設を開放していくうちにようやく遭遇するのだとばかり・・・。
なんにしてもここで出会ってしまった以上
燈としては決着をつける気まんまんだとは思いますが
正直ここで決着つくかどうかは微妙かなと。
それになによりあの個体が本当に顧問を手にかけたのだとすれば
その強さは今までに登場したどの個体よりも強いと予想されますし
そんな個体が第三部の序盤ともいえる現在倒されるとは思えないですしね。
中盤以降だったら新たな敵とか黒幕みたいなのが登場して
中ボスみたいな感じに成り下がってしまい結果倒されるという流れもあると思うんですが
流石にまだ早いかなと。
それにしてもちょっと話は変わるんですが
日向が囚われていた人達を救助していましたが
彼らをどうやって日本に帰すつもりなんですかね?
もちろん日向や丈一、燈に関してもそうなんですが
あの島から逃げるならば何かしらの船や移動手段が必須な気がするんですが
そういった移動手段を奪うつもりなんでしょうか・・・。
なんにしてもこの施設においてあとは燈と”祈る者”との戦いだけだと思いますので
勝つにしても負けるにしても逃げられるにしても
彼ら次第と言う事になるかなと。
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