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テラフォーマーズ 最新 #68 ネタバレ&感想 S・O・S

2024年10月24日発売の

ヤングジャンプ 47号に連載されている

テラフォーマーズ #68の

ネタバレ&感想になります。

 

#68 SECURITY ON CALL 株式会社 一警護

内容ネタバレ

 

船内の至る所に侵入したゴキブリたち

コイツ等は皆ドアや開いている窓から

入ってきたのだろうか——?

 

むれの多くは体長1メートル前後の若い個体だが

人間であればそのサイズの子供であっても

忍び込むルートは限られてくる。

だがヤツらは入って来る 何故か?

 

ゴキブリが何故狭い隙間を通れるのかを

研究している人間によると——

彼らの身体は硬い外骨格に覆われているが

いい感じに『ちょっとやわらかい』のである。

 

故に一件通れなさそうな狭いところでも・・・

いい感じに”ぐしゃっ”・・・っとなって入り込み

——通った後は”ポコッ”となって元どおりである。

 

——研究によればゴキブリ達は

自重の900倍もの圧力変化からも生還でき——

このゴキブリの身体のメカニズムは

災害時に閉所の生存者にんげんを捜し出すロボット等に

応用できるとして期待されている。

 

・・・地球上の他のどの生物も

たとえクジラであっても——

これ程の急加圧・急展開を

前提として造られてはいない。


舌打ちをしつつ大量のテラフォーマー達を

超音波を発し一掃する舜は

メッチャ居る!と歓喜していたが

アミリアは全然わかんないです・・・と

まるで理解出来ずにいた。

 

そうしている間にも天井から

次々とテラフォーマー達が姿を見せ

再び瞬は超音波で浴びせかけるが

船内を探っていたジェットは

まるで体に電気が走ったような衝撃を受けていた。

 

おん・・・兵器・・・いや声か・・・!?

とジェットが口にしたことで

エミリーは誰が来たのか分かったようで

口元に笑みを浮かべていた。

 

一方、超音波を浴びせかけられた

一体のテラフォーマーは

それで行動不能にならなかったらしく

持っていた銃で反撃。

 

瞬はその軌道が見えているのか

放たれた銃弾を超音波で跳ね返し

銃弾はテラフォーマーの頭部を貫くも

何故かそれでも倒れず

いやなんでやねんと舜のパンチが炸裂していた。

 

テラフォーマーを打ち倒した瞬は

アミリアに向けて説明するかのように語りかける。

 

え~ここがゴキブリの急所

「食道下神経節」そして・・・これはパンチ。

 

ファイトスタイルは——特になし

『ジャパン・ランキング』不動の4位!

”ピラニアン・ローズ”の高橋 舜です

ヨロシクな!とキラッとした笑顔を

アミリアに向けていた。

 

そんなくだらないやり取りをしていたところ

今度は天井が崩れる程の数の

テラフォーマーが姿を見せたことで

二人はすぐさま逃走。

 

しかしテラフォーマー達は

瞬の音波を食らったせいか

目から血を流し倒れており

追いかけてくることはなかった。

 

慶次がどこにいるのか聞かれ

イッカクの角でその居場所を探るアミリアだが

突然角に激痛が走り倒れ込んでしまう。

 

アミリアはマイクロ波らしきものを

感じたらしくその事を舜に話すが

瞬は改めて彼らの目的について考えていた。

 

なんやねん・・・ゴキブリこいつら——

人間皆殺しっちゅー訳やなさそーやケド・・・

人口島ん時と違ってこの船は世間に認知されとる。

 

どーにか立て籠もるなり出来れば

人間の軍隊なり救助が来ると踏んどったが・・・

甘かったか・・・!?

 

ゴキブリ達ヤツらがこちらの陸との通信を

妨害する準備をして来ていると言う事は——・・・

 

この場で・・・この船の中で・・・

船の中の人間を使って何か——・・・?

 

アミリアは彼らの目的が

”情報”ではないかと考え

瞬は要人か能力者か

人捜しではないかと思い至る。

 

ヤツらが・・・いやヤツ・・が——

必要としている能力者にんげん・・・

 

居場所を吐かせる・・・?誘い出す・・・?

だから船を止めた——・・・

『船で問題が起こった場合は誰が行く!?』


例えば日本船籍・日本人船員・日本の商社の船が

インド領海で事故った場合——

インド政府が救けを出し

日本の会社が礼をする。分かり易い。

 

あるいは日本近海で中国船籍・船員の船が

ビミョ~なモノを運んでいた場合・・・

日本人の海上保安庁に捕まるが

中国の法律で裁かれる・・・まだ分かり易い。

 

そして今回の船——豪華客船

”グレイトフル・ニューステージ号”は

レモ二スタン共和国船籍・グランメキシコ製造

出資者多数・日本人船長・船員多国籍

所有者はペーパーカンパニー。

 

今は公海ど真ん中・・・

これは戦略などではなく船にかかる税金や

人件費 守るべき規制などの・・・

単なる金の都合である。

 

加えてこの船内では・・・

レモニスタンでは合法でも

祖国では違法な事が沢山あった。

この船に乗ってたなんて知れたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

船長のとった行動は一つだった。

何より先にそれをするべきだったが

逆にそれしか出来なくなってやっと行動に移った。

 

ゴキブリ達によるあらゆる妨害のある中で——

原始的な方法で『3文字』

 

”その3文字”は何かの略ではない。

英語ではないのだ。

世界の何国にいても受け手に伝わる

最も有名な暗号・・・・・・・・・・

 

最も”短く・発し易く・紛らわしくない”

最も原始的な『3文字』は

S・O・S(・・・---・・・トントントンツーツーツートントントン

 

それを受けて各国の代表の反応は

ローマ連邦大統領と中国国家主席は

面倒だと口にしていた。

 

ドイツ首相はまるで取り合わず

アメリカ軍はこの忙しい時に・・・と愚痴を零し

日本国内閣総理大臣は

助からないでほしい!と。

 

しかし彼らは違った。

燈は仲間達と共に救助に向かう。

行くぞ!誰よりも早く——一警護オレたちが!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

いきなりGの生態についての

説明から入った今回ですが

なんていうか見れば見る程キモイなと。

 

このような作品を描くにあたり

貴家悠先生は詳しく調べたんでしょうけど

正直頭が下がります。

 

読者としてもこの作品を読む事によって

否応なくGの生態について

詳しくなるのは避けられないんでしょうね・・・。

 

それにしても火星の時にも思いましたが

夥しい数のGというのは

恐怖以外の何物でもないなと改めて思います。

 

それも一体一体が一般人よりも

遥かに強いわけですしね。

 

手術済みの個体なども脅威ではありますが

やっぱり一番脅威なのは数だと思いますし。

 

今回船内に侵入してきた

テラフォーマーのほとんどは

通常よりも小さい個体らしいですが

何やら銃も持っているようですし

その点においても厄介だろうなと。

 

それはそれとして舜達が

慶次たちの救出に来たわけですが

燈たちも来ることになりそうですね。

 

これだけ大がかりの作戦は

人口島以来だと思いますが

彼らが来る以上彼らに匹敵する敵も

恐らく出てくると思いますし

かなり面白いことになるかも。

 

流石にハンニバルレベルの敵は

いないとは思いますが

テラフォーマーが相手ということもあって

燈たちの無双っぷりも見れるかもしれませんし

そういう意味でもどんな戦いになるのか楽しみです。

 

気になる続きについてですが

次回は11/28発売の52号にて掲載予定とのこと。

 

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