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キングダム 最新 第850話 ネタバレ&感想 王賁・蒙恬との再会

2025年9月18日発売の

週刊ヤングジャンプ 42号に掲載されている

キングダム 第850話

ネタバレ&感想になります。

 

第850話 主戦力

内容ネタバレ

 

夏錘にて李牧と婚礼の儀を行い

武安に戻ってきたカイネだが

馬南慈が一目見て何かあったと判る程

顔を真っ赤にしていた。

 

そんなカイネをひとしきり笑った

馬南慈は告げる。

カイネ 全部夢だぞと。

 

その言葉を聞いたカイネは

全部夢!?と泣き出してしまい

そこへやってきた馬風慈は

父を諫めながら口を開く。

 

カイネ 少し先に戻られた李牧様から聞いた。

あの李牧様が分かりやすく

挙動がおかしかったからなと。

 

その言葉を聞いて改めて夢じゃない事を

確認するカイネに皆は祝いの言葉をかける。

 

皆に祝福され泣き出すカイネは馬風慈に

私何か今死んでもいいくらいかもと零すが

馬風慈はお前はまだ何も手にしていないと笑う。

 

かつて俺達は雁門で”匈奴”に奪われ続けた。

特にお前は全てを奪われた。

 

その暗黒の地に李牧様が赴任して来られ

俺達を救って下さった。

 

それからお前はイチ早く

李牧様について行き戦い続けた。

誰よりも側で支えながら・・・

 

今度の戦いが終わったら

二人には巌門まで足を運んでもらい

そこで巌門中の人間を集めて

改めて盛大にお前と李牧様の結婚を祝うんだ。

 

そこでお前のこれまでの苦労は

報われるんだと。

 

他の皆もカイネに優し気な表情を向ける中

馬風慈はさらに言葉を続ける。

 

みんなお前のことが好きだ。

勝つぞこの戦。勝ってお前は

お前の幸せを掴み取れと。

一方その頃、新鄭から出陣した信達は

黄河へと到着していた。

 

新鄭を出て北上する飛信隊は

黄河を渡る必要がある。

 

対岸が見えぬ程の大河を繋ぐ橋はなく

船にての渡河になるが

総勢十七万の軍を渡す

大船団の様は正に壮観であった。

 

意気揚々と黄河を渡っていた信だが

途中で別の船団がいることに気付く。

 

そしてその船団が玉鳳のものだと気づき

向こうも気づいたのか加速したことで

信はあいつらに負けるな

飛ばせと指示を飛ばしていた。

 

北上する飛信隊と玉鳳が鉢合わせとなり

黄河上は大混雑となった。

 

軍同士が連携を取ってさえいれば

こうはならなかったが

両軍はそれをしていなかった。

 

先に港を占拠しようと競う両軍の船団を

冷ややかな目で蒙恬が待ち受けていた。

 

両軍は最後の最後まで見苦しく

先を争っていたものの

港に蒙恬がいることに気付いたようで・・・

続々と港へと軍が上陸する中

信は王賁・蒙恬と共に

港を見下ろす崖の上にいた。

 

蒙恬は語る。

今回は広範囲からの総攻撃戦であり

開戦すればもう最後まで・・・・会わないかも知れないから

ここしかないと思って会いに来たと。

 

ただ見に来たのは二人の顔だけじゃなく

今の飛信隊と玉鳳の”姿”を

この目で見ておきたかったのだと語る。

 

去年楽華と同様に新鄭攻めの盾となり

呉鳳明率いる倍以上の魏軍を止め切った玉鳳と

新鄭攻略の決戦だった二つの平原の戦いで

勝因となった飛信隊が

どれ程・・・になっているのか知りたくてねと。

 

そうして両軍を見下ろして

どっちも強いと評した蒙恬だが

心の中で思っていた。

 

ま、楽華も二人が思ってる以上に

強くなってるけどねと。

 

そして改めて蒙恬は語る。

玉鳳六万 楽華六万 飛信隊羌瘣軍含め六万。

 

旧韓軍五万も飛信隊所属と聞いた。

だとしたら十一万。もはやいずれも超大軍。

 

覚えてるか?王賁と俺は旧知だけど

そこに信が割って入ってきたのは

三人がまだ三百人将の時だ。

 

若武者三人が暴れ回り大変ではあったけど

上の者達が目を白黒させるのは痛快だった。

 

でも今は当然もう若手の時

みたいなこと言ってられない。

 

将軍になったからというだけじゃない。

今回こちらの強軍は他にも楊端和軍。

そして閼与で復活した王翦軍もいる。

 

だけど違う。李牧を討つのは

俺達三人のうちの誰かだ。

 

この中の誰かが李牧を討ち

この戦いを勝利に導くそう思ってる・・・

いやそうしないといけないと思っていると。

 

そんな蒙恬の話を聞いた信は口を開く。

そしたらそいつが真っ先に”六将”入りだなと。

 

もちろん俺だけどなという信に

王賁が辛辣な言葉をかける中

蒙恬は再び口を開く。

 

皆主力足る分欠けたら全体が揺らぐ。

武運を祈るよ二人共。

間違っても絶対に死ぬなよ。

そして誰が李牧を討っても文句言いっこ無しだと。

 

そうして拳を前に出した蒙恬に

信もまた政が言ったように

次三人が会うのは王都邯鄲かもなと拳を合わせていた。

 

しかし空気を読む気がない王賁はそれに付き合わず

信や蒙恬からここはお前もだろと言われても

断るとまるで取り合う気はないようで

三人は大戦前にも関わらずいつものように

騒がしく言い争うのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

カイネが愛されていることが分かった回でしたが

なんていうかフラグにしか見えないのが残念。

 

李牧もカイネも趙軍の将たちも

それぞれちゃんとキャラが立っていて

魅力的だとは思うんですが

結局敵である以上戦いは避けられないのが

非常に残念に思います。

 

まあ、でも良い作品って敵も味方も

魅力的なキャラクターだからこそ

面白くなるわけですし仕方ないのかも。

 

これまでにもそういうキャラは

沢山出ていたわけですしね。

 

そんな前半から後半は

信達の視点に変わったわけですが

あの三人が揃うのは韓攻め振りでしょうか。

 

三百人将の頃からの付き合いですので

もうかなり長い付き合いではありますが

相変わらずの三人でしたね。

 

まさに仲間でありライバルでもある三人が

こうして何万もの軍を率いる将となったのは

改めて感慨深いものがあります。

 

何にしても生前蒙驁が言っていたように

三人いるからこそ この地位まで

来る事が出来たんだろうなと。

 

この戦いで揃って上に上がれるかは

何とも言えないところではありますが

出来ることならば欠けることなく

また三人揃った光景を見たいものです。

 

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