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【漫画版】アルスラーン戦記 最新 第144話 ネタバレ&感想 師との別れ

2025年10月9日発売の

別冊少年マガジン 11月号に連載されている

アルスラーン戦記 144話

ネタバレ&感想になります。

 

第144章 大将軍の最期

内容ネタバレ

 

ヴァフリーズを討ち取ったダリューンだが

その顔に喜びはなく、アルスラーンも同様だった。

 

そしてアルスラーンはヴァフリーズの元へ向かい

このような別れ方はしたくなかったと零す。

 

ヴァフリーズは今度こそ本当のお別れですなと返し

そのまま息絶えるかと思われたが

ナルサスがそれに待ったをかける。

 

ここまでしておいて勝手に

死んでもらっては困りますぞヴァフリーズ老。

聞きたいことがありますと。

 

・・・ほんに言い方にかわいげの無い

と言いつつもヴァフリーズは

ナルサスの問いに対して素直に答えていた。

 

蛇王が復活したことに間違いはなく

目的は再びこの世を支配するためであると。

さらにナルサスは蛇王の弱点についても訊ねるが

あるじゃろうそこに・・・と言われ

皆が目を向けたのは傍らにあるルクナバードだった。

 

アルスラーンが私には抜けない・・・!と

愕然とする中、ヴァフリーズは口を開く。

 

蛇王様を倒す気か。剣があるとて

パルス王家の血を引かぬ者がどうやって。

甘い、甘いですぞと。

 

しかしそんなヴァフリーズの言葉に

真っ向から反論したのはアルスラーンだった。

 

・・・カイ・ホスローは聖賢王ジャムシードの

血を引いてはいなかったぞ。

 

たった一人で戦いを始めて蛇王に打ち克った。

だが私は今一人ではない。

 

師よ。あなたが鍛えてくれたおかげで

私はアトロパテネで敵兵に囲まれても

生き抜くことができた。

 

生き抜く事ができたからダリューンに助けられた。

そしてダリューンの導きでナルサスに出会えた。

 

腑甲斐のない王子はあなたのおかげで

最高の戦士と最高の軍師を得た。

 

たくさんの友を得た。ひとりではないんだ。

すでにカイ・ホスローより恵まれている。

 

そう言いヴァフリーズの首を抱きしめた

アルスラーンだがヴァフリーズは

やはりあまいと苦言を呈す。

 

敵を抱きしめるなど

このしわ首があなたの喉元に

噛み付いたらどうなされると。

 

その言葉にアルスラーンは

確かにうかつだったと笑みを浮かべると

ヴァフリーズに最期の言葉をかける。

 

はは・・・さすが私の師だ。

首ひとつになっても学びを与えてくれる。

 

さらばだヴァフリーズ。

私たちは蛇王を倒しに行くよと。

一方その頃、エラムはアズライールと共に

王都内にいる怪物を退治していた。

 

そうして街中を確認しつつ

見て回っていたところギーヴと合流し

互いに今の状況を話し合うことに。

 

クバードの兵をあずかって、王宮にいるはずの

殿下のもとへ行くところだというギーヴと共に

王宮へと向かう中、別行動していた兵士達と合流し

将たちの状況について報告を受ける。

 

ザラーヴァント卿とジムサ卿は兵をまとめ

殿下のもとへ向かう支度をしています。

トゥース卿は怪我の治療中。

 

キシュワード卿は・・・左腕に重傷を負い・・・

戦線を離脱いたしましたと。

 

エラムはキシュワード様が!?と驚くが

ギーヴから亡くなっていたはずの万騎長らが

蛇王の力で生き返って敵として

立ち塞がったと聞かされ

あまりのことに絶句していた。

 

兵士たちはさらに報告を続ける。

ハイル殿とマヌーチェルフ殿は倒しました。

この猿も蛇王が操っているようですと。

 

ギーヴは思い出したかのように

ファランギース殿は!?と口にするが

エラムがその行方を知っていた。

 

ジャスワント様とエステルのもとへ行きましたが

その後はわかりませんと。

 

ギーヴがううむ心配だ・・・とその身を案じる中

エラムは話に出てこなかった

ゾットの二人を心配しているようで・・・

一方その頃、アルフリードとエルレインの二人は

ゾット族の者と共に雷を避けるべく身を隠していた。

 

そうした中、パルス軍の兵士達と遭遇するが

有無を言わさず味方のはずのパルス兵に

襲い掛かられ応戦することに。

 

アルフリードが戦いを止めるべく

わたしたちはアルスラーン殿下の・・・と

口にしようとした瞬間、兵士は告げる。

 

アンドラゴラス国王陛下のご下命である!

アルスラーンとそれに与し者、全て討ち果たせ!と。

 

襲い掛かられた以上、ゾット族としても

応戦しないわけにはいかず

真っ向から迎え撃ち

戸惑いながらもアルフリードも応戦する。

 

なんで・・・なんでこんな事になってるんだい!

こんな事殿下は望んでいないのに!と。

 

そんな状況の中、エルレインは

アルフリードに訊ねる。

 

アルフリード!おまえアンドラゴラスは

死んだと言ったよな!?と。

 

アルフリードは言ったよ!この目で見た!と返すが

エルレインからじゃああれ・・は何だと言われ

兵士達の背後へと目を向けると

そこには亡くなったはずのアンドラゴラスの姿が!?

 

ゾット族の一人がアンドラゴラスの気配に

蛇王と同じものを感じ、あいつだと零す中

エルレインは黒を纏うアンドラゴラスに

つがえた矢を放ち・・・!?

 

夥しい程の血の跡を残し

その場を後にしたアンドラゴラスは

街を見下ろす城壁の上にいた。

 

そして剣を掲げ告げる。

真の王の帰還であるぞ。

将 兵 民 わが元に集いアルスラーンを討て!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

蘇った大将軍・万騎長らとの戦いが

終わったと思いきや、王都を舞台に

蛇王が宿るアンドラゴラスとの戦いが

始まることになりそうですね。

 

アルスラーンが王になるためにも

避けられない戦いになりそうですが

気になるのは蛇王を倒すことが出来るのかについて。

 

ヴァフリーズも言っていたように

蛇王を倒すためにはルクナバードを使うのが

一番有効なのは間違いないですが

アルスラーンは抜けないわけで・・・。

 

何かしらの要因によって

抜く事ができるようになるならばともかく

そうでないならば例えアンドラゴラスを倒しても

結局蛇王に勝てない以上負けるのは必定ですし。

 

まあ、ヒルメスが生きていることから

対アンドラゴラス、蛇王との戦いに

参戦してくれる可能性もあるので

そちらに賭けるしかないのかも。

 

蛇王との戦いについては

結局やってみないとわからないんですが

今それ以上に気になっているのは

アルフリードとエルレインの安否について。

 

アンドラゴラスが無事な以上

あの場において負けたのは間違いないですが

生きているのかどうなのか。

 

なにやらめちゃくちゃ血しぶきが

飛んでいたことから

最悪無くなっている可能性もあるのかなと。

 

それか生きているとしても

重傷を負ってもう戦えない可能性は

かなり高いと思いますし。

 

ただでもゾットの二人が命を落とすならば

あんな感じの描写ではなく

もっと詳しく描かれると思いますので

生きているような気がしますが・・・

 

なんにせよアンドラゴラスを討って

さらに蛇王を倒す他ない状況ですので

どんな戦いになるのか楽しみです。

 

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