アルスラーン戦記 42話のネタバレ&感想になります。
第42章 異国の空
内容ネタバレ
酷い宿酔に悩まされながらギーヴとラジェンドラが目を覚ました頃
バフマンは部屋の外で待っていたファランギースから
アルスラーンはおぬしを信用していたがそれに応えなかったのはおぬしだと
手厳しい言葉を投げかけられていた。
バフマンは何故万騎長である自分が地方の女神官に手厳しいことを
言われなければならんのかと内心毒づいていたが
ファランギースが話す言葉の意味は理解しているらしく
醜態をさらしていてはヴァフリーズ殿に会わせる顔が無いとして
パルスの武人として万騎長として恥じるところなく
振舞って見せると言い残しその場を後にするのだった。
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アルスラーンとラジェンドラが同盟を組んだとの報せは
ヒルメスにも届いていたようでそれを聞いたヒルメスはエクバターナへ戻ることを決める。
アルスラーンを放っていくのは良い事ではないが自分まで遠征するわけにはいかず
さらにはタハミーネがよからぬことを画策している可能性があるとして
いつまでもエクバターナを放置しておくわけにはいかないからであった。
一方、シンドゥラ国都ウライユールでは
ラジェンドラがパルス軍と手を組んだという報せが届き
ガーデーヴィが怒り狂っていた。
宰相であるマヘーンドラによって冷静を取り戻し
いつでも出動できるように準備を整えるように指示するが
部下たちに当たり散らすように怒鳴りつける様子を見ていたマヘーンドラは
そんなガーデーヴィにため息を吐きながら
万が一破れるようなことがあれば宰相の自分も身の破滅だと呟くのだった。
その頃遠征の為の準備を終えたアルスラーンも
バフマンやアズライールを伴ない
ラジェンドラと共にシンドゥラ国へ進軍を開始する。
順調に進軍を続ける中、川に差し掛かり順に渡河を始めていると
そこへ前方にガーデーヴィ軍1万5千を発見したとの報告が入る。
そんな彼らの狙いはまだ渡河しきっていないラジェンドラ軍だったようで
偃月刀を操るプラダーラタ将軍が襲い掛かっていた。
次々に斬り捨てられる中、兵士たちは今のラジェンドラ軍に
奴の相手を出来るのはいないと蒼白するが
そこへダリューンが現れお相手つかまつると
プラダーラタの前に立ちはだかるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回はかなりあらすじを短くしてみましたが
重要な部分はほとんど押さえているかと思います。
他にもあるとすればファランギースがバフマンに対し
死に場所を求めているように感じたことくらいでしょうか。
まあ、なんにしても今回はアルスラーンたちがシンドゥラに
遠征開始しましたということがメインだと思いますので
それさえ押さえておけばOKかなと。
それにしてものっけからギーヴとラジェンドラの宿酔から始まりましたが
なんていうかよく似た二人だなと(苦笑)
どちらも美人に目がないところなんてそっくりです。
そんな二人がこの漫画における最高の美人であるファランギースを狙うのは
当然といえば当然なんですが当のファランギースは
今回かなり辛辣な言葉を投げかけてましたね。
言っている内容は間違っていませんし悪いのはどう考えてもバフマンなんですが
あれだけの美人にああいわれると自分だったら心が折れそうな気が・・・。
特に正論ですからね、心に突き刺さります・・・。
まあ、なんにしてもシンドゥラ国への遠征が始まったわけですから
これからはヒルメスらを一先ず置いておいて
シンドゥラがメインの話になるかと。
今までと違う国を舞台とするわけですので
パルスとは一味違った展開を期待したいですね!
ぶっちゃけガーデーヴィがすでに格下っぽい感じがしますので
正直彼については期待してませんが
シンドゥラには戦象部隊があるらしいのでちょっと楽しみです。
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