第14章 王の行方
内容ネタバレ
単騎で崖の上に登って行ったカーラーンに対し残された兵士たちは
ナルサスやファランギース、ギーヴによる伏兵もあり
パニックに陥っていた。
そしてダメ押しとばかりにエラムが上から岩を落とし
ダリューンが突っ込んでくるぞ!と叫ぶと残った兵たちは皆驚きと恐怖の中撤退していき、
その様子を見ていたアルスラーンは数人で千もの軍勢を退けたことに驚愕していた。
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そして自らの部隊が敗走していることに気づいたカーラーンをダリューンが挑発。
それに乗ってしまったカーラーンは隙をつかれ石突で吹き飛ばされてしまうことに。
それでも槍を支えに踏ん張ったカーラーンだったがその槍が壊れてしまい
バランスを崩し馬から落ちた挙句折れた槍が身体に刺さり・・・!?
倒れるカーラーンに対しダリューンとナルサスはアンドラゴラス王は無事なのかと問いかけると
カーラーンは王は無事だがすでに王位は奴のものではなく正統な王が・・・と答え・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
いや~なんていうかまさかあんな形で負けることになるとは
正直言って予想外でした・・・。
まあ、言ってみれば裏切り者なわけですから自業自得と言うのもわかるんですが
それでも槍が折れて自分に刺さってしまうなんてあまりにも小物過ぎます・・・。
それでなくてもダリューンには勝てなかったとは思いますが
この戦の立役者の一人としてもう少しねぇ・・・。
まあ、それはともかくとしてやっぱりナルサスやファランギース、ギーヴは強かったですね!
相手が雑兵とはいえ千もの軍勢に対し臆するどころか圧倒してしまうとはビックリです!
もし彼らが今後部隊を率いたときには一体どれほどの強さになるのか楽しみですね。
それにしても今回カーラーンの口からようやくアンドラゴラスの生存が確認できましたが
それよりなによりすでに王位がなく正統な王がいるというのは気になるところですね。
わざわざ正統という言葉を使った以上アンドラゴラスが正統ではなく異端であるということですし
その辺がアルスラーンにも関係あるのかもしれませんね。
次回の展開についてですが正統な王うんぬんはひとまずカーラーンを倒したことで
この戦は終了になるでしょうね。
そして次は王が生きているという情報からその居場所を探しに行くのではないかと。
行くとしたら王都かなと思いますけどね。それ以外にイマイチ思いつきませんし。