2026年1月29日発売の
週刊ヤングジャンプ 9号に掲載されている
キングダム 第864話の
ネタバレ&感想になります。
第864話 北の攻防
内容ネタバレ
極限の攻防の中
仁の放った究極の矢は
青華雲を貫いていた。
首を射抜かれそのまま倒れ込んだ
青華雲の視線の先には空が広がっていた。
そして青華雲はその命が費える瞬間
神韻を耳にし、口元に笑みを浮かべながら
その命を終える。
究極の矢を放った仁は
息を切らせながらも
今だ事態を把握できずにいる中
信は笑みを浮かべて声を上げる。
趙の弓使い十弓一位青華雲を
飛信隊の蒼仁が討ち取ったぞォ!
その声を聞いた飛信隊の面々は
仁の勝利を称賛するかのように歓声を上げ
その声は戦場中に響き渡るのだった。
信が意図的に仁と青華雲の戦いを
広く戦場に伝えていたため
仁の勝利は瞬く間に伝わり
飛信隊は大いに勢いに乗り趙軍を押し込み始めた。
配下の者からの報告を聞きながら
李牧は戦場から目を離すことなく
現状を冷静に考察していた。
馬鹿な・・・これ程早く倒れるのですか青華雲。
私に道をみつけろと言っておきながら。
そして討ったのはまたしても飛信隊・・・
そう楊端和すら討った青華雲を飛信隊が止めた・・・
厄介・・・とはもはや言うべきではない。
紛れもなく秦軍にあっての強軍。
さらに同等の力を持つ楽華 玉鳳
それぞれが六将の軍に匹敵してきている。
ぶ厚すぎる。いよいよ秦軍の層は・・・
今回の戦いで完膚なきまで叩かねば
この先秦軍の暴威を止めることは
いよいよ難しくなる――
やはり”決戦”か。
必ず砕いてみせるぞ。秦の武力統一の道を。
・・・青華雲 難敵楊端和を倒したあなたの功
決して無駄にはしませんよ。
そう決意した李牧はこの地の戦局を立て直すべく
傅抵の本陣へと向かうのだった。
秦趙大戦の初日は南から戦局が動いたと言える。
大将が倒れた楊端和は大いに押し込まれ
それに関連して優勢と思われていた
蒙恬の楽華は停滞した。
しかし青華雲を討った飛信隊は
勢いに乗り趙軍を押し込んだ。
楊端和軍の凹みを飛信隊の凸が
相殺するような形であり
引いた目で見ると秦趙両軍の攻防図は互角である。
つまり初日どちらが優勢が見極めるのは
これらより”北”の戦地の攻防に拠る。
そして飛信隊より一つ先で戦っているのは
総勢六万の録嗚未軍である。
大将になった録嗚未だが
配下の者達からお前総大将だろうが出過ぎだと
言われながらも前と同じように
自ら前線に立ち矛を振るっていた。
そうした中、右の山の向こうにいる隆国軍
そして左の山向こうにいる干央軍が
苦戦しているとの報が入る。
その上、自分達の前方にいる
第一陣も苦戦し第二陣が参戦したとの報が入り
録嗚未軍の面々は口々に声を上げる。
・・・単純に強いぞ・・・この敵は
こちらは六万で敵は四万なのに・・・
顔聚と言ったか敵将は。
聞いたことがない武将だ。
兵の練度も相当高いぞ。
・・・妙だな。将も軍も
これまで一体どこに隠れていた・・・と。
一方その頃、本陣にて戦場に目を向けていた
隆国はある報告が入っていた。
敵の指揮の言葉に”訛り”があると。
あれは趙の地方のものでもなく・・・東側の訛りだと。
一方その頃、録嗚未軍が相対する
軍を率いる将軍顔聚に副将二人が声をかける。
副将の一人である雷盤は
やはり戦場はたまりませんなァと目を輝かせ
もう一人の副将史穴勝は
兵も殺戮を楽しんでいると笑みを浮かべていた。
そんな二人の声に応えるように
顔聚は口を開く。
ああ 反旗を翻してまで出て来た甲斐があった。
我らが王建王にと。
実は録嗚未軍が戦っている相手は
紛れもなく斉の軍勢であった。
斉王建王は中華の戦いを静観することを
朝廷にて決めたため
軍部の人間は長年不満が募っていた。
その中でも最も焦れていたのが
顔聚・雷盤・史穴勝の三人であり
彼らの兵団もまた練兵すれど
その力を発揮する機会がなく暴発寸前であった。
そこへ李牧が目をつけ
顔聚達を口説いたのである。
三人は大した見返りも要求せず参戦を約束した。
無論兵の報酬は趙から十分に払われるが
国家反逆となる覚悟を要する出兵である。
にも関わらず各兵団五千ずつ集まり
計一万五千の大軍が斉を出た。
そこに趙軍二万五千が追加され四万となったが
主力は斉国の屈強な志願兵団である。
つまりは秦軍は録嗚未軍のところで凹みとなった。
しかしその凹みを取り返す以上に
押し込む戦場が録嗚未軍の北にあった。
王翦の戦場である。
序盤 王翦は前線に元韓人の軍勢を大量に投入し
徹底的に消耗戦を行わせた。
結果は敵が優勢となったが
司馬尚軍も十分に疲弊した。
そこへ号令がかかり突撃したのである。
新生王翦軍の第二将 晏戒と
第一将 奈烙の本軍が。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回仁が見事に青華雲を討ったわけですが
その影響はかなり大きいみたいですね。
相手側に李牧がいる以上
そのまま決着するとまではいかないですが
それでもかなり優勢なのではないかなと。
まあ、李牧が言っていたように
楊端和が討たれたのも大きいので
これでようやく互角位だと思いますが。
そして今度は録嗚未軍についてですが
まさかその相手が元斉の将とは・・・
それも騰が退いたとはいえ
歴戦揃いの録嗚未軍を相手に
兵数が劣っているのにもかかわらず
優勢にあるとは想定外もいいところ。
流石にこのまま一方的に
録嗚未軍が負けるとは思いませんが
勝てるかどうかも分からない上に
最悪負けることも想定する必要があるかも。
そうした中、最後に出て来た新生王翦軍ですが
あの司馬尚軍を相手にかなり優勢みたいですね。
元韓人を捨て駒同然に使っていますが
結果として勝てるならばその手もありなのかも。
ただ司馬尚もそう簡単に勝てる相手ではないので
まだまだ勝敗はわからないというのが正直なところかなと。
なんにしてもどこかの戦場で
圧倒的に勝利しない限りは
一気に事態が動くことはなさそうですね。
もちろん各戦場で色々な事は起こるでしょうけど
この戦いは趙との最終決戦でもあるわけですし
当分の間続くことになるのかも。
なんにしても次回は新生王翦軍が
その強さを見せてくれるみたいですので
どんな戦いを魅せてくれるのか楽しみです。
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