トキワ来たれり!! 89話のネタバレ&感想になります。
第89の時 芸術の襲来
内容ネタバレ
オタクの聖地、秋葉原の街中を歩く
かがりがリーダーを務める若き三戦士のチームは
その恰好から行き交う人々が思わず振り返ってしまうほどに目立ってしまっていた。
彼らはそれぞれの探索法によりこの秋葉原に”神のかけら”があることを突き止めたらしく
影法師とディバインはそれぞれ競うようにその在処を探していた。
そしてようやくその在処を見つけた彼らはその場へと赴くことになるが
影法師とディバインはかなりそりが合わないようで一瞬触発の状態に!?
そんな彼らを止めたのは”光の目”の一人で
男曰くお目付け役を買って出たらしいが
その格好まさに絵描きだと言わんばかりの奇妙な男だった。
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影法師によるとこの男は本来の”9つの目”の1人で
”芸術のサルバドルボッシュ”と呼ばれ、噂では修業に出ていたらしいが・・・。
そんなサルバトルは自身の留守中”9つの目”の席を預けていたメンブレムを倒した
ディヴァインの実力が気になっているらしく
その力を見ようと少し試してもいいかねという言葉と共にソーサリーを発動させる。
”森羅を描写する万象の筆(エリロー・ハガネーズメ・ウルマ・ダエッグ)”を発動させると共に
空中に筆で絵をかき始めたサルバトルのソーサリーは描いた絵を実体化、
最高レベルのソーサリーだった。
モチーフはドラゴンとして全てを燃やしつくす怪物を
るねっさ~んすの掛け声と共に描くサルバトルだったが
その絵はかなり残念なもので・・・”審判の目”も不承認に・・・。
それに納得がいかないサルバトルが”審判の目”に文句をつけるのを横目に
影法師はソーサリアンは皆、彼の事を敬意をもって
”画力さえあれば世界を二度征服できる男”と呼ぶのだと呟くのだった。
一先ずそんな彼を放置して神のかけらを探す傍ら
かがりは影法師から本来神のかけらが”逢魔ヶ地”にあることを聞かされていた。
しかしその入り口はビルの下にあるようで
影法師は今回はあきらめるしかないと思っていたところ
サルバトルはビルが邪魔ならどかせばいいと告げ
ソーサリーで禍々しいクレーン車を実体化させる。
そのクレーン車はとてつもないパワーでビルを破壊し
それがあまりにも目立ち過ぎているためにかがりから忍びの教えに反すると注意を受けるが
サルバトルは一切聞く耳持たず人に鑑賞されてこその芸術であり
私以外の全ての人間の美感がおかしいだけだと知らしめる時は来たのだと叫ぶのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
なんとも強烈なキャラが登場しましたが
言っていることはまさに芸術家らしいものでしたね(苦笑)
芸術家というのは基本的に大多数の人間に理解されないもので
死後にその価値が見いだされることもよくあることですから
サルバトルの画力はともかく言っていることはそう間違っていないかなと。
しかしそれにしてもあんな風に描かれたクレーン車によって
ビルが破壊されるとは正直何とも言えないものがありますね・・・。
影法師も言っていたようにそれだけ強力なソーサリーなんでしょうけど
使い手が使い手だけにまだ対策の余地があるかなと。
あのディヴァインが何も言えずに黙ってしまう画力ですし・・・。
それはそれとして影法師とディヴァインはかなりそりが合わないようで
今回も一瞬触発の状態になってしまいましたが
ぶっちゃけどっちが強いんでしょうね?
影法師の実力はトキワ達との戦いである程度分かっていますし
ディヴァインも”9つの目”の一人、メンブレムを倒してますしね。
客観的に見た場合、メンブレムを倒したディヴァインのほうが強そうなんですが
今回サルバトルの口からメンブレムが彼の留守を預かっていただけだと分かりましたので
メンブレムの実力がどの程度なのかちょっと判断できないだけに
なんとも言えないのが現状ですかね。
それでも現時点ではディヴァインのほうが強いであろうとは思いますが
今後どうなるかは今のところ未知数という感じかなと。
とりあえずそんな二人を従えるリーダーなかがりについてですが
ぶっちゃけどう見てもこのチーム最弱だと思いますので
どう考えても彼らを抑えるのは難しいでしょうね。
それにしても今回トキワ達誰一人として出てきませんでしたが
この秋葉原での破壊行為を止めにくるのかどうなのか気になるところですね。
まあ、トキワ達じゃなくてゼンバイザーや他の味方側の誰かが登場する可能性も
有り得そうな気はしますので次回以降に期待したいですね。
やっぱり戦いらしい戦いを見たいですし。
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