君は008 第10話のネタバレ&感想になります。
第10話 志す者
内容ネタバレ
島に来て二日目となる夜、
エイトは本当に死人が出たらどうする気なんだと
学校に対し文句をつけていた。
そうした中、英雄の体調は戻らず
再び大河にやはり明日はおいていこうと言われ
エイトが反発する中、ポロポロと涙とこぼしながら
英雄は生まれて初めての友達が君でよかったと話し出す。
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小学生くらいからずっといじめられていた英雄は
中一からずっと引き籠っていたらしく
あの日まではなんもいい事ない人生だったと語る。
家が町工場と言う事もありメカに詳しかったことから
自作のハイパワーPCでネットサーフィンをするだけの毎日だったが
そんなある日おかしなサイトを見つけた。
そのサイトでは次々と難問が出題され
そういうのが得意だった英雄は夢中になって解きまくり
何日かやり続け最後の一問を解いたその瞬間
突如この高校の受験方法が映し出され数日後ハンドラー(勧誘者)が
家にやって来たとのことだった。
その時の事を嬉しそうに語る英雄だったが
でもその冒険もこんな情けない形で終わってしまうのだと
涙を流していた。
そんな英雄に対しエイトは俺の肩にしがみついてでも
一緒に冒険を続ければいいと励ますが
大河はくだらん動機だと一刀両断。
その言葉に噛み付くエイトだが
大河は動機はシンプルだとしてただ一言宿命だと答えていた。
大河は日本最古のエージェントは忍びであるとして
現代ほとんどの一族はその役目を終え消え去ったが
大河の一族は戦国の世から公儀お庭番、軍の特務部隊として
今なお引き継いできた正統たる一族であると語る。
そして子供の頃から徹底的に修業をさせられ
その中でもほんの一握りの者だけが
この学校への入学を許されるのだと。
もし俺がこの学校でしくじれば
我が一族の威信は失墜し700年続いた上月流の伝統もここに終わるのだと聞いた
エイトは思わず重っ。と呟きながらも
だから自分のことをコネ入学だと罵っていたのだと理解する。
大河はあやめについても同じ宿命のにおいを感じるとして
なぜ貴様はこんな男を助ける?この世界において”情”は
己を破壊することを知っているはずだと問いかけるが
あやめはただ、さあ。とだけ答え横になるのだった。
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あくる日、体調が戻らない英雄を置いていこうとする大河に対し
死んでも連れていくと宣言したエイトは
あやめの肩を借りながら山頂へと向かう。
そして必死に山を登っていく中
先を進んでいた大河がウサギの着ぐるみを被った謎の人物が
生徒と思われる男を撃退している場面を目撃する。
今のところまだ気づいていないと思われる謎の人物から
隠れた大河達はおそらくこの島テストに組み込まれた障害であると判断するが
あやめ曰くあれはエージェントの一人であり
まともにやりあって勝てる相手じゃないととのことだった。
あやめの意見からあのエージェントをすり抜けて
その先の釣り橋に向かうしかないと結論づけるものの
体調を崩している英雄を置いていけるはずもなく
頭を悩ませることに。
しかしそこへウサギの着ぐるみを被った謎の人物から
隠れていないで出てきたらどうです?と声をかけられ
まずいばれた!と焦るエイトだが・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回は図らずも英雄と大河の過去というか
この学校に入学した経緯が明かされましたが
英雄はともかく大河は予想通りという感じでした。
身のこなしからして忍者かなにかの一族かなと思っていましたし
そういう一族が残っているのもある程度予想してましたしね。
英雄に関してはある意味予想通りとも言えますが
まさかこの学校にくるのに引き籠りだったとは
ちょっと驚きました。
まあ、この時代コンピューター関連の技術は
ほぼ必須だと思いますので
そういった意味で英雄もまた非凡なんだろうなと。
というか時代的にそういうのがある程度出来ないとダメだと思うんですが
大河は一体どうなんでしょうね?
なんか彼とPCとかあまりにも合わな過ぎて
何とも言えないんですがエージェントの一族的には
そういうのもある程度こなすんですかね?
忍者がPCって・・・と思わなくもないんですが
そういう技術も必要だと思いますし・・・。
そんな彼らの事情が分かったのは良かったですが
気になるのはあのウサギの着ぐるみを被った謎の人物について。
あやめによるとエージェントの一人とのことですが
あのふざけた格好でなんとも緊張感が・・・。
ともあれあやめによるとかなりの実力者らしいですし
体調不良の英雄という足手まとい付で
エイトがどういう風に動くのが楽しみです。
まあ、エイトも足手まといといえばその通りなんですけどね(苦笑)
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