2019年12月4日発売の週刊少年サンデー 2020年1号に連載されている
君は008 第88話のネタバレ&感想になります。
第88話 電撃作戦
内容ネタバレ
救出しに来たエイトが捕まってしまい
再び囚われの身になってしまったノヴァク博士(以下ワンダ)。
ワンダは傭兵らしき男達に囲まれ
どこかへと護送されようとしていたが
そこへ天井に隠れていたあやめが姿を見せる。
男達はいきなり現れたあやめに対し
すぐさま銃を向けるも一瞬にして鎮圧されてしまっていた。
彼女に遅れる形でエイトも姿を見せるが
あやめが完全武装の兵士を一瞬で無力化したことに
改めてその実力に感嘆しつつも
もしかして考査の時力制御していたのかと問いかけるも
見事に誤魔化されることに。
あやめの活躍に拍手していたワンダに
囚われている父親も一緒に救出することを伝え
一緒に来てほしいと伝えるあやめ。
しかしワンダは長い間囚われた生活を送っていたためか
失敗すれば父親が殺されてしまうと恐怖に心が折れているようで・・・。
父親の命を盾にこんな小さい子がずっと脅されていたことに
憤るエイトだがお父さんはオレが守る!オレの命に代えても!と
ワンダに語り掛けていた。
あやめはポーランド語で言わないと駄目だと話すも
ワンダにその気持ちは届いたらしく
一緒に脱出することを受け入れるのだった。
施設のカメラをハックした野原から通信を受け
ワンダの父親の居場所を聞いたエイト達。
野原の指示通りに通気口を潜り
彼女の父親がいる場所へと辿り着くが
どうやらその部屋は拷問室のようで
中には男達に殴られ痛めつけられる父親の姿が・・・。
男達は娘が言うことを聞かなくなったとして
父親に激しい暴行を加えた上で
その指を娘に送ろうとしていた。
そんな状況においてもワンダの父親は
娘が自由になることしか考えていないようで
そのためなら私の五体を切り刻んでも構わないと嘆願。
しかしそんな願いも虚しく男達は
父親のほうは頭が悪くて困ると嘲笑し
貴様には命を擲っても娘を救う価値などないのだと
高笑いしていた。
通気口からその様子を見ていたエイトは
いつ飛び出してもおかしくない程憤っていたが
あやめに敵が多すぎると言われ
ギリギリのところで耐えていた。
しかし一緒に着いてきていたワンダの
お父さん!という涙ながらの叫びを聞いた瞬間
その我慢も限界を迎えてしまったらしく
あやめが引き留める間もなく
タイブレードを起動させ部屋に突入していた。
男達はいきなりの侵入者に銃を向け発砲するも
ナノゼイロンを貫く程の威力はなかったようで
エイトが一人を鎮圧すると同時に
あやめも突入し中にいた二人を無力化していた。
残った二人はエイトがその人を離せと言ったことで
目的がワンダの父親であると気づき
父親へと銃を向けていた。
勝ち誇ったように父親を盾に動くなと告げる男達だが
次の瞬間、離せって言ってんだろ!と
エイトの放った一撃によって壁に叩きつけられていた。
その一撃は父親の身体をも薙ぎ払ったかのように見えたものの
どういうわけか父親には全くダメージはないようで
斬られた本人も何が起きているのか分からず困惑していた。
そして腕にダメージを受けたものの
未だ意識を保っていた男は
それがナノゼイロンによるものだと気づいたようで
貴様ら一体何者だ!と叫ぶのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回からの流れ通り
親子救出作戦が行われたわけですが
見事としか言いようがないですね。
あれだけあやめからも警告されていたので
もうちょっと厄介なことになるかと思いましたが
今のところ順調と言ってよいかと。
ワンダが着いてきたことや
エイトが飛び出したことで多少問題が出てますので
完璧と言うわけではないですが
結果としては悪くはないかと思います。
まあ、でも娘を守ろうとボロボロにされる父親と
その娘の叫びをエイトが聞いて
黙っていられるはずもないので仕方ないかと。
あそこで動かないのはエイトらしくありませんし。
それにしても父親のことを拷問していた男は
ナノゼイロンのことを知っていたみたいですが
やっぱりドグラ・マグラに関係する施設なんですかね?
もちろんそういったことが専門で
どこからか情報を得ていた可能性もありますが
男達のゲスっぷりも含めて
なんとなく奴らに関りがあるような気がします。
もし仮にそうならばこれからまた一山あるのは間違いないので
これで終わりというのは流石に都合よすぎるかなと。
これまでもなんだかんだでドグラ・マグラが関わってきましたし
今回だけ違うと言うのは・・・。
ともあれまだ救出作戦が終了したわけではないので
これからさらに何か起こるのかどうかも含めて
次回どうなるのか楽しみです。