2020年7月22日発売の
週刊少年サンデー 2020年34号に掲載されている
君は008 第116話のネタバレ&感想になります。
第116話 前途多難!!
内容ネタバレ
石化兵器の秘密を暴くため
サマエルと共に警備会社の者に扮し
ある屋敷に潜入することになったエイト。
執事によると屋敷の者達は何かが
夜な夜な室内をうごめく気配を感じているらしく
二人は早速調査に当たるものの
特に外から誰かが侵入した形跡もなく
荒らされていたと言う別の部屋に向かうことに。
ここまで黙ってサマエルに従っていたエイトだが
流石にこの屋敷は何なのか気になり尋ねたところ
通信機から目黒コーポレーションの会長の家だと
野原の声が。
どうやら野原とあやめはキッドに乗り
すぐそばからサポートをしているようで
目黒コーポレーションについて色々説明を受けることに。
目黒コーポレーションは
エレクトロニクスから製薬分野まで
手広く経営している複合企業であり
会長は目堂しおり。
弱冠20歳にして父親から会社を継いだ
敏腕女社長であると。
何故か女社長という言葉を聞き
服装をそれっぽく変化させ自撮りするあやめをよそに
情報によると父親が亡くなったあたりから
軍事産業にも手を出していたようだと。
軍事産業ときいたあやめはその言葉から
軍人を連想したらしくそれっぽく服装を変え
ポーズをとって自撮りしようとしていたが
流石に野原も何をやっているのか気になったらしく
振り返り声をかけるがその瞬間
悲鳴を上げたあやめの肘打ちが顔に突き刺さっていた。
いきなり攻撃された野原は
鼻血を吹き出しつつもひどくない?と零すが
流石にあやめも悪いと思ったらしく
何度も謝っていた。
どうやらあやめによるとレディ先生から
ミッション中に出た単語から連想される
50種類の恰好に変身してお色気ポーズを送れとの
宿題が出ているらしく・・・。
思いのほか大変そうなあやめに同情しつつも
バックミラー越しにその様子を覗く野原だが
改めてエイトに目堂コーポレーションが
ドグラ・マグラの兵器研究に関わっていたのは間違いないと語る。
その上で女社長の目堂しおりは一人娘を残して
ドグラ・マグラとの実験中の事故で
おそらくすでに死亡していると。
丁度その話をしている時に
ある部屋の前を通りかかるが
その部屋の中にはベッドの上から
外を眺める少女の姿が。
一瞬しかその姿を見れなかったものの
執事からその子が会長の一人娘で
いずれコーポレーションを引き継ぐ少女と聞かされるが
エイトはあんな小さな娘が?と
イマイチ腑に落ちない表情を浮かべていた。
そうこうしている間に
夜な夜な幽霊が徘徊するという
しおりの自室へと到着したサマエル達は
早速調査に乗り出す。
執事からその幽霊を捕まえさせるために
自分達が呼ばれたと聞いたサマエルは
どっちかというと幽霊は捕まえるより増やす方が得意だと零し
驚かれる場面があったものの
エイトが冗談好きなんです彼!とフォローしていた。
さらにサマエルは俺は冗談好きだが
隠し事は嫌いだと執事を威圧し始めたことで
なんとか制止しようと間に入るエイトだが
サマエルは少しぐらい態度が悪くても
俺達以外に頼る者はいないとして
さらに揺さぶりをかけようと考えていた。
その後意図してかどうかはわからないが
サマエルがお腹を鳴らしたことで
使用人達と食事をとることに。
エイトは出された食事をとりつつも
一体何のために警備を呼んだのか疑問に思っていたが
サマエルはそんなエイトの考えを無視して
使用人が辞めた割には結構いるな?と零す。
その言葉が耳に入った執事は
広いお屋敷なので急ぎ雇い入れたと話すが
サマエルはふーんと答えつつ
食事に使っていたナイフを
突然目の前にいる使用人に投げつけていた。
いきなりの事に吹き出すエイトをよそに
その使用人はとっさに使っていたフォークで受け止めてしまい
その仕草でなんらかの訓練を受けていることに気づくエイト。
しかし次の瞬間突然苦しさを覚え
使用人達から初日で緊張したのかしらと笑われる中
まさかと思い端末に食べていたものを検査すると
アルカロイド系の毒物が盛られていたことが判明する。
苦しみながらもエイトはサマエルに
食べちゃダメだと視線を送るが
当の本人は全く口にしていなかったようで
他の使用人達と一緒に笑っていた。
ふらつきながらもすぐさま部屋を出たエイトは
野原に今送った毒物サンプルの解毒剤を頼んでいた。
野原とあやめも現状を理解したようで
すぐさま解毒剤を合成させると
コタンに持たせ向かわせることに。
東側の窓に急げと言われたエイトは
フラフラと近くにあった部屋に倒れ込んだことで
なんとか窓を発見。
そしてすぐさまその部屋の窓をあけたところで
無事にコタンから解毒剤を受け取ることに成功し
改めてこの屋敷の使用人の中に
ドグラ・マグラの構成員が混じっていることを報告。
エイトは執事が急ぎ雇い入れたと言っていたことを思い出し
あの執事はその事に気付いていることを理解するが
実際は何のために警備員を雇い入れたのかわからず
頭を悩ませていた。
そんなエイトに声をかけてきたのは
先程一瞬見かけた一人娘の少女であり
たまたまエイトが転がり込んだ部屋が彼女の部屋だった。
彼女は死神さんが迎えに来たのかと思ったと話し
がっかりした様子を見せつつ
早く来ないかな~死神さんと零す
彼女の姿にエイトは・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回のラストで突然警備会社の者に扮して
ある屋敷に潜入することになったわけですが
今回ちょっとずつ背景が分かってきましたね。
とりあえず屋敷には幽霊騒ぎが起こっているようで
それをどうにかさせるために
エイト達が呼ばれたのかと思っていましたが
どうやら実際には違うっぽい?
警備会社の人に幽霊をどうにかしてほしいと頼むのも
どう考えてもおかしいですし他に何やら目的があるのかも。
警備らしく誰かを守るとか。
話しの流れからいってその誰かというのは
恐らく一人娘の少女だとは思いますが
その少女もまたかなり病んでいるみたいですね・・・。
体どうこうは定かではありませんが
精神的にはかなりマズイ状況にあるみたいですし
あんな少女を見てしまったら
またエイトがおせっかいを焼くことになるんだろうなと。
あんな状態の少女の姿を見て
エイトが動かないなんてことは
まずあり得ないですしね。
なんにしても使用人の中に
ドグラ・マグラの構成員らしき者もいるようですし
ある意味いつも通りですが
なかなかに前途多難なミッションになりそうです。