2020年8月5日発売の
週刊少年サンデー 2020年36・37合併号に掲載されている
君は008 第118話のネタバレ&感想になります。
第118話 死に至る絶望!!
内容ネタバレ
死神が来るのを待つほどに
孤独と絶望の中にいた一人娘のひとみ。
しかしエイトとコタンに触れあう内に
少女らしい表情を取り戻しつつあった。
執事の御井潟も楽しそうに笑うひとみを見て
震える程に感動しており
エイトはその様子を見てひとみを守るために
警備を雇ったのだと理解する。
そしてなぜ彼女を守ろうとしているのかを
深く考えたエイトはある事に思い至る。
それは母親であるしおりが
この娘になんらかの形で
暗号鍵を渡しているとしたら!?
もしそうだとしたら
この娘が危ないと気づき
急ぎその事を知らせにサマエルのもとへ向かうが・・!?
屋敷内の廊下でサマエルを見つけたエイトだが
そんなサマエルの背後から使用人の一人が
その命を狙っているのに気づく。
助けに入ろうとしたものの
サマエルもその事には気づいていたようで
何事もなかったかのようにあっさり撃退。
さらにエイトからひとみの身が危ないと聞かされても
ああ、その事かと彼女が暗号鍵を
持っているらしいことにも気づいていた。
ただサマエルにもどんな形で
持っているのかまでは分からなかったらしく
だからエイトを娘に近づけたのだと明かす。
驚くエイトにお前が暗号鍵を探し出せと指示し
再び使用人に襲われるサマエルだが
またしてもあっさり撃退。
ドグラは俺が引き付けると笑うサマエルを見て
やっぱりいい人じゃないかもと思うエイトだが
突然神妙な表情を浮かべたサマエルから
早く聞き出せよ、あの娘が死ぬ前になとの言葉が。
エイトはまたそんなことをと信じられずにいたが
サマエルはそんなあエイトに
真に深い死に至る絶望をお前はまだ・・・知らないと告げ・・・。
一方、待機中のあやめがレディ先生からの宿題をこなす中
野原のもとへ分析官からひとみの追加調査の報告が届いていた。
その内容に思わず声をあげる野原だが
エイトはその頃再びひとみの部屋を訪れていた。
戻ってきたエイトを嬉しそうに迎えるひとみに
やっぱりすごい元気じゃないかと安堵するエイトだが
ひとみがいなくなる前に
こんな素敵なお友達が二人も出来たと
嬉しそうに笑顔で話したことで絶句させられることに。
そこへ野原から慌てた様子で通信が入るが
ひとみはお母さん私がいらないから一人でいっちゃったんだと
ベッドに隠し持っていたナイフで
自らの命を断とうとし
間一髪のところでなんとか防ぐことに成功する。
野原から女社長は娘を石化装置の
実験台に使っていた知らされると同時に
エイトは今までベッドの中で隠されていた
少女の左腕が石化しているのに気づき
サマエルの言っていた絶望の意味を知るのだった。
そうした中、突然部屋に亡くなったと思われていた
彼女の母親しおりが姿を見せる。
突然のことに戸惑いながらもエイトは
自分の娘を実験台に使った相手ということで
警戒を強めていた。
しかしひとみは私を置いていったんじゃなかったんだねと
涙ながらに母親のもとへ向かい走り出し
しおりがそんな彼女を抱きとめようと手を伸ばした次の瞬間
サマエルがひとみの身柄を奪っていた。
ひとみを確保したサマエルはしおりに
下がりやがれ!ドグラ野郎!!と
武器を構えつつ敵意を向けるが・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
なんとも言えない展開でしたが
とりあえずひとみの母親が碌でもないのは間違いないかと。
前回までの流れからひとみがああなっているのは
母親が亡くなったせいだとばかり思ってましたが
まさか自分の娘を石化装置の実験体にしていたとは・・・。
もちろん母親が亡くなったのも関係あるんでしょうけど
自分の体がああなってしまっているのも大きいんじゃないかなと。
そんな母親が生きていたらしいことは
前回のラストで明らかになりましたが
今回のラストを見るにあの母親は偽物っぽい?
サマエルがしおり?にドグラ野郎と言ってましたので
ドグラ・マグラの構成員が変装していたのかなと。
まあ、自分の子供を実験体にするくらいですから
母親がドグラ・マグラの構成員でも全くおかしくはないんですが
もしそうならあまりにも救いがないですしね・・・。
なんにしてもサマエルがああも敵意を向けている以上
しおり?が敵なのは間違いないかと。
出来ればなんとかしてひとみを絶望の淵から
救い出して欲しいところですが
全てはエイト次第ということになりそうです。
急展開を見せ続きが気になる次号ですが
Cカラーで激闘へ突入!とのこと。
どんな扉絵が描かれるのかも気になるところですが
話の内容も激闘とのことですし
このシリーズもいよいよ佳境っぽいので
どんな展開が待っているのか楽しみです!