君は008 第41話のネタバレ&感想になります。
第41話 決まってるじゃないか
内容ネタバレ
圧倒的な実力差を明らかにしてもなお
友達だからだ!と叫ぶエイトに名乗らん君は
前にも自分にそう言った人がいたと昔の事を思い出す。
ある日、今日からあなたの身の回りのお世話をすると
やって来てあなたの友達だと言い
友達は名前を呼び合うものだと識別番号ではなく
名前を付けてくれた女性の事を・・・。
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そんな昔の事を思い出しながら名乗らん君は
エイトを弾き飛ばし返す刀で反撃を繰り出すも
この期に及んで腕を上げているのか躱されてしまうことに。
そして躱されると思っていなかった名乗らん君の隙をつき
攻撃を仕掛けるエイトだがそれでも名乗らん君には通じず
腹部を柄で突かれ倒れるのだった。
アイスマンが終了を告げたことで
すぐさまエイトへと駆け寄るあやめと英雄。
あまりにもボロボロなエイトを前に
英雄は名乗らん君にいくらなんでもやりすぎだと告げるが
アリスマンは血と汗を流すことでのみ戦闘力は向上するものだとして
二人によくやったと声をかけていた。
その上で今後とも手加減はいらないと言われた
名乗らん君は授業が終わった後屋上で一人
再び昔の事を思い出していた。
ダミーロボットを相手に手加減したことがきっかけで
自分に”ED209”ではなくちゃんとした名前があること、
そしてそれを不安定な日検体の自我の萌芽を誘発させたとして
問題視されあの人を外さないでと泣き叫んだ時の事を・・・。
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そんなことを思い出しつつ物思いにふける名乗らん君だったが
そこへ治療されたのか歩けるようになったエイトが姿を見せる。
エイトはまだ完全に治ったわけでは無いようで身体中包帯だらけではあったが
やっぱ凄いなこの学校の医務室とその技術に関心しつつも
俺が勝ったら名前を教えてもらうと再び剣を構えていた。
あまりのしつこさに一体いつ僕らが友達になったっていうんだと思わず叫ぶ
名乗らん君に対しエイトが告げたのは
そんなの初めて会ったときからに決まっているじゃないか。という言葉だった。
その言葉を聞きハッと初めて会った時の事を思いだした名乗らん君は
唐突に懐からコインを取り出し弾くと
もういいからコインで決めようと告げ裏か表かと問いかける。
そんなんでいいのかと興奮するエイトは
じゃあ裏だと答えを決めるが
名乗らん君は本当に?変えてもいいんだよと答えを明らかにするのを渋っていた。
その様子にエイトはさては当たっているなと判断し
無理矢理手の中にあるコインを確認しようとするが
その手の中にあったコインは裏ではなく表で・・・。
エイトはあまりのショックと先程の模擬戦でのダメージにより
倒れてしまい名乗らん君はそんなエイトに
こんな状態で来たのかと文句を言いつつも肩を貸しつつ
誰か医務員を!と皆に呼びかけるのだった。
そんな日の夜、皆が寝静まる中一人起きていた名乗らん君は
唐突に二段ベッドの下で眠るエイトの傍らに降り立つと
”アスヤ”それがボクの名前だとそっとその耳元で告げる。
深い眠りについていたエイトには聞こえていないようで
寝返りを打ちつつ寝息をたてていたが
名乗らん君はそれでも良かったのか自分のベッドに戻り
眠りにつくのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ようやく名乗らん君の名前が明らかになりましたが
わかるまで随分と長かったですね(苦笑)
まあ、彼の過去を見るにそうまでして自分の名前を隠すのも
わからなくもないんですが。
ただあそこまで苦労というと変ですが
がんばったエイトに肝心の名前が伝わったかどうかは
正直期待出来ないかなと。
名乗らん君もコイントスを提案した時には
すでに教えてもいいと考えていたでしょうに
なんていうかエイトらしいなと(苦笑)
なのであれでエイトに伝わっていれば
次回からは名乗らん君ではなく”アスヤ”と表記しようと思いますが
そうじゃなかったら名乗らん君のままでいこうかなと思っています。
なんにしても名乗らん君側も今回の一件で
多少なりとも気持ちに変化が生まれたのは間違いないので
今後エイトに対しても多少変わってくるかも。
面と向かっては今までとは変わらないかもしれませんが
エイトのピンチには手助けしてくれるくらいは有り得そうな気がします。
ともあれこれで名乗らん君の正体については一段落しましたので
次回どういう話になるかは分かりませんが
新しい授業なり実習なりが始まるのかなと思っています。
どちらにしても簡単なものではないでしょうが
ドグラ・マグラの動向も気になりますし
彼らが動くとしたらまたエイト達も巻き込まれるんだろうなと。
ちなみに今回は合併号なので
続きは2018年最後となる12/26発売の
2019年4・5合併号になるかと。
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