2023年10月5日発売の
週刊ヤングジャンプ 45号に掲載されている
キングダム 第773話の
ネタバレ&感想になります。
第773話 開戦の口火
内容ネタバレ
番吾を攻略するため進軍する秦軍は
その手前で趙軍と相対することに。
続々と集まる趙軍を目にし
狼狽える尾平達だが
信は皆に今回飛信隊は最右翼だと告げる。
報告では六万越えらしく
歩兵達はうちは三万・・・なのにと
怖れを抱くが信は怯む素振りすら見せず
これからの動きを皆に告げる。
今日俺達はあの六万強の趙左翼をぶっ倒して
そのまま左へ回り趙中央軍を横撃。
そこに李牧がいれば李牧を討つが
今はまだ敵本陣が定かじゃねェ。
場合によってはすっ飛ばして
”番吾”の城攻めに向かう。
とにかくこの戦いでは
飛信隊が一番走るぞ!と。
信の説明を受けた尾平達は
そのあまりの内容に戸惑いながらも
最右翼に向かい動き出す。
各将達がこれからの戦いに思いを馳せる中
王翦のもとへ田里弥が報告に訪れる。
中央軍左右両軍全て配置が整い
いつでも始められると。
~趙軍の陣容~
瞬水樹・馬南慈軍を中心に
趙右翼軍 9万
司馬尚率いる青歌軍
趙中央軍 10万
大将である李牧とカイネ、傅抵率いる
趙遊軍 4万
袁環率いる宜安軍
趙左翼 7万
趙軍 総勢30万
~秦軍の陣容~
楊端和率いる山の民と
黒修馬率いる北東部軍
秦左翼 7万
大将である王翦率いる本陣
秦中央軍 12万
王賁率いる玉鳳
秦遊撃軍 3万
信・羌瘣率いる飛信隊
秦右翼 3万
秦軍 総勢25万
趙軍右翼では相対するのが
楊端和率いる山の民であることから
瞬水樹が戦意を漲らせていた。
裏切った犬戎もろとも
あの秦左翼を全て骸にしてやると。
趙軍左翼では袁環が
率いる兵達に檄を飛ばす。
相対す敵右翼は今や秦軍の”鉞”と
なりつつある飛信隊!
北部の”守護者”
この宜安軍の力で奴らを粉砕し
もう二度と北へ寄りつけぬ程の
悪夢を奴らに見せてやるぞ!と。
趙中央軍では兵が逸ることもなく
淡々とした雰囲気が漂っていた。
司馬尚はそんな彼らに
武運を祈るとの言葉を送り
将や兵達はただ受け入れる。
この戦場にあって
中央軍の静けさは他とは一線を画していた。
そして趙遊軍では傅抵が
多分一番走らされると零し
カイネは李牧の言葉を思い出し震えていた。
絶対に勝って秦軍が
二度と進行して来ない程に叩き
李牧様と一緒に雁門に帰るのだと。
そして両軍共に準備が整った頃
王翦から命をうけた信は
第一陣として開戦の口火を切るべく
自ら先頭に立ち号令と共に
突撃を開始するのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
飛信隊が開戦の口火を切るとは
流石に予想外でしたが
それだけ期待しているってことなのかも。
それにしても秦・趙の陣容が
今回明らかになりましたが
兵力からして負けているとか
流石に李牧を舐めすぎな気がします。
もちろん秦としては
今出せる全ての兵なのかもしれませんが
前回の戦いで大敗を喫したのに
兵力で劣るとか流石に・・・。
とりあえず各陣容を見る限り
秦が兵力的に勝っているのは
中央軍だけみたいですね。
正直司馬尚率いる青歌軍の強さが
イマイチ謎なのでなんともいえませんが
少なくとも戦いにはなるかなと。
趙右翼と秦左翼については
因縁ある瞬水樹と楊端和ですので
かなり激しい戦いになるでしょうね。
ただ瞬水樹の他に馬南慈がいるので
それがどう影響してくるのかで
勝つか負けるか決まる気がします。
遊軍に関してですが
王賁と李牧では流石に
実力差が大きいでしょうね。
遊軍ということで互いに
どう動くかで戦況が変わるので
面白くなるとは思いますが・・・。
趙左翼と秦右翼については
兵力では趙、将では秦って感じかなと。
宜安の兵ということもあって
かなり強い上に兵力も上なので
飛信隊としても厳しい戦いになりそうです。
ただ信以外にも羌瘣がいるので
そこをどう活かすかが
勝敗に関わってくるかと。
ともあれ全体的には兵力で劣っているとはいえ
秦側も戦えるだけの兵力はあるので
ここから大敗するとしたら
どういう流れになるのか気になるところ。
李牧の策が冴えわたるのか
それとも司馬尚率いる青歌軍の強さが
圧倒的なのかはわかりませんが
これからどうなるのか楽しみです。