第13話 None so deaf as those who will not hear.
内容ネタバレ
ある晴れた朝、チセは洗濯しながら空を見て
1日晴れればいいなと平和な生活を送っていた。
その傍らには使い魔のルツの姿も。
あの戦いから家に帰り3日が経っていたが
その間エリアスは姿を見せることなく自室に閉じこもり食事も食べないようで・・・。
そんなエリアスをチセが心配しているとルツは戦った時に変化したのが
原因なのではないかと言うがルツ自身もまだ妖精と言われてピンときてないせいか
言った言葉に自信が持てない様子だった。
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よくわからないうちに家から出されてしまったチセ。
受け取ったものを確認してみると中にはお金とメモがあり
メモには暗くなる前に帰ってくること書いてありチセはルツと一緒に外出することに。
家を出たチセだったがそこには何故かアンジェリカの姿が。
アンジェリカはエリアスではなくチセに会いに来たようで
一緒に出掛けることに。
色々と買い物し終わったチセたちはオープンカフェで一服することに。
そして一服している最中、アンジェリカから指輪の状態や体の状態について聞かれ
さらに魔力とはどういうものなのかについての説明を受けることに。
その後、家に帰る途中アンジェリカに今の生活について聞かれ
チセはエリアスたちがいる家においてもらえるだけ満足だと答えるが
それは依存じゃないのかと言われてしまう。
言われたことが図星だったのかそれ以上言われたくなかったのかチセは思わず
近くにあったものに当たってしまう。
自分がしたことを理解したのかすぐさまアンジェリカに謝るが
内心捨てられても構わないと思いながら捨てられたくないと思っている自分のことを
自分勝手だなと思っていた。
そして家の前に着き改めてアンジェリカに謝るチセだったが
アンジェリカはそんなチセを撫でながらあんまりいい子でいるんじゃないよと言い残し
帰って行った。
そして暗くなり家に入ろうとするチセにルツは自分はチセと色々なものを共有していること、
感覚も感情も記憶もと言った上であれを呪いというなら
その呪いが早く解ければいいと思っていることを伝え・・・。
家に入り出迎えた銀の君にお土産を渡しエリアスの様子を見に行くことに。
ノックしても聞き取れないくらいの反応だったため部屋に入ったチセは
人間ではない状態になっているエリアスを見ることに。
そしてエリアスからこのままでいて欲しいと言われ一緒にいることにしたチセは
こんな状態になっているエリアスが怖くないのは私が呪われているからだと
心の中で思っていた・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回の話は特にそれほど大きいイベントが起きることなく
どちらかというと日常がメインの話でしたが
チセが今までどのように生きてきたのかかなり気になりました。
まあ、あのような場所で売り出されるくらいですから
幸せに生きてきたとは到底思えませんが
それでも呪いと言われるほどの出来事、暮らしは一体どのような物だったのか
知りたいですね。
今までの話しでもちょこちょこ出てきてはいますがイマイチ判然としないだけに
実際に何がどうして売られることになったのか気になるところです。
それはそれとして久々登場のアンジェリカさんですが
自身にも子供がいるからかチセに対しても母親のように接していましたね。
結果的に図星をついてしまい動揺させてしまったものの
その言葉もチセを本当に心配しているからこその言葉でしたし。
本当にアンジェリカの娘としてチセが生まれてきたならば幸せだろうなと
正直思ってしまいました。
まあ、思っても詮無いことですけどね。
それにしてもエリアスの姿ですがあれって一体何がベースになっているものなんですかね?
以前戦った時とはまた違うような印象を受けましたが・・・。
というよりエリアスは一体どの分類に属するのか気になるところです。
人なのかそれとも・・・。
次回の予告ですが今回の話は日常的な感じでしたので
なにかしらイベントが起きるのではないかと。
私としては日常を描いたものも好きなので今回のような話しでも良いのですが
今までそれが続いたことないですからね。
どちらにしても2015年からも楽しみにしたいと思います!