キングダム 594話のネタバレ＆感想になります。
第５９４話 楔
内容ネタバレ
槍を受けながらも徐林を討ち取った信だが
その兄・徐肖が涙を流しながら周りに呼びかけたことで
一気に敵兵に包囲されてしまうことに。
それでもなんとかしてその包囲を潜り抜けようとするが
先程の戦いの代償によって受けた傷は深く・・・。
信たちが防陣を抜けたところで包囲されていることに
本陣にいる貂や信のもとへ向かう干斗ら新兵も気づく。
そして包囲を受け全滅の憂き目に遭おうとしていた信達だが
そこへ何とか入ってきたのは羌瘣隊と那貴一家だった。
この異常な包囲を脱するためには信と羌瘣二人の力が必要であり
だからこそ羌瘣も無茶をして入ってきたが
信が深手を負っていたことでその目的そのものが困難となっていた。
そうした中、羌瘣は目的を変えるとして
脱出するのではなく敵の主力部隊が結集しているここで
斬って斬って斬りまくって趙峩龍軍の主力をここに消すと言い出す。
こちらが全滅の憂き目に遭っている今
思ってもいなかった言葉に唖然とする信たちだが
羌瘣は私が”楔”を打ち続ける、
皆はそこを狙って敵を倒せと告げるのだった。
戦いの輪の攻防が激しくなってきたことに気づいた
趙峩龍本陣の将達は火が消える直前に足掻いているのだと
自分たちの勝利を確信し嘲笑うかのように吐き捨てていたが
何か様子がおかしいことに気づく。
そしてその中心にいた信たちは
超人的な動きを見せ敵を屠り次々と楔を打っていく羌瘣の後を
必死に追いかけていた。
手強い精鋭隊を羌瘣が乱し
そこを信達が討つ作戦により
戦いの輪は先程までとは逆に徐々に広がりつつあった。
それに気づいた趙峩龍が歯軋りする中
その作戦の根幹である羌瘣は今もなお圧倒的な力を持って
敵兵を屠っていたがその代償は大きく・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
前回槍を受けつつも徐林を討ち取った信ですが
やっぱりその傷はかなり深いみたいですね。
その結果羌瘣が無謀ともいえる作戦を行うことになったわけですが
状況としては決して良くはないかなと。
あれほどまでに追い詰められた状況下において
それを打破するためには羌瘣の作戦しかなかったのは分かりますが
それにしたってちょっと・・・という感じです。
まあ、相手は三大天の盾であった趙峩龍の精鋭部隊ですし
それくらいのことをしなければ趙峩龍を討ち取ることも難しいので
仕方ないかもしれませんが・・・。
ともあれその作戦自体羌瘣の頑張りに全てがかかっているわけですが
それも血を吐くほどに限界を迎えつつあるみたいですし
決して楽観視できる状況ではないでしょうね。
さらにそんな羌瘣を徐肖が狙っているような描写もありましたので
まだまだ予断は許さないかと。
普段ならあとは信任せでどうにかなるところですが
深手を負っている現状ではそれも厳しいので
私としては那貴に頑張ってほしいなと。
わざわざあの包囲に羌瘣隊と共に入ってきた以上
なんらかの見せ場は必要だと思いますし
そろそろ飛信隊としてもいいところ見せないと
いい加減影が薄くなってしまいますしね。
それとなんだかんだ言って那貴が本気で戦っているところも
今のところ見ていませんしその辺りのことも含めて
那貴には頑張ってほしいところです。
それと次回に関してですが
次号は休載とのことですので
続きは4/4発売の18号になるかと。
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