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キングダム 最新 第860話 ネタバレ&感想 中華十弓へ挑む者

2025年12月11日発売の

週刊ヤングジャンプ 2026年2号に掲載されている

キングダム 第860話

ネタバレ&感想になります。

 

第860話 十弓への挑戦

内容ネタバレ

 

淡から白影出来て相手に当たったんじゃ?と

声をかけられた仁はそれに同意する。

 

その上でじ、じゃあ相手怒って・・・

本当の矢を撃ってくるんじゃ・・・と言う言葉にも

・・・ああと息を切らせながら同意していた。

 

状況を理解したのか淡は

相手から見える高さに立っていた仁を

ああじゃないでしょ兄ちゃん危ないっと

慌てて下へと降ろすが仁は改めて淡に告げる。

 

多分今敵にいる弓使いは

父ちゃんより上 俺達より上だと。

 

淡もその事を理解しており

仁はさらに言葉を続ける。

 

そんな弓使いに信将軍が

狙われたらどうなると思うと。

 

淡は脳天撃ち抜かれて死ぬと言い

仁はそれじゃダメだろと。

 

その上で淡は隊長はずっと天幕に隠れていれば・・・

と口にするがそしたら飛信隊この軍は力が半減する!と

仁はその考えを却下していた。

 

じゃあどうするのと良い考えが浮かばない

淡に対し仁は決まってるだろと告げる。

ここで俺達が敵の弓使いを倒すんだ!と。

 

仁の放った白影の一矢を受けた青華雲は

どうされましたと声をかけてくる兵士達に

大事ない 白影・・・もどきだと返す。

 

それが何を指しているのかわからない兵士が

戸惑い困惑する中、別の兵士から

李信が守られながら退がっていく・・・!?との声が。

 

じっと李信のいた場所へと目を向ける青華雲に

兵士達がこれからどうすべきか指示を仰ぐが

次の瞬間、戦場から上空に向かって

笛のような音を響かせる矢が!?

 

それが何なのかわからず

秦と趙の兵達はこぞって上空へと目を向ける中

青華雲はそれが何なのか知っているのか

放たれた矢へ目を向けると

・・・ガキ共・・・と零し・・・


~回想~

ある時、仁と淡は父である蒼源から

今から大事な話をすると言われ座っていた。

 

そんな二人に対し蒼源は

十弓への挑戦のしきたり・・・・についてだと

箱に入ったある物を見せる。

 

淡はそれが何なのかわからないようで

矢・・・の先っぽ?と口にするが

仁は※嚆矢こうしですか?と。

(※鏑矢のこと。音が出る矢。)

 

蒼源は左様と答えながらも

だがただの嚆矢ではない。

十弓だけが持つ嚆矢だと語る。

 

これを撃ち鳴らせば必ず聞いた十弓は

挑戦を受けねばならないと。

 

しかし今の父は十弓ではなかったことから

仁はなぜこの嚆矢を?と訊ねるが

真似して作ったとのことだった。

 

それを聞き偽物ですねと返すが

蒼源はそうでもないと言い

我が師・松羿は十弓だったと語る。

 

師は金策が苦手で金に困り

嚆矢を売ったため

ワシが後日模して作ったものだと。

 

そっちを売れば良かったのにと

辛辣な言葉で返す仁はじっと嚆矢に目を向ける。

模した嚆矢にしても貴重な五つですね・・・と。

 

しかし奥の物入れにいっぱいあるらしく

なんとも言えない雰囲気が漂う中

蒼源は二人に告げる。

 

よいか仁・淡。父の弓が極まった時

父はこの嚆矢を持って十弓に挑みに家を出る。

 

いつかお前達の弓も極まったと思った時

父の道の跡を追え。

 

だがくれぐれも気をつけろ。

十弓対戦とは命の取り合い。

挑戦し一度始まると降りることは叶わぬと知れと。


何度も上空に嚆矢を放つ兄・仁の姿を

淡は心配そうに見つめていた。

 

しかし相手側からの反応はなく

仁が淡にお前の嚆矢を貸せと声をかけた瞬間

仁の嚆矢に応えるように相手側からも嚆矢が。

 

続けてもう一本の嚆矢を放った

青華雲は矢を放った上空へと目を向け零す。

久しぶりに撃ったわ こんなにけたたましかったかと。

 

相手側も嚆矢を放ったことで

淡は改めて相手が中華十弓であることを理解し

仁はそれを見て口を開く。

 

・・・よし 応えたということは

挑戦に応じるということだ。

 

信将軍の命を守れるし

倒せば他の被害も防げる・・・と。

 

それを聞いた淡はちょっと待ってよと

仁がやろうとしていることに苦言を呈す。

 

本当に挑むの!?ばっ化け物だよ相手は・・・

父ちゃん言ってたよね 弓が極まった時に挑めって・・・

兄ちゃんの弓極まったの!?と。

 

仁はそんな悠長なこと言ってる場合じゃないと返す。

俺達は弓の道を極める求道者じゃない。

その前に飛信隊の一員だと。

 

それでも淡は言葉を続ける。

でもっ・・・始まったら止められないって・・・

それって・・・かっ勝てるの兄ちゃん!?

本物の中華十弓に!と。

 

そんな淡の言葉に対し

仁は・・・分からないと言いつつ語る。

 

でも・・・俺一人じゃ無理かも知れないが

俺達二人・・・・なら勝てると思う。

 

こっちは同等の腕の弓使いが

二人いるのが強みだ。

 

まずは俺が挑む。勝てればそれでいいが

もし負けてもその分お前は相手の矢を見れる。

 

それは必ず大きく優位に働く。

俺が倒れてもお前が相手を倒せ 淡。

 

すぐにやられはしない。

うんと粘って相手の矢をお前に見せる。

 

兄ちゃんの矢もどれくらい通じるか

しっかり見とくんだ。いいな 淡と。

 

納得できない淡が涙を流す中

催促しているのか相手側から

更に嚆矢が放たれ・・・


それを見た仁は催促してる・・・

さっそく始める気だと笑みを浮かべ

相手側が見える高い岩の上へと向かう。

 

岳雷さんが言ってたな。

父ちゃんもこんな乱戦場を挟んで

十弓に挑みそして倒したと。

 

俺達もなぞるぞ その道を淡。

そう言いながら岩の上に立とうとする

仁だが一番上まで足をかけた瞬間

ごめん兄ちゃんと淡によって降ろされてしまう。

 

そして代わりに岩の上に立った

淡は相手側の弓使いに対し口上を述べる。

 

十弓に挑戦致すは蒼源の息子・蒼淡。

蒼源はかつての十弓松羿の一番弟子。

即ち我もまた十弓直系の弓を撃つ!

 

仁は淡にやめろ!と声をかけるが

淡はさらに言葉を続ける。

潔く名乗ったぞ。そちらも名乗られいと。

 

そんな淡に応えるように

青華雲は岩の上に立ち告げる。

 

十弓青華雲だ。

分かっているのだろうな。

 

十弓の習わしにより両者立ち名乗れば

もう後へは退けぬぞと。

 

その名を聞いた弓矢兄弟は驚愕していた。

せっ青華雲・・・!

よりによって現十弓の頂点・・・!と。

 

それでも淡を先にいかせるわけにはいかず

仁は違う間違いだと声を上げる。

 

挑むのは淡じゃない兄の仁だ。

青華雲殿まだ始めるなと。

 

そう言って淡に早く代われと声をかけるが

淡はオイラが先にやるとして

断固として言うことを聞かなかった。

 

今降りたら掟を破る。

もう始まったら変われないんだよ。

 

そう口にしつつも震える淡の姿に

仁はなんとかして代ろうとするも

淡は笑みを浮かべながら矢を構える。

 

こ、怖いよそれは・・・

相手・・・青華雲だって・・・

 

でも・・・オイラ・・・目の前で兄ちゃんが

やられたりする方がもっと怖いからと。

 

仁は目に涙を浮かべながら淡の名を呼び

淡が大丈夫勝つよオイラと応える中

青華雲もまた矢を構えていた。

 

蒼仁・蒼淡。

貴様らの弓の矜持見せてみろ。

 

そう言わんばかりに青華雲の矢が放たれ

それに応えるように淡も矢を放ち・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

青華雲が信を狙っている以上

戦いは避けられないと思ってましたが

まずは淡が戦うことになりそうですね。

 

弓矢兄弟も言ってましたが

現時点における実力では

青華雲が格上なのは間違いないかと。

 

単体で戦ったらどうにもならない程に

実力は隔絶しているものの

十弓クラスが二人いるということを

上手く利用できれば・・・

と言ったところでしょうか。

 

ただその場合気になるというか避けられないのは

先に戦う事になった淡が

恐らく命を落とすということ・・・

 

十弓への挑戦はしきたりとして

退くことは許されないらしいですからね。

 

上手い事致命傷を避けられれば負けたとしても

生き残ることも可能だとは思いますが

あれだけの実力者が相手なので

その可能性は低いと言わざるを得ないかと。

 

何にしてもこれまで兄の後をついてきた

淡が兄を守るために前に出たわけですし

勝てないとしても見せ場なのは間違いないので

仁の為にも頑張ってほしいものです。

 

どんな結末が待っているかはさておき

弓矢兄弟にとって十弓との対決は

避けられないものだと思いますので

これからどうなるのか楽しみですね。

 

気になる次回についてですが次号は休載で

続きは12/25発売の4・5合併号に掲載とのこと。

 

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