2019年6月26日発売の週刊少年サンデー 2019年30号に連載されている
君は008 第66話のネタバレ&感想になります。
第66話 早天の戦い
内容ネタバレ
間もなく夜が明けようとしている中
あやめはホテルの一室にて見張りを続けていた。
コインの反応こそないものの
敵が来るなら最も人が眠っている寸前の今の確率が高いと
考えていた矢先、何者かが
この部屋に入ってこようとしていることに気づく。
あっさりとドアの鍵を外した手際から
相手が中野の生徒だと判断したあやめは
即座に敵を迎え撃つべく動きだし・・・!?
音もなく部屋に侵入した女忍者は武器を手に
未だ眠りこけるエイトのベッドへ手を突っ込んだ瞬間
その背後にはあやめの姿が。
どこに手を突っ込んでいるの?と声をかけられ
即座に反撃に移る女忍者に対し
あやめも迎え撃つも互いの攻撃は当たらず
両者ともに前髪の一部が斬られていた。
女忍者は相手の気配がまるで分からなかったことから
あやめもまた自分と同じく眠らない訓練を受けていることに気づき
あやめもまた顔を合わせたことで
相手がイプシロン1チームの間宮紅緋であることに気づく。
そしてお互い一歩も退かず剣を交える中、
紅緋は仲間を起こさなくていいのかと声をかけるも
私の存在のせいでこのチームは大きなハンデを負わされていると
考えるあやめは起こすつもりはないようで・・・。
二人の戦いが激しさを増す中
紅緋が手裏剣を放ったことで事態が動き出す。
どうやらナノゼイロンはその手裏剣を通すようで
放たれる手裏剣をタイブレードで撃ち落とすあやめだが
紅緋が腰に備え付けていたポシェットから何かを取り出し投げた瞬間
まるで分身の術をつかったかのように複数の紅緋が姿を現わしていた。
ナノゼイロンの服が斬られつつも
辛うじて顔に向かってきた手裏剣を止めたあやめは
先程彼女が放ったものがD・V・P(ディメンションバーチャルプロジェクター)
立体虚像投影機であることに気づく。
完全に気配を消せる彼女にとって
まさにもってこいのガジェットであり
勝利を確信したかのように紅緋は忍び笑いを漏らしていた。
我の力を警戒して調べたなら知っておろう?と声をかける紅緋に対し
あやめは私があなたの名前を調べたのは別の理由だと告げる。
そんなことはどうでもいいとばかりに
四方八方から襲い掛かる紅緋に
真っ向から迎え撃つあやめ。
そして両者が交差した後
立っていたのはあやめだけだった。
レディ先生の授業にて
支給された化粧品を忘れてしまったあやめは
どんな罰を受けることになるのか恐怖に震えていた。
そんな彼女に自分のを貸そうかと声をかけてくれたのが
間宮紅緋だった。
スタンモードの一撃を受け蹲る紅緋に
あやめはあなたが化粧品を貸してくれた日、
お友達になれるかもしれないと名前を調べたことを話そうとするが
紅緋にとってはそれどころではないらしく
何故本体を見抜けたのかと言葉を遮られてしまうことに。
いいところで遮られ一瞬無言になりながらも
あやめは部屋に入ってきた最初の攻撃の時
前髪を少し斬っておいたから虚像と区別できたと語る。
紅緋も言われてその事に気づいたようで
朝飯前に軽く仕留めるには相手が悪かったようだと告げると
勝負はいずれと言い残し窓から外へ逃走するのだった。
彼女が壁を伝い地上に降りたのを見送っていたところ
外からの風に気づいたエイトがなんだ敵か!?と目を覚ますも
あやめは何事もなかったかのようにおはようと挨拶を交わすのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回の相手は一人だったこともあり
終わってみればあやめの圧勝でしたが
紅緋の実力はかなりのものでしたね。
諜報員ということでいずれ忍者が出てくるだろうとは思っていましたが
なんていうかやっぱり女忍者だったかと(苦笑)
女忍者と言えばいいのかくノ一の言えばいいのかわかりませんが
前作、前々作と松江名先生ほんとこういうキャラ好きですよね。
前作で言うとかがり、前々作で言うとしぐれと
なんだかんだで主人公に近いキャラとして登場していますし
それだけ思い入れがあるんでしょうね、きっと。
それに何故かあの格好をしているキャラは
皆スタイルがいいという共通点も同じなので
松江名先生にとってああいうイメージなんだろうなと。
なんにしても先生のお気に入り?の
忍装束を纏っていたということもありますし
これから先も登場することになるのではないかと思います。
その実力はあやめには及ばないまでも
かなりのものでしたので
ドグラ・マグラとの戦いにも参戦することになるかも。
それはそれとして今回の扉絵についてですが
なんていうか野原は幸せそうだなと。
野原の願望かどうかはわかりませんが
勇ましく剣を持って敵と相対しているのに
周りには見目麗しい女性達が侍っているとか
一言で言うなら彼らしいなと(苦笑)
なんにしても無事?に二日目を迎えましたので
次回は改めて中間考査二日目開始になりそうです。
初日はなんだかんだで順調でしたが
二日目にはどんな展開が待っているのか楽しみです。