2019年10月9日発売の週刊少年サンデー 2019年45号に連載されている
BIRDMEN-バードメン- 77話(flight75)のネタバレ&感想になります。
flight075 SANCTUARY
内容ネタバレ
バットがアーサーからロビンにしてあげてほしいと頼まれたことについて
悶々としながらも一発でブラックアウトを蹴散らす中
烏丸は仲間に現在の海野姉弟のことについて説明していた。
鷺沢によると海野姉弟は現在フランス・パリ郊外の
EDEN関連施設に収容されているとのことで
そこで力を使う際の様々なデータを採られているとのことだった。
そして今回EDENに身を寄せる原因となった
翔馬の熱病もその原因が特定できたとのことで
有効な治療が進められそうであるとの情報も。
それを聞いたバルバラは流石にリンカーは大事に扱うとは思うと言いつつも
情や倫理観で判断する奴らじゃないことも分かっており
その身を案じていた。
そうした中、EDENの底にいるという7人目についての話になるが
その鍵を握る鷹山はまだだと言いながら
ずっと何か交信しているらしく・・・。
屋上にて一人佇む鷹山のもとへ姿を見せたアルヴァは
一度ちゃんと話してみたかったらしく
矢継ぎ早に自分のことを語り始める。
私が最初に知りたいと思ったのは「世界の始まり」であり
始めは宇宙物理学がいいと思っていたが
EDENに声をかけられ宇宙生物学に鞍替えしたこと等々・・・。
しかしそんな彼女も鷹山を相手にして勝てるとは思っていないようで
唐突に真面目な表情をしたかと思いきや
これは負け惜しみじゃなく純粋な興味だとして
ある質問を投げかける。
お前どこまで手が届いてる?
世界の理に触れたんだろ?と。
お前の知ってる世界の秘部を教えろと上から目線で話すアルヴァだが
鷹山からどれのことだ?世界はいくつもあるじゃないかと言われ・・・。
鷹山との話を終えロビンのもとにやってきたアルヴァはかなり機嫌が良いようで
向こうの案内人は相当面白いぞ、どうかしてる!と笑い声をあげていた。
その上で”はじまりの7人”の7人目が
ナイトバード(エヴァ)であることも教えられたらしく
彼女を自由にする算段に自分も協力することにしたと語る。
ロビンも前にアルヴァからナイトバードについては話を聞いていたらしく
自分達の大本のオリジナルセラフであることを理解していた。
アルヴァは核爆弾でも破壊できない巨大地下シェルタームリヤリこじ開けて
守りに守られた奥の奥から連れ出そうという
頭おかしいとしか思えないことを手伝うのだと言い
ロビンにその目で実際にEDENを見たくない?と誘うのだった。
つばめがデータ採りを終えて本部へ送られることが決まったとの情報が入った頃
世界中で何人かのセラフたちにスポットライトのようなものが当たっていた。
それは本人しかわからないらしく
その中にはボーンズの姿もあったが
その光はどうやら六枚羽となり
真っ白く光った鷹山から発せられているようで・・・。
屋上にやってきた烏丸はここを離れていた鷹山を呼び出し
海野姉弟が本部に移送されることを伝えることに。
元EDENの住人であるアルヴァも協力してくれるとのことで
烏丸は全てお前を思惑通りかと懐疑的な視線を送るが
鷹山はいつも通りはっきりしない物言いでもう少し助けがいると語り
7人集まったらどうするのかと烏丸に尋ねていた。
烏丸は皆で考えているがお前とかが望んでいるような
全員幸せになる方法はないと言いつつも
でもできるだけどうにかしたいとも考えているようで
その為なら俺が譲ってもいいかなと思うようになったことを伝えると
鷹山はどこか嬉しそうに全て上手くいくと口元に笑みを浮かべるのだった。
そんな鷹山に対し烏丸はお前みたいなスタンスホント腹立つとして
EDEN侵入って無理ゲーがあるのにここへ来てやたら嬉しそうなのはなんなの?
と思うところをぶつけていた。
それに対し鷹山が何故かきょとんとした表情を浮かべた後
やっとあの人に会えると嬉しそうな表情を浮かべたことで
烏丸もそーいうことなのかと納得するが
鷹山はあと、少し。だと不穏な表情で告げるのだった。
いよいよ旅立ちの時を迎えた一行が
結局一緒に行かないことを決めたロビン達と
と別れの挨拶を交わしていた頃
エヴァはヴィクトルと通信していた。
どうやらすでにつばめは本部にいるらしく
上層の検疫ゾーンにいるとのことだが
あなたのことだから手元に置きたがると思っていたと。
エヴァはリンカーを調べたからって
人間側からセラフに一方的にアクセスする方法なんてないと断言し
人間にはそのスペックがないと語る。
その上であなたがセラフを信用しないのは
あなた方自身が信用できない生き物だからであり
だから私達が必ず残りの人類を見放すと思っているのだと。
人類が目下対峙すべきは殺人ウイルスの恐怖であり
素直に手を組んだらいいと話し
化け物を育ててる自覚なんて始めからあったのに
なんでそんなに私たちが怖いのかと告げるのだった。
一方、EDENへ向かって旅立った烏丸達は
雲よりも高い上空にて
向こうの方からこちらへやってくる他のセラフの姿を確認していた。
それがお前の呼んだ協力者ってやつなのかと鷹山に確認を取ろうとする烏丸だが
鷹山は突然「いる。」と呟き雲の下へ。
慌ててその後を追いかける烏丸は
雲の下が吹雪だったことに驚きつつも
鷹山の見ている先へ目を向けると
そこには余りにも巨大で深い穴が・・・。
そしてその穴の先にEDEN本部があるのか
つばめは皆が来たことに気づき
翔馬へと語りかけるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
あまりにも展開が目まぐるしく変わるせいか
簡易的なあらすじではありますが
イマイチ要領をえない感じになってしまいました・・・。
とりあえず今回に関してはめちゃめちゃ簡単にまとめると
海野姉弟やはじまりの7人の7人目であるエヴァのためにも
EDEN本部に向かうことになりましたという感じですかね。
余りにも簡単すぎるまとめですが
これさえ分かっていれば問題ないかと。
それはそれとしてEDEN本部へ向かう仲間ですが
いつものメンバーに加えアルヴァとヴァネッサとバットが
同行することになった模様。
ちなみにヴァネッサについては
第一特化能力”破壊者(ブレイカ―)持ちの11歳の少女になります。
バットといいヴァネッサと言い明らかに戦闘要員ですので
恐らくEDEN本部においては戦闘は避けられないかと。
そうじゃなかったら彼らを連れて行かないでしょうし
そう簡単に本部へこれたら苦労はないですしね。
とまあ、激しい戦いが予想されるわけですが
今回気になったのは鷹山がやっていたことについて。
何やら真っ白く光る鷹山が
世界中のセラフの中から何人に向かって
何かしていましたね。
彼の事ですから覚醒させるなり何なりしたんでしょうけど
その中にはボーンズの姿もあったので気になるところです。
まあ、彼がよくわからないことを行うのは珍しい事ではないので
またよくわからない事態が起きるとは思いますが
何かしら意味はあるんでしょうね、きっと。
ともあれ色々謎の動きもありますが
ついにEDEN本部に突入することになりそうですので
これからどんな展開が待っているのか楽しみです。
ちなみに次回についてですが
予告には50号とありましたので
続きは11/13になるかと。