2021年9月2日発売の
週刊ヤングジャンプ 2021年40号に
掲載されているキングダム 690話の
ネタバレ＆感想になります。
第６９０話 予定通り
内容ネタバレ
刀の防御が抜けねェならと
剣を盾に岳白の動きを
止めた信。
そして尾平の名を呼び
矛を受け取り放った一撃は
その威力で防ごうとした
刀ごと砕きその刃は
岳白の体を深く切り裂くのだった。
岳白は死の間際信に告げる。
この私を討った
快感快楽は最高かと。
信はああそうだなと返し
岳白はそれでいいと笑みを浮かべ
その命を終える。
”閃叫”の者達は岳白の仇だと
信へと殺到し他の趙兵達もまた
それに追随して動き出す。
崇原達歩兵団と騎兵隊の面々が
それを阻んだことで乱戦状態になる中
我呂は森の奥から
こちらへと向かってきている
敵に気づき声をあげる。
それは森の奥にいた
後軍の本隊であり
その数は今の信達にとって
対応できる数ではなかった。
しかし同時に崖を登ってきた
羌瘣隊がその軍を受け持ったことで
窮地を脱することに成功する。
そして羌瘣隊が後軍の本隊と
戦闘を開始した一方
岳白軍本陣にも岳白が
討たれたとの報が届いていた。
本陣を任されていた紀章は
兵達の混乱を収めようと
檄を飛ばすもそこへ
亜花錦隊が姿を見せ！？
亜花錦隊が急襲したことで
岳白軍本陣は壊滅。
岳白の仇を取るために
信の命を狙う者達も大将不在で
敵うはずもなく制圧され
ついに飛信隊は影丘の攻略に
成功するのだった。
飛信隊の皆が歓声を上げる中
貂も喜びを露わにするが
喜ぶのはここまでと
各部隊に指示を飛ばす。
そして当初の予定通り
影丘を抜き左から
扈輒の本陣を急襲すべく
動き出すのだった。
一方その頃扈輒軍本陣にも
影丘が抜かれた報が届いていた。
配下の者達はその報を受け
今この本陣が手薄であることから
騒然とするが扈輒は
全く慌てる様子を見せず
伝令からさらに詳しい話を聞いていた。
そして敵兵の数が三千から五千と聞き
前もって留めていた虎白軍5千を
北上させ当てるようにと指示。
それを聞いた配下の者達は
そんな事が！？と驚きながらも
それなら本陣に来る事はないと
落ち着きを取り戻していた。
扈輒本陣を狙う飛信隊に対し
五千の虎白残留軍は
矢のような速さで北上し
本陣のはるか手前に陣取った。
しかしこの残留軍の移動が
扈輒にとって大いに
裏目に出るのである。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
まさか冒頭で岳白が
討たれるとは驚きましたが
これは見事というほかないですね。
前回のラストからの流れで
信が何を狙っているのかは
なんとなくわかってましたが
その一刀で討ち取るとは
大したものだなと。
それにしても岳白が
討たれた後とはいえ
本陣を落とすとは
亜花錦恐るべし。
いくら混乱状態の敵だったとはいえ
ああも見事に落とすとは・・・。
前々からその実力のほどは
分かっていたつもりですが
想像以上に強い将なのかも。
ともあれ結構長い間
苦戦していた影丘も攻略し
扈輒相手の戦いになりそうですが
なにやら桓騎にも動きが
あったみたいですね。
最後のページの桓騎の
笑みを見る限り
とんでもないことが
起きるのは間違いないかと。
扈輒にとって”大いに”
裏目に出るのであるらしいですし。
この展開を見越して動いていたのか
どうかはわかりませんが
ようやく桓騎が何を考えていたのか
明らかになりそうですし
どんな策だったのか楽しみです。