2021年8月19日発売の
週刊ヤングジャンプ 2021年38号に
掲載されているキングダム 689話の
ネタバレ＆感想になります。
第６８９話 最大の娯楽
内容ネタバレ
全く捉えることが出来なかった
岳白公の体術に対し
漂との訓練で培った剣術で
対抗する信。
二人の戦いは互角の様相を見せるが
岳白公の戦い方が変化したことで
再び劣勢に陥ってしまう。
その上岳白公の近衛兵団である
”閃叫”を騎兵隊が留めきれず
介入を許してしまい
さらに追い詰められつつあった。
騎兵が当てにならない状況の中
歩兵団が信を守るため介入。
そしてそっちがその気ならと
崇原達は岳白公を討ち取るべく
動き出そうとするが
それを止めたのは信だった。
お前にまで死なれちゃこの先
隊がやっていけねェと
崇原を止めた信は
援護に回って助けろと指示し
俺がこいつをぶった斬ると告げる。
その言葉を聞いた岳白公は
随分と隊内の情が厚いのだな
侵略者の分際で笑みを浮かべていた。
その上で戦場での”結束””友情”
そういう”快楽”があるからこそ
隊は成長すると語る。
人間にとって戦争こそが
最大の娯楽・”快楽”であり
だから私達は飽きずに
やっているのだと。
侵略戦争はたまらないでしょう？
しかし逆にその快楽に浸りきった
者の息の根を止める事こそが
私にとって”最上”の快楽なのだと
笑みを浮かべていた。
その言葉を聞き信は
てめェにはがっかりだと告げる。
人の事を侵略者という割には
お前から”怒り”を感じなかった。
俺達が侵略者であるのは
否定しないがお前みたいに
能天気には戦ってないと。
それに対し岳白公は
私の事を能天気と思うのは
お前がまだ若いからだと告げる。
扈輒様と我々はお前が
まだ見ていない景色を見てきた。
そこで扈輒様は戦争の痛みを
その身に抱きとめ
私は人の営みと受け入れた。
人の世はただあるがままにと。
それじゃ何も変わらないと
再び斬りかかる信だが
”閃叫”の介入は止まず
変化した体術を前に
対処出来ずにいた。
”閃叫”の一人は
その戦いを見て思う。
岳白様の動きは矛では
捕らえられず剣に持ち替えた
信は正しい・・・。
だがそれに対し岳白様は
月刀を守りに徹し絶対防御とし
そこから拳闘術の攻撃をくり出す。
即ちあの形の岳白様と
まともに戦い合うには
同等の素手・肉弾戦の力が必要。
そんな者がいるはずがなく
つまりは岳白様に
勝てる者などいないのだと。
その思い通り信の剣は届かず
見る見るうちに傷だらけの状態に。
信も今のままでは駄目な事は
理解しており打開策を考えるが
ふとあることに気づく。
そして尾平へと一瞬目を向け
再び岳白公へと斬りかかる。
奴の刀の防御は抜けねェ。
だったら・・・。
信の一撃を防御した
岳白公は同時に膝蹴りをくり出すが
信はその膝蹴りを捨て身で受け止め
尾平の名を呼び合図を送る。
尾平もまた自分が
何を求められているのか
わかっていたようで
預かっていた矛を
信に投げ渡し・・・！？
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
前回の流れからもっと拮抗するかと
思いきや予想以上に
岳白公は強いですね・・・。
特異な体術が相手とあって
苦戦するだろうなとは
思っていましたが
扈輒の三公は伊達じゃないなと。
それと近衛兵団”閃叫”が
強いのは分かっていましたが
今の飛信隊の騎兵でも
止められない程の強さとは
正直驚きました。
歩兵が強くなったことで
騎兵隊も負けじと訓練を
積んできたとは思いますが
それでも相手の方が上手なのは
間違いないかと。
圧倒的に不利な状況の中
これを打開するにはやっぱり
岳白公を討ち取るほか
ないでしょうね。
何やら信が考えついたようですし
それが上手くいけばと言うか
上手くいかせない限り
どうしようもなさそうな気がします。
まあ、飛信隊はなんだかんだいって
鍵となるのは信の力ですし
なんとか頑張って欲しいものです。
話は変わりますが気になるというか
ちょっと見て見たいのが
羌瘣が岳白公と戦ったら
どうなるのかについて。
どちらも力というよりは
技術タイプですし
一体どうなるのか
見て見たいものです。
気になる続きについてですが
次号は休載とのことですので
予告では9/2発売の40号とのこと。