2022年1月19日発売の
週刊少年サンデー 2022年8号に
掲載されている
君は008 第187話の
ネタバレ&感想になります。
第187話 未完の夢 不変の野望
内容ネタバレ
ミッションは終了していたものの
撤退命令は出ていなかったはずだと
ミュー1はレディから罰を受けていた。
そんな彼女達があやめがたった一人で
後始末をこなしたと聞かされ
改めて見直していた頃
あやめ達デルタ3は昼食を食べながら
先日のファッションショーの
事について話していた。
どうやらあのショーは
かなり話題になっているらしく
ネットも雑誌も持ち切りだったが
映像は既にチセに差し替えられており
あやめの面影すらなかった。
その事にあやめの夢を知るエイトは
少し残念そうにするが
あやめの表情は晴れやかだった。
そうした中突然ルルスが
泣きながらやってくる。
どうしたのかと心配し
声をかけるエイトだがルルスから
ボクの夢が完全に崩れ去ったと
衝撃的な言葉が!?
エイト達が驚きながらも
どういうことなのかと問いかけた所
ルルスは涙を拭きながら語る。
ルルス、お料理が絶望的に
ヘタクソな事が分かったのだと。
その言葉を聞いたエイト達は
呆気にとられながら
練習したら?と返すが
ルルスは涙ながらに語る。
戦闘関係は一日練習すれば
大体モノにできるのに
パンはなんか全然上手くいかないのだと。
ルルスはみじけー夢だったと
自身の才の嘆くが
エイト達が見ていた映像を見て
映っているモデルが
あやめである事に気付く。
どうやら体付きや動きでわかったようで
先程までとは打って変わって
嬉しそうに見ながら
あやめならプロで通用すると思うと
絶賛していた。
そして同時にボクのパンもプロで
通用する味ならな~と嘆いていたが
そんなルルスにあやめは語り掛ける。
たとえ叶わないとしても
夢は夢として持っていて
いいんじゃないかと。
そんなあやめの言葉を聞いたルルスが
嬉しそうにすでに見つけたという
新たな夢について話していた頃
アスヤはドグラ・マグラの本拠地を
訪れていた。
ドグラ・マグラではアスヤは
クロスフォックスと呼ばれているようで
彼は上官として配下の者に告げる。
じゃあ今から1〇〇〇まで
戦闘態勢を解くと。
彼の下に付けられた構成員達は
ドグラ・マグラは常に
戦闘態勢であることから
何をどうすればいいのかと
困惑していた。
そんな彼らにアスヤは笑いながら
ドグラの本部で戦闘はないと言い
ゆっくり本でも読んでみたら?と
本部の中へと歩いていってしまう。
残された者達はそんなアスヤを
変わり者だと思いつつも
悪感情は持っていなかった。
他の”クロスフォックスエディション”
とはどこか違うなと。
中へ入るとそこにはアスヤと
同じ顔をした者達が集まっていた。
どうやらドグラの首領に
初めての目通りするために
アスヤも呼ばれたようで彼には
ED209号との番号がつけられていた。
彼らの中心的な人物なのか
ED132号が玉座に座る首領に対し
膝をついたのを見て他の者達も
同じように膝をついていた。
ED132号は今日の目的を果たすべく
今日は初めての目通しとなる
ED209号アスヤもおりますと
首領に声をかける。
ドグラ様と呼ばれる首領は
食事中だったようで
傍らのテレビから流れる
漫才を見ながらかつ丼を食べていた。
首領が食事を終え
アスヤ達を見下ろす中
傍らにいる側近の一人が
ED132号に告げる。
お前は実によく命令に従い
完璧にミッションをこなしたと。
その言葉に受けED132号は
褒められていると思い
口元に笑みを浮かべながら
有り難き幸せと言葉を返す。
しかし首領が掌をED132号に
向けた瞬間光が走り
ED132号の体は操られたかのように
首領の御前へと歩き出す。
そして抵抗する事すらできず
首領の前のテーブルにある
お茶を口にし倒れていた。
どうやらED132号は
茶が肺に入り溺れ死んだようで
アスヤはドグラ第三世代を
たった一杯の茶で仕留めた事に
驚愕していた。
首領は告げる。
完璧に価値はないと。
その言葉を引き継ぐように
側近の一人は語る。
”完璧”とは可能性の尽きた
平々たる状態・・・。
我らが求めるのは”混沌”であり
さらに一段上の発想で
旧人類をかき回すのだ!
旧人類の生存本能を刺激し
新たな発想を生み出させ
それを搾取するのが
ドグラ・マグラ様の悦びであると。
そう語った側近は続いて
ED209号アスヤに
前にくるようにと指示する。
その指示に従い首領の眼前に
膝をつくアスヤだが
首領はそんなアスヤに
予想だにしない言葉をかける。
君の部隊は実にユニークでいいね!
と嬉しそうに親指を立てていた。
アスヤは表情を顔にださず
有り難き幸せと返しながら思う。
これがドグラ・マグラの首領なのかと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついにドグラ・マグラの首領の姿が
明らかになりましたが
その力といい性格といい
一筋縄ではいかないようですね。
ED132号を操った力の正体も
全く分かりませんし
玉座で漫才を見ながら
かつ丼を食べるとか
本当に底が見えないなと。
底が見えないと言う点では
アララギも似たような感じですが
こういった人物がトップにいるからこそ
組織として成り立っているんでしょうね。
今回のラストと次回の予告を見る限り
そんな謎のボスにアスヤは
気に入られたようですが
アスヤ本人としてみれば
気が休まることはないだろうなと。
言ってみれば何が切っ掛けで
爆発するかわからない
爆弾のようなものですからね・・・。
そんな人物と次回は
フリートークするようですが
想像しただけで胃が痛い・・・。
ともあれ弾む?とありましたので
悪い事にはならないんじゃないかなと。
アスヤには悪いですが
首領は謎が多いというか
今のところ謎しかないので
次回のフリートークで謎の一端が
少しでも明らかになることを
期待したいところですね。