2022年7月22日発売の
ヤングアニマル 2022年15号に
連載されている3月のライオン 194話の
ネタバレ＆感想になります。
第１９４話 あかりちゃんの大冒険②
内容ネタバレ
あれから現場の外で開く
おやつの時間限定の
三日月堂の屋台は大盛況で
大勢のお客さんが集まっていた。
しかしそんな三日月堂のモチと
団子を喰いまくっているせいか
職人たちの顔が丸くなってきており
2代目も健康などを気にしていた。
そうした中、新作として
カロリーオフの玉こんにゃくが
売りに出され職人のみならず
女性客にも快く受け入れられ
好評を博していた。
そんな三日月堂の屋台は
周りにも影響を生み出していた。
屋台の時間に合わせ
お隣の茶店「カトレア」さんが
店の外でコーヒーの販売を！
そしてはす向かいの
「お肉のタムラ」さんが
あつあつの揚げたてコロッケを！
そして何故か文房具店の
おじいちゃんまでも
スーパーボールすくいを！
—そして4時になった瞬間に
すみやかに消える。
その光景に2代目と
柳川のおじいちゃまは感嘆する。
目の前の三角公園が
砂漠の蜃気楼のように
毎日一時間だけ現れて消える
オアシスになっていると。
—そして砂漠の女神（あかり）は
お札はポシェットに！！
小銭はタッパーに！！
砂嵐のようにご近所中の小銭を
巻き上げての・・・あの微笑み！！
あの・・・慈愛に満ちた微笑み！！
ウソみたいだろ
お金数えているんだぜ？
・・・あれで・・・と
恐怖すら感じていたのだった。
片付けをするあかりを見ていた
職人の一人はテーブルに使っていた
木箱を見てあることに気づく。
何だ三日月堂さん
コレ板載せただけじゃねーか。
大事な団子が落ちたらどーすると。
それがきっかけとなり
他の職人たちもオレも
気になっていたと言い出し
皆でもっとうまい事出来ないかと
色々考え始める。
流石に悪いと思って
声をかけるあかりだが
職人としての性なのかいい案が出ないと
仕事中ずっと考えちまう！
これも勉強だとして2代目も参加。
流石に腕の良い職人たちだからか
すぐさま改善案がいくつも出始め
ベテランの職人からの意見も。
その結果15分後には
見事に改良され使いやすくなった
器材があかりの目の前に。
その出来に感動し喜ぶあかりは
せめてものお礼として
明日の昼ごはんに
カレーライスなんてどうかと提案。
それを聞いた職人たちは
・・・なん・・・だと・・・？と
雷が走ったかのように動きを止め
あざーす！と喜びの声を上げていた。
そしてあかりから
あしたはお昼お弁当買わないで
おいて欲しいと言われ
喜びのあまり意味不明な
言葉を返すのだった。
「あいえすえすえーすっっっ！！」
（訳・はい！もちろんです！
ありがとうございます！！）と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
前回に引き続き
あかりさんメインの回でしたが
なんともほんわかする
良い回でしたね。
また2代目と職人たちが
なんとも良い味を出すキャラで
彼らだけでも十分
面白い回だったなと。
それにしても前回の様子から
屋台が好評だったのは
なんとなくわかってましたが
良い感じになってましたね。
三日月堂の屋台の他にも
お隣の茶店のコーヒーや
お肉屋さんのコロッケなども
販売を開始していましたし
好循環だったのではないかなと。
三日月堂が繁盛するだけでも
喜ばしい事ですが
あかりさんとしては
周りの店も一緒に繁盛するほうが
より嬉しい事だと思いますしね。
それにしても何故か文房具屋さんが
スーパーボールすくいを
出していた事も面白かったですが
お隣の茶店「カトレア」の店主が
よいパンチだったなと（笑）
明らかに客商売として
出てきていいか悩む風貌に加え
さらに腕を組んで咥えタバコと
本当に良いキャラしてるなと。
おばさんなのか
おばあさんなのかは
正直なんとも言えませんが
何度見ても面白いので
これからも出てきてほしいものです。
そんな感じでなんともほんわかして
面白い回でしたが
次回も同じような感じになるのかも。
ラストにあかりがお礼もかねて
カレーライスを作ってくるらしいですし。
正直川本家のカレーは
滅茶苦茶美味しそうなので
職人たちがああなるのも
よく分かる気がします。
ともあれ予告には
”つづく”とありましたので
おそらく次号は休載になるかと。