2022年11月16日発売の
週刊少年サンデー 2022年
51号に掲載されている
葬送のフリーレン 第104話の
ネタバレ&感想になります。
第104話 墓参り
内容ネタバレ
日の光を浴び目を覚ました
デンケンは部屋を訪れた神父から
ここは教会の一室であると
説明を受けることに。
どうやらデンケンは
三日もの間眠っていたらしく
神父はグリュックを呼ぶため
部屋を後に。
そして残されたデンケンは
窓の外に見える光景を眺め
自分が勝った事。
そしてヴァイゼに
帰ってきたのだと
改めて理解するのだった。
部屋を訪れたグリュックは
フリーレンから話は
すべて聞いていると言い
改めてヴァイゼを救ってくれたこと
について礼を述べる。
その言葉に対しデンケンは
自分一人の力ではありませんと言い
グリュックはそうだったな。
いい友人に恵まれたなと
嬉しそうに返していた。
一方その頃療養中の
フェルンとシュタルクの元に
フリーレンが顔を出していた。
未だベッドから出られない
フェルンをよそにシュタルクは
既に腕立てができる程
回復しているらしく
フェルン達は化け物を
見るような目で見ていた。
ただフリーレンによると
アイゼンだったら
このくらいの怪我なら
翌日には大岩担いで
スクワットしていたとの話が。
その事にハイターも
ドン引きしていたらしく
その話を聞いたフェルンも
同じくドン引きしていた。
フェルンは自分の治療が
まだまだかかることを詫びるが
フリーレンはむしろ
のんびりできてありがたいと語る。
この街には半世紀前に
普及していた魔導書や
魔道具が売っているからねと。
もう手に入らないと思っていた
暗黒竜の角もあったらしく
嬉しそうに見せる一幕も。
たまにはこんなのも悪くないと
笑みを浮かべたフリーレンは
部屋を後にする際に
二人に声をかける。
二人共今回はよくやってくれた。
きっと二人がいなかったら
勝てなかったよ。
そう褒められた二人は
嬉しそうにその言葉を
受け入れるのだった。
それから幾日が経ち
フリーレンは快復した
フェルン達と共に
ヴァイゼの街を満喫していた。
十分羽を休めた一行は
デンケンとの挨拶を済ませ
グリュックの元へ訪れる。
ヴァイゼを発つと聞かされた
グリュックはいい頃合いだと語る。
あと数日すれば
帝都の使者が来て
慌ただしくなるだろうからな。
ヴァイゼの貴族達の悪行が
白日の下にさらされる。
私も含めてなと。
その割には嬉しそうだと
フリーレンに言われ
グリュックは私が
デンケンに頼んだのだと語る。
ようやく正義が
成される時が来たんだ。
これほど嬉しいことはない。
これもお前がデンケンと共に戦い
ヴァイゼを救ってくれたお陰だ。
感謝していると。
その言葉を聞いたフリーレンに
本当に?と尋ねられたことで
グリュックはフリーレンが
マハトの記憶を見たと
言っていた事を思い出し語る。
マハトの死を恨むつもりはない。
悪党の最期だぞ。
華々しく散れたんだ。
君がヴァイゼを
黄金郷から戻さなければ
あの最期はあり得なかった。
もっと悲惨な最期を
遂げていただろうさと
改めてフリーレンに感謝していると
礼を述べるのだった。
グリュックは見送ろうと言い
デンケンも呼ぶと話すが
フリーレンはもう挨拶は
済ませましたと
その申し出を断る。
それに墓参りの
邪魔をするのも悪いかなと。
その頃デンケンは
妻の墓の前にいた。
そして墓前にて亡き妻
レクテューレに語り掛ける。
・・・レクテューレ。
俺は最後まで、醜く足掻いたぞと。
”思い出に包まれた世界で”
”老魔法使いは追憶する”
”今は亡き愛する人の面影を”
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回で完全にこのシリーズも
終わりを迎えましたね。
戦い自体は前回で終わってましたが
その後始末というか
フリーレン達が旅立ったところで
綺麗にまとまった気がします。
恐らくこれでデンケンは
当分の間出てこないでしょうけど
やることは全てやり切ったので
もう思い残すことはないだろうなと。
そんなデンケンですが
あくまで順当にいくならばですが
ヴァイゼの領主に
なる可能性が高い気がします。
亡くなっているとはいえ
グリュックの娘を妻にしていた以上
継ぐことについては
何の問題もないと思いますし。
さらに言えば今回の原因でもある
マハトを討ち取っていて
さらに一級魔法使いという
ネームバリューもあるわけですしね。
ただでもデンケンが
その道を選ぶかどうかは
正直何とも言えないところなので
あくまで順当にいけば
という感じですが。
それはそうと相変わらず
シュタルクの回復が
化け物じみているなと。
その師匠であるアイゼンも
またハイターがドン引きするような
情報が明らかになりましたし
戦士というのは一体
何なのか気になる所です。
アイゼンだけなら
種族固有とでも言えばいいのか
ドワーフだからじゃないかと
納得できるんですが
シュタルクは人族ですしね・・・。
まあ、恐らくはあの師弟が
おかしいのだとは思いますが。
ともあれフェルンも快復して
一行は旅立ちを迎えましたので
次回新たな展開になりそうです。
今回のようなシリーズものになるのか
それとも単発になるのかは
正直何とも言えないところですが
どちらにしても楽しみですね。
そんな気になる次回ですが
次号は休載で続きは
12/7発売の新年2・3合併号にて
掲載予定とのこと。