2023年1月4日発売の
週刊ヤングジャンプ
6・7合併号に掲載されている
キングダム 744話の
ネタバレ&感想になります。
第744話 雁門兵
内容ネタバレ
李牧の首を狙う倫玉と
李牧を助けにきた傅抵。
二人の戦いはわずかに
倫玉が優勢に進めるが
馬風慈が立ち塞がる。
馬風慈の馬南慈譲りの武力は高く
倫玉も吹き飛ばされる程だったが
そこへ黒桜の矢が襲い掛かり!?
黒桜の矢は惜しくも
腕で防がれたものの
倫玉にとってその隙は大きく
反対に吹き飛ばすことに成功する。
しかし馬風慈は
その腕の怪我をものともせず
馬を操り体勢を立て直していた。
倫玉は馬風慈を放って
李牧を狙おうとするが
傅抵が再び立ち塞がる。
傅抵は告げる。
てめぇらの負けだ。
こっちは味方が増え続けて
そっちは手詰まりだろうがと。
それに対し倫玉がそれはどうかなと
笑みを浮かべた瞬間
満身創痍で動けないはずのゼノウが
次々と趙兵を蹴散らし
李牧の元へ向かおうとしていた。
それを見た傅抵は
なぜあれで動けるのかと舌打ちするが
馬風慈は大丈夫だと告げる。
今ここには”雁門兵”が多い。
かつての”雁門の救世主”
李牧様を守るためなら
我らは喜んで命を捨てる。
匈奴をはねのけた俺達からすれば
こんな化け物一人防ぐのは
容易いことだと。
その上でこちらの騎馬の大隊が
近づいて来ている足音も聞こえると言い
化け物は引き受けるから
倫玉を任せると傅抵に頼むのだった。
李牧の居る地より左方
飛信隊対楽彰軍。
楽彰軍に対し飛信隊は
横撃に成功したものの
崩すまではいけず
李牧を討ちにいくどころでは
なくなっていた。
敵将である楽彰が前に出て来れば
討ち取るなどして打開できるが
前に出て来る気配もなく
李牧を守るために飛信隊をここに
足止めしようとしているのは明らかだった。
思うようにいかない状況の中
信は何故か近くに
砂鬼一家がいることに気づく。
砂鬼一家は孤立しており
信は那貴に援軍に行けと指示するが
楽彰はそれを見て
さらに隊を繰り出す。
その隊は羌瘣が警戒する程に
強兵らしく信は舌打ちしながら
やっぱりここの足止めで
精一杯であると考えていた。
正直李牧はこの手で討ちたかったが
そう言ってられる状況じゃねェ・・・。
マジで急げよ 桓騎。
お前が李牧を討たねェと
俺達は負けると。
李牧の居る地から右方。
楽華軍対瞬水樹軍。
蒙恬は相手が李牧の片腕である
瞬水樹であることから
この男だけは決して李牧の元へ
行かせるなと奮闘していた。
しかし桓騎の方は未だ乱戦中らしく
さらに多方面から趙軍が
続々と集まっているとの報告が。
蒙恬はその報を受け
歯を食いしばり思いを馳せる。
急げ 桓騎将軍。
この奇襲が失敗したら
俺達はもう次の手はないんだ・・・と。
一方その頃李牧は
助けに来た者達に肩を借り
この場から離脱すべく
馬に乗ろうとしていた。
しかし何かが
近づいていることに気づき
そちらへと目を向けるが
そこには馬を駆り
剣を構えた桓騎の姿が!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
中々に白熱してきましたが
どこもかしこも手詰まり感が
出て来たように思えます。
倫玉・黒桜・ゼノウも
傅抵・馬風慈に。
飛信隊は楽彰軍
楽華は瞬水樹と
見事に抑えられている感じ。
同時に相手を押しとどめていると
言えなくもないんですが
結局李牧を討ちとらない限り
どうやっても負けなので
やっぱり後がないのは桓騎軍かと。
元々兵力に差があるのもそうですが
今回に関しては時間は
間違いなく趙軍に味方してますからね。
味方が続々と集まってきている以上
不利になるのは桓騎軍ですし。
というよりも奇襲というのは
防がれた時点で負けですからね。
なんにしても桓騎自ら
李牧の首を取るべく動いているので
それが上手くいくかいかないか次第で
この戦いの結末が決まるかなと。