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君は008 最新 第235話 ネタバレ&感想 ティティアの最期とファントムの真実

2023年1月18日発売の

週刊少年サンデー 8号に

掲載されている

君は008 第235話

ネタバレ&感想になります。

 

第235話 泣くほどに哀終

内容ネタバレ

 

最期の瞬間エイトと目を合わせた

ティティアは別の世界にいた。

 

その世界にはエイトの姿もあり

彼はしくしくと泣いていた。

 

ずっと他人のために

泣いてきたティティアだが

自分のために泣いてくれる人は

彼が初めてだった。

 

この悲しみの連鎖を

誰かが断たなければ・・・と

謝るエイトに問いかける。

 

怒りのアンガストは私が死んだ時

本当に怒らないでいられたかしら?と。

 

その問いにエイトは

多分、あの人には無理だったと

思いますよと語る。

 

でも怒りの感情しか無かったとしても

怒りの感情にも種類があるんじゃないかな?

 

「人の為に怒る」・・・

きっとその先には人の”情”が

宿ると思うんです。

 

だって”情”は生命にとって

不可欠なものだから・・・。

 

どんなに消し去っても

どこかに逃げ道を見出して

また生まれてくるんだ・・・。

オレはそう思うと。

 

その言葉を聞き

ハッとしながらティティアは

そうかもしれないわねと

笑みを浮かべるのだった。

ティティアを手にかけた

エイトはその一撃が限界だったのか

タイブレードが形を保てず

折れてしまっていた。

 

そんな彼に対しファントムは

この一件がトラウマになることを危惧し

優しい言葉をかける。

 

これは任務のための殺しであり

忘れろとは言わん。

 

だが今は他の仲間を

救うことに集中するんだと。

 

しっかりと前を向いたエイトを見て

ファントムは自分が思うよりも

タフな奴らしいなと安堵するが

エイトは改めて決意を語る。

 

これ以上不幸な人間を増やしたくない!

ドグラ・マグラも含めてです!と。

 

その言葉にファントムは

やはり閑真の子かと笑みを浮かべ

エイトと行動を共にすることを決める。

 

そして連れ立って先を急ぐ中

ドグラ首領について語る。

奴こそがオレの心を破壊した張本人だと。

 

あいつは人の脳に入って来る!

そう・・・奴はオレを操り・・・

オレの部下達を一人ずつ殺していった・・・

このオレの手で!と。

 

その時の事を思い出したせいか

錯乱しかけるファントムを心配し

声をかけるエイトだが

突然ファントムが独り言を言い始める。

 

本当に大丈夫なのかと不安になるエイトだが

どうやらファントムは誰かと通信中らしく

脳に埋め込んである通信機

”マインドデバイス”を使用しているとの説明が。

 

その相手とはアララギだったようで

指令を受けたファントムは予定変更し

地下へ向かうと告げる。

 

どうやらアララギは

何らかの秘密兵器を渡したいらしく

今、この学校で生きたまま

地下へ行けるのはファントムしかいないと。

 

攫われたみんなを見捨てる気ですか!?と

納得いかないエイトに対し

ファントムは告げる。

 

あの男はずる賢くいけ好かなく

決して信用できないが信頼は出来ると。

 

奴の立てた作戦なら従う価値がある

・・・そうだろ?と言われ

確かにと納得するエイトに

ファントムは持って行けと

自身のタイブレードを渡す。

 

オレの念が込もっている・・・

きっと役に立つと。

 

受け取ったタイブレードは

瞬く間にエイト自身の

ブレードの形状へと変わり

それを最後に二人は

それぞれ別方向へと向かうのだった。

一方その頃、シックボーイは

首領の言いつけを破り

誰か良い相手がいないかと

勝手に歩き回っていた。

 

その期待に応えるかのように

ドグラ兵を倒しながら

かなりの速度でこちらへと向かってくる

何者かの存在に気づく。

 

強者の予感を感じたシックボーイは

嬉しそうに先制攻撃を仕掛けるが

そこにいたのはあやめだった。

 

当てが外れたとばかりに

近くに君らの先生はいるかなぁ~?

教えてくれたら苦しまずに殺してあげると

脅しを以て問いかける。

 

しかし当のあやめの反応は薄く

予想外の反応にたじろぐシックボーイに対し

目が据わった様子のあやめは逆に問いかける。

なに?やるの?やらないの?と。

 

シックボーイはもうちょっとこう

ヤバげな反応は無いの?と問いかけるが

あやめは真っ向から否定し告げる。

無いわ!エイト君の所へ行く邪魔よ!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

前回のラストの描写通りの結末となった

エイト達の戦いでしたが

思っていた以上にエイトが

落ち込んでいないのは何よりかなと。

 

何も思っていないのではなく

これ以上不幸な人間を増やしたくない!

という思いが大きくなったんでしょうね。

 

まあ、でもエイトにとって

初めて自分の手で命を奪った相手ですし

これから先もずっと

彼の記憶に残り続けるんだろうなと。

 

それはそれとしてアララギの指令を受けて

別行動を取ることになったファントムですが

秘密兵器って一体何なんでしょうね?

 

こんな状況だからこそ

必要な物なんでしょうけど

正直全く予想できないだけに気になる所です。

 

殺しても死なない首領に対する物なのか

それとも学院を取り返すに当たって

役立つ物なのか・・・。

 

それはそれとして

ついに動き出したシックボーイですが

どうやらその相手となるのは

あやめになりそうですね。

 

シックボーイはなんか

拍子抜けしたっぽいですが

今のあやめはぶっちゃけキレてますし

一体どうなるのか分からない

怖さがある気が・・・。

 

エイトの元へ!

その一心で急いでいるんでしょうけど

あのシックボーイを相手に

一歩も退かない様子を見るに

かなり面白い戦いが見られるかも。

 

ただ気になると言えば

欄外の予告にあった一文。

「4人目のクアドロ出現!?」

 

これが誰なのかは分かっていますが

この状況でもう一人も動き出すとか

一体誰が相手にするのかも含めて

どういう展開になるのか楽しみです。

 

それはそれとして今回で

八十一号連続で大増Pらしいですが

本当にどこまで行くんでしょうね・・・。

 

普通の作者ならば大丈夫なのかと

心配になるところですが

ここまで続くと逆にどこまで行けるのかと

ちょっと期待している自分がいます。

 

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